イケメンは就職面接で不利、大学研究で判明  男前だとモテても就職できない危険性

イケメンじゃない男性は大勝利? イケメンは就職面接で不利だった!

米国メリーランド州立大学の研究が、大きな話題を呼んでいる。就職面接を受ける際、男性的な魅力がある人物は不利だというのだ。見た目の良さはすべての成功につながっていると言われていたが、特定の場合においてはそれに反していたのだ。

この研究は、専門誌「組織的行動と意思決定過程研究(in the journal of Organizational Behavior and Human Decision Processes)」に発表されたもの。

■顔がいいだけでライバル視、そしてハジかれる!

研究によれば魅力的な男性は“仕事ができる”と見えてしまい、それゆえに男の雇用者側にとって競争相手と感じられてしまうという。つまり“コイツが入ってきたら、俺負けちゃうかも”と、イケメンは面接官に勝手に思われてしまうというわけ。

ちなみに女性は逆。魅力的な女性は競争相手とは思われないようで、根深い偏見“ブロンド美人はおバカさん”というのがあるようだ。

■イケメンは有能、という偏見があった!

同研究の執筆者の一人である、マルコ・ピテサ(Marko Pitesa)助教授によれば「イケメンはそうでない男性たちよりも競争相手として常に見られてしまうのです」とのことで、また「男性女性をとわず、イケメンは有能という認識がある」という。

魅力あふれる男たちはルックスの良さによる逆説的な偏見を持たれているということだ。就職が上手くいっていないというあなた、イケメン過ぎるからかもしれませんよ…。

文/関本尚子

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