調理に欠かせない砂糖。一般的に1㎏で売られていることが多く、袋に入っているままのことが多い。そのままでは使いづらいので詰め替えたり、袋を輪ゴムで留めたりしていたもの。そんな砂糖にチャック付で保存に便利なボックスタイプのそのまま使えるシリーズ『ボックスシュガーミニ』が登場しているのはご存じだろうか。そこから風味が美味しい『ボックスシュガーミニ きび砂糖SPECIAL』が登場した。
詰め替え不要!ありそうでなかったチャック付!
日新製糖の定番商品である砂糖。白砂糖をはじめ、グラニュ糖、三温糖、きび砂糖、黒砂糖、中ザラ糖、コーヒーシュガーなど数々の砂糖を取り扱っている。そのほとんどが袋にそのまま入っているパッケージであった。2016年秋に新たなパッケージとして登場したのが『ボックスシュガーミニ』。少量を使い切りたい、立てて保存したい、など様々な客のニーズから生まれた商品だ。すでに「白砂糖」と「グラニュ糖」が発売されている。そのシリーズに今回新たに仲間入りしたのが『ボックスシュガーミニ きび砂糖SPECIAL』(300g・希望小売価格 税込346円・2018年2月発売)だ。
使い切りやすい少量タイプ
ライフスタイルが多様化する中で、求められてくるのが「使いやすさ」。「ボックスシュガーミニ」の良いところは、砂糖の量が少なくなっても最後まで倒れないボックス型であること。詰め替え容器の代役を最後までつとめる。また、チャック付がやはりうれしい。今まで輪ゴムで縛ったり、テープで留めていたりしたが、チャック付であることでその手間がなくなる。そして、何と言ってもコンパクトなので収納に便利。詰め替えをしていた頃は、残りをどこかにしまっておかなければならなかったがこれ一つで出し入れ出来る。
核家族化が進み、いつでも食材が手に入る現代において大容量である必要が少なくなってきているもの。砂糖は温度や湿度の変化で固まることもあり、1~2カ月で衛生的に使い切りたい、少しだけ使いたいというライトユーザー向きの300g。ちなみに白砂糖とグラニュ糖は400gで発売中。
片手でサッと持ち運べる手軽さ
縦10cm×横8cm×奥行6cm。ボックス型であることで、片手でも持ちやすい。サッと出して使えたり、移動が楽なのだ。キッチンの調理台で使いたい時にすぐに使え、コンパクトに置いておくことが出来るのがやはり便利。引き出しやラックなど様々な場所に置け、隙間などにも収納しやすい。
外側は袋。中にボックス型をキープする為の厚紙が入っている。
ちょっとぜいたくなきび砂糖を使ってみよう
『きび砂糖SPECIAL』は、通常の「きび砂糖」と違い、国産100%の厳選された原料とこだわりの製法で仕上げた風味豊なちょっとぜいたくなお砂糖だ。料理やお菓子に使いやすい粉末状で、サッと溶けやすい。白砂糖やグラニュ糖と同様にあらゆる料理、お菓子やパン作りに。また、コーヒーなどにも幅広く使える。
記者は、砂糖やきび砂糖をその時によって使い分けたりしている。きび砂糖は煮物など、コクをプラスしたい時などに使うことが多い。小さじ1杯程度のきび砂糖をちょっと加えるだけで、味に奥行きが出たりする。
電子レンジで簡単&美味しい!『きび砂糖SPECIAL』を使ったプリン
そんな『きび砂糖SPECIAL』を使った簡単レシピをご紹介。電子レンジで作れる簡単プリン。いつもの白砂糖やきび砂糖を、『きび砂糖SPECIAL』に変えて作ってみよう。カラメルソースもきび砂糖で作っている。
作り方はとても簡単。卵、牛乳、『きび砂糖SPECIAL』を混ぜ合わせて、ココットに流し入れるだけ。
あとは電子レンジで加熱をして、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
カラメルソースも同じく電子レンジで作れる。
出来上がったプリンにカラメルソースをかけて出来上がり。ココットやマグカップで作ることでこのまま食べることが出来るので、洗い物も少なくとても簡単。
シンプルな材料なので、素材の美味しさがちゃんと感じられる。『きび砂糖SPECIAL』を使用したことで、いつものプリンがまろやかな風味に。滑らかな食感と優しい甘さが美味しい。カラメルソースも本来は白砂糖で作るが、今回は『きび砂糖SPECIAL』を使用。こちらも柔らかく香ばしさのある風味になる。いつもの砂糖をちょっと変えるだけでも、味に変化が出てその美味しさを楽しめる。普段「きび砂糖」を使用している人でも『きび砂糖SPECIAL』に変えればさらに風味はくっきりと。
今後に期待!チャック部分にもう少し工夫が欲しいかも…
実際に「ボックスシュガーミニ」を使ってみるとやはりとても便利。計量スプーンなども、出し入れしやすく。砂糖の中に埋まってしまうこともない。ただし摺り切りにしたい場合は少し注意が必要。チャックの部分に砂糖がついてしまうとしまりにくくなる。ボックスの上部(耳の部分)はピョンとなったままなので、見た目はイマイチかもしれない。
強いて言うならば、チャックが細く、やや弱いのでしっかり閉じておかないと開いてしまっていることがある。記者の祖母などもそうなのだが、このチャック付袋のチャックの部分が細くて使いづらいというユーザーもいる。高齢者は指先が痛かったりと、何かと細かな作業がしづらいようだ。そういった意味では、チャックの部分をもう少し太めにするなど、弱い力でも扱えるようになれば、子供からお年寄りまでさらに使えるシーンが増えるような気がした。
今までなぜなかったのだろう!? とも思うが、このちょっとした使いやすさやアイデアが現代人の生活には必要。コンパクトになった『ボックスシュガーミニ』をぜひ試してみて。全国のスーパーや小売店で発売中。