関東連合裁判のウラで浮上したネオ半グレ 八王子愚連隊にアウトロー界が激震

※画像は『不良録 関東連合元リーダーの告白』
2013年9月の六本木クラブ襲撃事件で、客だった男性(当時31歳)が人違いで襲撃されて死亡した事件で、罪に問われていた暴走族グループ「関東連合」元メンバー石元太一被告(32)。その裁判員裁判が16日に行われ、検察側は懲役22年を求刑した。

関係者たちの間でも「想像以上に重い」と受け止められている。実際、そういった見せしめの意味もあるだろう。判決は19日となる。主犯格と見られる見立真一容疑者は現在、海外に潜伏していると見られており、いまだに事件は全て解決するには至っていない。

当局からの強いマークをうけて、関東連合の他の元メンバーたちも現在はその牙をかくし、いまだ恐るべき力を蓄えたまま、より地下に潜っているととも言われている。そんな中、名前が浮上してきたのが八王子のアウトロー集団・八王子愚連隊だ。八王子近辺の強力なアウトローたちにより結成されたと言われており、結束力や暴力性も高く、すでに警視庁がマークしているという声も聞こえてくる。

関東連合と敵対する勢力との強い関係も囁かれており、マスコミでもアウトローに関心に高い記者たちがその動向を伺っており、先日は写真週刊誌『フライデー』でも記事になっている。一部のメンバーたちが逮捕されてもいまだに戦略的かつ暴力的に、アウトローとして強力な関東連合、そしてこの新興アウトローたちの間に、また血なまぐさい抗争が起きるのではないかと見られている。また八王子の勢力が都内に進出することにより、海老蔵事件のような芸能界を巻き込む事件が勃発する可能性もあるだろう。

文/鷹村優

編集部: