第43代アメリカ合衆国大統領だった、ジョージ・W・ブッシュ氏の、ここ最近の意外な趣味と言えば油絵だ。いままで交流のあった世界の指導者たちを描いたものが、世界的な話題になっている。先日、テキサス州ダラスにある、ブッシュ大統領センターで展示会も行い、美術ファンやミーハーたちからの賛否両論を巻き起こした。
今まで描いたのは、ダライ・ラマ、英国元首相トニー・ブレア、ロシアのプーチン大統領、アフガニスタンのカルザイ大統領、日本の小泉純一郎元首相などを描いている。どの絵も、wikipediaやflickrなどにあがっていた写真を元に描かれている。
だが、それらの画像を模写しただけならば「ハイハイ、お上手ですね」なんて絵になりそうなものだが、ブッシュ元大統領が描いた絵は、どれも妙な気持ちになるものばかり。…どこか不安な気持ちになるというか…。ちょっとゾワゾワしてしまうところに元大統領の闇? いや、才能を感じてしまいます。この小泉元首相の顔も、なんか、なんか不思議な感じがしませんか。
文/編集部