篠田麻里子様うなった東京拘置所グルメを実食レポ! プリズン牛丼、網走刑務所ビーフ弁当が絶品すぎ!

東京拘置所は東武線小菅駅が最寄り。

■マリコ様のプリズンカレーにファン殺到

本日10月4日、東京都・小菅の東京拘置所で「第3回東京拘置所矯正展」が開催、。開会式に元AKB48の篠田麻里子さんが登場、テープカットを行った。マリコ様はネットでも話題になったプリズンカレー(刑務所咖喱)、などを見て回り、そののち「マリコ様のアイビーム(視線)をあびたカレー!」として来場したファンが殺到している。

実際この拘置所矯正展には、多くのグルメ屋台が出店されており、マリコ様ファンにかぎらず、多くの来場者が舌鼓をうっていた。

日刊スポーツ新聞社がAKB新聞を物販。マリコ様表紙号が完売。

■マリコ様、臭い飯も見学なされる

中でも人気があったのは、やはりマリコ様の視線にさらされていた弁当。しかもこれ、いわゆる“臭い飯”と言われる、刑務所と同じ白飯7麦飯3のごはんが盛られている。カツがのって350円というリーズナブルな価格のため、早い時間に売り切れとなっていた。

刑務所仕様のごはんで作られた弁当。食べたかった!

■網走刑務所和牛弁当が絶品!

筆者がありつけたのは、“ムショフェスマニア”からプッシュされていた和牛弁当、1000円だ。しかもただの和牛ではない。網走刑務所で育てられたA3の肉を使用して作られている。「刑務所物産のなかでも網走の和牛は絶品とは、一部でよく知られた話」(マニア氏)とのこと。

草の上でなんかすいません。東京駅の新幹線ホームの弁当超えのうまさ。

フェス会場の広大な芝生地のうえで(あまりに牧歌的な雰囲気なので、矯正展ではなくあえてフェスと呼ばせて頂きたい)、この網走刑務所和牛弁当を食べてみたのだが、絶品! 

ステーキは適度に脂がのって、肉のむっちむち感も楽しめる。ソースはジュレになっている。また牛そぼろも上品な味付けで、肉の旨味がしっかり伝わってくる。これらがご飯となじんで、本当に美味いのだ。

松屋さん、すごいイベントに出店しますね。

■松屋がプリズン牛丼を発売してた!?

またびっくりしたのは、牛丼チェーン松屋、築地銀だこ、ラーメンチェーン珍来のケータリングカーが出ていたことが。松屋はプリズンカレギュウ、プリズン牛丼を提供! スタッフさんに「プリズン牛丼ください」と言うと「いえいえ、ふつうのプレミアム牛丼ですよ!」とのこと。

おお、看板をよく見ると、たしかに「プリズン」ではなく「プレミアム」だった、ガーン。仕方ないのでカレギュウを注文して食べた次第。隣では小学生ぐらいのお子さんを連れた家族が、プリズンカレー、焼きそばに舌鼓。「悪いことしてるとここに入れられちゃうぞ」なんて話が聞こえてきて、なぜか、いつもよりカレギュウが辛く感じた次第。

またしても草の上ですいません。拘置所フェスで購入のカレギュウ。

関東の名物ラーメンチェーン珍来も。

他にも、松屋や銀だこのようにムショとは直接的に関係ない、浪江焼きそば、牛たんつくねなども出ており、美味しそうな香りが会場中に漂っていた。“塀の中”にその香りが届かないだろうけど、もしか嗅いでしまったなら、シャバっ気が出ちゃうだろうなあ。

受刑者がいけた花。

■矯正展の目的は?

各地刑務所の受刑者たちが作った家具や革製品などの直販などをみて、筆者は石鹸を購入。ムショフェスマニア氏に楽しかったと電話したところ、

「このフェスは、犯罪もできない小市民である我々が、その生き方を再確認する場。犯罪しなくてよかったと。そんな高みからの幸福感を味わえる、数少ない場所」とのこと。

いや、そんなこと思ってないけど…うーん。本当の矯正展の目的は、矯正行政や施設の運営に対する近隣住民の理解を深めるためのイベント。刑務官の方々に頭のさがる思いをする、職務内容の展示などもある。各地の刑務所で矯正展が開催されているので、みなさんも調べてみてくださいね。美味しかったり、考えさせられたりと、すごいイベントなので。

行政ブースは興味深いものが多数。
即売系は人気。
車屋さんのブースも。すげえクラウンですね…。

文/もぐもぐ取材班

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