ベジタリアン向け加工肉に人間DNA多数検出 菜食主義者らにカニバリズム・ショック?

ソーセージから「人」ってどういうことよ…。

ベジタリアン向けの野菜や大豆などで作られた「ノンミートソーセージ」とんだ疑惑が…。

ベジタリアン、ヴィーガンなどの菜食主義者が世界的に増加するなか、ショッキングな調査が明らかになった。菜食主義者向けの肉の入らない“肉もどき”のソーセージのうち、約2%から人のDNAが含まれたものが発見されたのだ。

牛や豚や鳥ならまだしも(?)、人肉が入っているというのは衝撃的。肉を食べていないつもりだったら、それどころではなかったわけだ。

■肉の入ったベジタリアン向け食品が意外に多い…

これは米国の商品調査のスタートアップ企業「Clear Labs」によるもの。同団体が国内のベジタリアン向けのノンミート・ソーセージを調べたところ、約10%程度には、入っていないはずの鶏や豚などの獣肉が含まれていた。これだけでもベジタリアンの人たちを裏切る結果となっている。

ソーセージから「人」ってどういうことよ…。

■人肉が入っているわけではなかった?

そしてこの肉もどきのソーセージのうち、約2%のサンプルからは人のDNAが検出されたのだが、正確に言えばかろうじて“肉”ではない。人の髪の毛や爪などが混入してしまっていたということだ。それなら良かった!? いや、十分まずいだろう。

■手作り食品ならばDNAも混入しやすい

またベジタリアン向け食品のサンプルの多くから、同様にして人のDNAが検出されている。とはいえ、逆に言えば人がしっかりと作っている手作り食品であることなどがその理由。海外メディアなどはショッキングに報じているが、人がその手で作れば、まあ混入することもあるだろう。

お母さんやおばあちゃんの作った塩おむすびだって、分析すればDNAと愛情が入っているのだ!

文/関本尚子

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