塩分45%カットでも旨味はそのまま!ヒゲタ『減塩しょうゆ 本膳』が密封ボトルになって新発売!

 

健康を意識すると、カロリーや糖質と並んで耳にするのが食塩。塩分の摂り過ぎが健康に支障をきたすからと、あらゆる料理の味を薄めにしている人もいるのではないだろうか。しかし、それでは美味しい料理を食べる楽しみが無くなってしまう。そんな時は、45%の塩分をカットして、なお旨味をふんだんに味わえるヒゲタ醤油『減塩しょうゆ 本膳』がおすすめだ。

 

飲み物のような旨味と減塩のバランス。酸味のないまろやかな口あたりが食材とよく馴染む

ヒゲタ醤油株式会社(東京都中央区)は、元和2年(1616年)に創業を開始し大正7年(1918年)に設立した日本を代表する超老舗企業。江戸時代より続く伝統的な醤油作りの技術をベースに、現代の技術を組合せた新商品を続々発売するなど、醤油業界を担い続けている。

同社のメイン商品は昭和63年(1988年)に発売された「高級割烹しょうゆ 本膳」。醤油の等級を示すJAS規格で最上位の特級を取得。さらに、特級の中でも最も旨味成分が多いとされる超特選を取得した自他ともに認めるフラグシップ商品だ。

この超特選「高級割烹しょうゆ 本膳」を現代のニーズに合った減塩タイプにしたのが『減塩しょうゆ 本膳』(200ml・希望小売価格 税抜267円・2019年2月4日発売)というわけ。「高級割烹しょうゆ 本膳」と同じ超特選の豊かな旨味を保ちつつ、通常のこいくちしょうゆ(食塩分17.5%)と比べてなんと45%もの食塩分をカットした身体に優しい商品だ。

酸味料を加えない製法により製造された超特選醤油

先行して360mlの瓶タイプは売られているのだが、本商品では容器が密封ボトルとなり、より家庭でも使いやすくなった。押し出し式のやわらかなボトルなので、1滴から注ぐ量を調整できるため使い勝手も良い。小皿などに少しだけ出して使うのも簡単。

色はかなり薄め。柔らかい香りが広がる

密封ボトルになった最大のメリットは、酸化しづらくなったこと。瓶タイプは使えば使うほど容器の中に空気が入り酸化して風味が飛んでしまうが、密封ボトルは空気がほとんど入らない構造となっているので酸化を防止し、長期間美味しい状態をキープすることができる。

短期間で使うなら内容量が多くコスパの良い瓶タイプがおすすめだが、比較的長期間使う場合には、密閉ボトルの200mlの方が最後まで美味しく風味を楽しむことができる。今回はシンプルに豆腐にかけて味や使い勝手をリニューアル前のビンと比較してみよう。

左:リニューアルした密封ボトル 右:リニューアル前のビンタイプ

まずはリニューアル前のビンタイプから。料理中にたっぷりと入れたい時は便利だが、少量かけるのには残念ながら向いていない。たくさんかけてしまうと減塩の意味も無くなってしまうので注意したいところ。

豆腐をカットし、口の中へ。顔に近づけると醤油特有の香りが鼻孔を刺激する。この時点ですでに減塩タイプらしい香りを感じる。

醤油の旨味が無駄に後を引かない。キレのよさもまた超特選

パクリと食べると、舌の上で旨味が爆発。あくまで豆腐をメインに食べているはずなのに、醤油と一体になったかのような馴染んだ味わいが口中に広がる。食塩の辛さはほとんどなく、ほんの少しだけ酸味が効いたアクセントを楽しめる。

 

つづいては密封ボトルの『減塩しょうゆ 本膳』。瓶タイプと違い、容器を押せばその分だけ醤油が出てくるので1人前でも量の調整が簡単。しかも狙ったところにかけることができるので、ストレスなく使うことができるのが嬉しい。

大さじ1杯あたりのエネルギーは17kcal、塩分は約1.2g

これまでの減塩しょうゆは、塩分カットしたことによる塩味の物足りなさを酸味料を入れて補っているので酸っぱくなりがちだが、リニューアルした『減塩しょうゆ 本膳』は、酸味料を使わない製法で製造することで、お醤油のうま味を楽しめる美味しい減塩しょうゆに生まれ変わっているそう。

開封したてということもあって見た目は両者に明らかな違いはないが、確かにこちらは酸味を一切感じない。丸い口当たりで、素材の良さを引き立てるようなポジションを確立している。

ちなみに、自宅にあった特級の醤油と比較すると味の差は歴然!旨味があるって素晴らしい

減塩でも満足できる旨味の宝庫『減塩しょうゆ 本膳』。味わいも良く、使い勝手の良さも感じられる1本だった。

全国のスーパー、オンラインストアで発売中。

 

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森脇 学: