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職場でイジメられるワンピファン「影響されるやつはバカ」と上司が叱責

集英社コミックカレンダー2014 ONE PIECE(壁掛け型)
日本が世界に誇るエンターテイメントコンテンツとなった、『ONE PIECE』(尾田栄一郎、集英社)。流麗な画、感動の物語、どれをとっても素晴らしいこの作品だが、大人にとっては人前で「好き」とは言いづらいという意見も多い。

「単行本も全巻もっているし、アニメも全話録画しています。ワンピが大好きなんですが職場ではマニアだっていうとバカにされるんですよね。いい年こいてあんなものに影響されてるなんてって」(地方銀行職員 35歳)

同作品のファン25歳〜35歳の21人に話を聞いてみたのだが、やはり「子供の向けの作品だから、ファンであると人に言いにくい」といずれも回答。「職場の飲み会でワンピの魅力を語ったら、ガキっぽいとしばらく村八分にされました。チョッパーの気持ちがよくわかりました」「ワンピグッズで部屋がいっぱいなんですが、女の子連れてきたら引かれた」「先輩にワンピの決めシーンの擬音『ドンッ1』を飲み会のたびに強要され、女子社員にも笑われてツラい」「あんなバカ漫画読んでるから結婚できないんだよと上司に言われた」なんていう哀しい話も。

とはいえ仮に大人のワンピファンがバカにされることがあるとしても、同作品は社会に好影響を及ぼしているのが実情だ。

日本生活協同組合連合会(COOP)が今年10月13日に発表した調査「地域のコミュニティと交流」(ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする子どもがいる20歳〜59歳の男女、1000サンプル)では、地域との「助け合い意識が高まったきっかけ」として、漫画・アニメのなかでは『ONE PIECE』や『NARUTO』が回答されている。

希薄化している日本の地域交流にワンピは寄与しているのだ。とはいえ先ほどのワンピファンにこの話をしたところ「きっとバカにする人たちにそんな話をしても『ワンピファンはおめでたい連中だからね〜』と言い換えされてしまいます」と、ちょっと心が折れ気味の様子。

そんな時こそワンピの「ドンッ!」という擬音のように踏ん張ってもらいたい。よこしまな心の持ち主に負けない、そんなことを教えてくれる素晴らしい作品なのだから。

文/田中結子

編集部: