ピアスの穴に、耳飾りのかわりにペットの蛇を入れた女性が話題になっている。入れただけならまだいい、しかも蛇が抜けなくなってしまったのだ。吉高由里子さん主演で映画にもなった、金原ひとみさんの小説「蛇にピアス」のリアル版だ(身体改造の内容もあることから、そんなに遠くないはず)!
米国放送のBBCによれば、オレゴン州に住むアシュリーさんがこのトラブルに巻き込まれたのは1月23日のこと。もともと大きめのホールをあけていた彼女、新しいピアスの購入などを考えながら、ペットの蛇と遊んでいた。
そんな彼女の頭をふとよぎったのは、この蛇を耳に入れたらどうなるんだろう…と。いやは止しておけばいいのに。というわけでさっそく入れ、スマホでその写真を撮って喜んでいた。
だが、先に言ったとおりに抜けなくなってしまったのだ。彼女は結局、そのまま緊急治療室に運ばれることになる。さてどうやって蛇を抜いたのか、まさかぶった切ったわけじゃ…、もしかして耳を切ったとか…? 答えは安心。医師の機転で潤滑油を使って抜いたのだった。
蛇は無事だったもの、全世界の動物好きから彼女には批判殺到。アシュリーさんは現在はすっかり反省しており、「私はとんでもない過ちをすることに気づいたのも、すでに手遅れ後だった」などと、メディアに対してコメントしている。
文/高野景子