デブ専の彼氏のために、体重を300kgまで増やした女性が話題になっている。なんという身をけずった、いや身を太らせた究極の奉仕!
■彼氏のために相撲取りの2倍の体重へ
この女性はアメリカ・ネバダ州在住のパティ・サンチェスさん(51歳)。横綱・白鵬の2倍の体重をもつ彼女、太り始めたのは、1991年の離婚で過食気味になったのがきっかけだった。だが、問題はその後だ。
当時紹介されて付き合った男性が、いわゆるデブ専。しかもぽっちゃり好き程度ではない、究極レベルのデブ専だったのだ。このボーイフレンドは彼女を太らせるため、デートはいつも高カロリーな飲食店。当時、サンチェスさんは毎日1万3000キロカロリーも摂取することになり、またたく間に、激太り。
■乙女心で太った究極奉仕
しかし、それでも彼女は食べるのを止めなかった。海外メディアに対してそのわけを「いつも会うたびに、暴食する私を微笑ましく眺めてくれたの」と語っている。だが、そんな乙女心がアダになったのだ。
■医者の「このままじゃあんた死ぬで」で決意
医者らはそんなサンチェスさんの生活を「ゆっくりとした自殺」と表現。当然ながら身体への悪影響も出てきた。
現在は周囲や特に2人の息子が心配し、彼女を説得してついにそのボーイフレンドと別れさせることに成功。1日3000キロカロリーに食事制限し、緊急ダイエット。状態は少しずつよくなっているという。
このエピソードをめぐり、海外のネットユーザーたちも大きな衝撃を。なかには「その彼氏、彼女を食べるためだったのでは」なんて注文の多い料理店的なコメントもでる始末。人気マンガ『東京食種』でもそんなシーンありましたしね…。とりあえず、良かったですね!
文/関本尚子