水島新司先生の漫画にあやかったあだ名は「ドカベン」、本人も大食漢で知られていた。ジャンクフードが大好きで、砂糖たっぷりの炭酸飲料、スナック菓子なども愛好していたという。
スポーツ紙デスクは懐かしそうに語る。
「香川選手が現役を引退した後に、91年頃だったか、一緒に食べに行った店があるんですよ。それが東京神保町をはじめ都内に数店舗ある『キッチン南海』。黒いルーのカレーが有名で、大盛りのカツカレーを食べて、香川選手も『これは美味しいね、店の名前も僕にピッタリ』だと喜んでいました」
キッチン南海はカツカレーの元祖説もある洋食屋で、創業して40年以上。また香川氏やデスク氏は知らなかったようだが、創業者が本当に「南海ファン」だったからこの名になったとも言われている。
「本当に食べっぷりのいい人で、見てるこちらも釣られてたくさん食べてしまう。南海のカレーを食べてる時に、そんな香川さんのことを思い出して、本当にさみしくなりました」(前出・デスク)
讃岐うどんの通信販売や、居酒屋経営など、食にまつわるエピソードも多かった香川氏だけに、こんなことから故人を偲ぶ人もいる。あまりに早すぎる死だった。
文/鷹村優