以前から「怒らせたら一番怖い飲食店はなにか?」という問いがSNSで話題になっていたが、ついに答えが出たようだ…。それは「カレー屋さん」だとしてネット上で大きな話題になっている。というのもインド料理店でシェフに唐辛子をぶっかけられた男性が失明せんとする事件が起きたからだ。
1月21、英国ウェールズで事件は発生。被害者のデビッド・エヴァンスさんは妻とともに美味しいと評判の近所のカレー屋を訪れた。しかし、エヴァンスさんの舌にはあわなかったため、「シェフに直接文句を言ってやる」と激怒。
その言葉通りにキッチンまでクレームを言いにいき、シェフのカムルル容疑者と口論になってしまった。激昂した容疑者は近くにあった唐辛子のボウルをつかみ、そのままエヴァンスさんの顔に香辛料を叩きつけたのである。
エヴァンスさんの悲鳴は店内に鳴り響き、妻や周囲の人の通報ですぐに救急車で運ばれ、また警察もかけつけた。被害者は病院に運ばれて、眼球の洗浄などが行われたようだが、いまだに視力は戻っていない。
警察の取り調べに対してカムルル容疑者は、「18年間料理を作ってきて、自分の作る料理にケチをつけられたのははじめて。その腹立ちまぎれに暴行した」と説明している。
エヴァンスさんは気の毒という他ないのだが、この事件を聞きつけたネットユーザーたちは「やはりインド料理が最凶だったか…」「唐辛子を武器に使うとは、予想の上をいった」「あとは勝てるのは薬膳ぐらいか」といったコメントを出し合い、やんやと喜んでいる。
「キン肉マン」の残虐超人カレクックを彷彿とさせる今回の事件、なんにせよ、カレー屋さんでクレームは言わないほうが良かったり?
参照 YouTube
文/関本尚子