しかし、ゴリラの格好をしている職員を見つけた獣医は、この訓練を知らされていなかったために、本物だと勘違い。動物逃走時に使用する麻酔銃で男性を撃ってしまった。動物用の麻酔銃は口径が大きく、また薬剤の種類も量も強いことが多い。
人間には強すぎて使えないエトルフィンとアセプロマジンを混合している場合もあり、人間がこれを打たれた場合は、最悪死にいたる場合もあるという。
だが打たれた職員は、現在はスペインの病院に運ばれ、快方に向かっているというので一安心。しかし打たれたゴリラのぬいぐるみ、たしかにちょっと怖いため、誤射してしまう気持ちはわかるような気も。
文/編集部