昨日10月1日に放送された東京MXテレビの「5時に夢中!」の内容が、芸能界に波紋を呼んでいる。現在発売中の写真週刊誌に、島田紳助(57)の近影写真が掲載されたことをうけ、同番組では「島田紳助さんにテレビ復帰して欲しいですか」と番組中にアンケートを行った。その結果があまりにも差の出た数字だったのだ。
「復帰して欲しい」が1257ptに対して、「復帰して欲しくない」が13107ptと、10倍近い差をつけて「欲しくない」という結果を見せてしまうことに。
「現在、紳助さんの所属する吉本興業の関係者らは、復帰のために奔走している状態です。写真週刊誌に写真を撮らせたこと自体も、芸能界へ戻るための布石ではないかと言われてます。それだけに、そこに冷水をぶっかけるようなこの内容に、関係者が大激怒していますね」(スポーツ紙デスク)
いまだ本人は「いまの職業は旅人です」などと言って芸能界復帰はないと公言しているが、視聴率低迷で苦しんでいるテレビ局から復帰が熱望されているし、吉本興業としても大崎社長が「いつか戻ってきてくれる」とスピーチしたように待望論も広がっているという。
「今回の復帰にはそれだけみんなが本気だということ。今回の放送内容に激怒するのは当然。今後この番組になんらかのアクションを起こす人物もいるのでは…。さすがにヤバいスジの人たちは、もう動かないようですが、紳助さんのことをカリスマと崇める腕っ節の強い連中もまだまだ多いですからね」(週刊誌記者)
とはいえ、同番組のアンケート結果から言えば、紳助の復帰には世間がかなりの拒否反応を示しそう。また今年の9月には大物演歌歌手が暴力団のパーティーで歌を披露したとして、はじめて暴力団排除条例が適用された。そういった当局の動きもあるだけに、紳助復帰の道はまだまだ遠いとも言われているのだが。
(文/手元信時)