南アフリカでは、男性が女性たちに襲われて暴行、DNAを奪われるという事件が頻発している。DNAが…というとSFチックに聞こえてしまうのだが、要は「種」を求めた犯行のこと。
先月28日、アフリカ最大のニュースサイトニュース・グルーが報道したところによれば「一人の男性が女性4人がかりにより拉致された」という。
南アフリカ共和国ジンバブエ在住の男性(20代)は先月17日、仕事帰りのところ路上で鈍器のようなもので殴られて昏倒。その後、意識を取り戻したが、目の前の女性にわたされた飲料水を飲むと、再び意識を失ったという。
その後、もともと歩いていた場所から遠く離れた路上で、服をまとわぬ状態で捨てられていることに気づいた。また、下腹部あたりにも傷がいくつかあったという。この男性によれば「女性たちにより“DNA”を採取された」と、警察に主張している。
現地ではその主犯と言われる女が、証拠を持っているところが目撃されている。男性たちの“DNA”がたっぷりと入った“明るい家族計画”を30いくつも持ち、自慢している姿だったという。この男性以外にも被害者が多くいることが伺える。
女たちによるDNAの採取は妊娠などのためではなく、南アローカルでの呪術的なものと見られており、それを沢山持っていることで富と成功が得られるという迷信があるとのこと。そんな黒魔術のために男性たちが“狩られて”いるわけだ。
現地の新聞は「迷信のために罪のない男性たちが辱めを受けている」と批判。日本国内でも学生旅行などで南アに訪れる男性は増えており、要注意だ。
文/関本尚子