人気アニメ『キン肉マン』とのコラボ商品として、『ウォーズまん』が、今日から全国のファミリーマートで販売されている。作者のゆでたまご先生が、自身のTwitterで、購入報告のツイートをリツイートするなど、なかなかの盛り上がりだ。ところでこのコラボ、12月には第二弾、翌年1月には第三弾が企画されているが、どの超人が商品化されるかはまだ伏せられている。
「ラーメンマンやキン肉マンだろう、という予想が多いのですが、ここに来て、予想通りでは面白くないだろう、という理由からの大番狂わせがあるかもしれないというのです」(事情通)
ラーメンが入ったラーメンまん、牛丼の具が入ったキン肉まん……定番なので大コケはないだろうが、ギャグマンガの企画としては予想通り過ぎてで面白くないというのも確か。大番狂わせとは何なのだろう?
「ベンキマンですよ。週刊プレイボーイで先日、ベンキマンの読み切りを掲載したところ、瞬時にコンビニの棚から消えるほどの大盛況だったんです。そこで、こちらの肉まんキャンペーンでも急遽ベンキマンを入れるのでは、なんて噂が広まったんです」(同)
ベンキマンとは、和式便器を縦置きにしたようなデザインの超人で、対戦相手を丸めて水に流すという剛毅な必殺技と、頭にのせた巻きグソが魅力だ。とはいえベタ過ぎるネタだし、第一ベンキをかたどった肉まんなんて正気の沙汰とは思えない。そうした懸念をよそに「具」についての憶測も広がっている。
「カレーとかチョコレートじゃひねりがなさ過ぎるんで、ピザまんの具を入れて血便を演出するなんていう縁起でもないアイデアも一部では囁かれています」(同)
みながキン肉マンを知っているわけでも、シャレが通じるわけでもない。もし本当に商品化されたら『ベンキまん』のみならず、ケース内の他の中華まんの売上も激減することだろう。
(文/行方アキヒデ)