「週刊文春」により故・飯島愛さんとの関係が報じられるなど、いまだ収束を見せていないCHAGE and ASKAのASKA(本名:宮崎重明)容疑者(56)の逮捕劇。覚醒剤による芸能事件としては、またしてもある共通点があるという。それはASKAが酒が弱かったということだ。
「ASKA容疑者は下戸で有名。酒はあんまり飲めず、そのかわりメロンパンなどの甘いもの好む甘党だった。芸能界では覚醒剤で逮捕されるやつは大体酒が弱い、というのはよく知られた話」(週刊誌記者)
2010年に麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で逮捕された田代まさし(57)、2013年6月6日に麻薬取締法違反(使用)容疑で逮捕された清水健太郎(61)、いずれも酒に弱かったことで有名だ。
人気商売であるかぎりいつ仕事がなくなるかもわからない芸能人、それだけに日々プレッシャーに耐えているのは想像にかたくない。そこで酒でウサをはらせればいいのだろうが、そうではない人たちが?
「以前に逮捕されているミュージシャンの岡村靖幸さんや、押尾学も酒に弱いことで知られていた。中には酒も強いが、クスリに手を出すという人もいますし、海外ではそういう両刀の人が多い。とはいえ、けっこうハマる人というと、どうしても酒にあんまり強くない人が多い印象がある」(実話誌ライター)
またこのライターによればクスリの密売人には、「酒に弱い芸能人だと聞くと近寄ろうとするやつもいる」とのことだ。
だからといって、当然、酒に弱い人がみんな違法薬物にはしるわけではない。芸能人であるがゆえに、薬物に出会ってしまい、日々のストレスが大きく、周囲に理解者がいなかった…そんな“負の連鎖”が彼らをクスリの深い闇に引きずりこんだのだろう。
文/鷹村優