映像を見た、ピザチェーン店の幹部も唖然としたという。事件が起きたのは人気ピザチェーン・ピザハット、ウェストバージニア州にある店舗でのこと。キッチン内用の防犯カメラに記録された映像に、男性店長がキッチンのシンクをトイレ代わりにしている様子が写されていたのだ。「トイレまで行くのが面倒臭かった」というのが“犯行”の理由だという。
19日、日刊USAトゥデーが事件を報じると、米ピザハットはすぐに謝罪声明を発表。従業員を解雇し、問題の店舗の営業を停止した。同チェーンのスポークスマンによれば「保健当局から衛生上問題がないという判定を受けるまで一時閉店する」と明らかにしている。また「今回の事件は、営業時間外に行われたもので、実際の食品には影響を与えなかった。個人の過ちで起きた今回のことは非常に当惑している」と釈明した。
昨年は日本でも、飲食店の店員たちが次々にSNSに不衛生な行為をとった写真を投稿し、騒動になっているが、これはそのどれよりも衝撃的な事件だ。個人の暴走に悩まされる企業という構図は一緒であるのだが。
文/編集部