直訳するなら「心臓発作」という店名の、米国ラスベガスにあるダイナー「ハートアタックグリル」。超高カロリーな、巨大ハンバーガーや、ラードで揚げたフライドポテトを出すことで知られている人気店だ。この店の非公式マスコットと呼ばれていた常連男性が、本当に心臓病で亡くなったことが判明した!
同店では6000キロカロリーもある、巨大&重層式のハンバーガーなどでおなじみ。この店にクリスマスをふくめ毎日通い、高カロリー物体を摂取していたのが、ジョン・アレマンさん(享年52歳)だ。店に来ては観光客などに、食べ方のレクチャーや同店のメニューの魅力をレクチャーしていたという。
同店はウェイトレスたちが医師のコスプレをしており、客は“心臓病のリスクを抱えた患者”となる(実際にコスプレも可)。アレマンさんは「患者のジョン」とよばれ、店からも客からも愛される存在だった。しかし、2013年2月に店の前のバス停で、心臓発作を起こして倒れ、そのまま帰らぬ人となったのだ。亡くなった時、アレマンさんの体重は82キロだったという。
ちなみに同店では、2011年にも29歳の非公式マスコットの男性が亡くなり(ただし肺炎なので関連性が不明)、12年には6000キロカロリーのハンバーガーを食べていた男性が、突然痙攣して病院送りになるなど、不幸続きだ。
ラーメン二郎のカロリーが1800から2000なんて言われていますが、まだまだ殉死したなんて話も聞かないし…やっぱりアメリカはすさまじいですね…。
文/鷹村優