牛丼店で680円以上使うと出世しない? 年収3億円社長が語るその理由

ある新進IT企業の社長K氏(30代後半)をインタビューした際、氏が「牛丼屋で680円ぐらいのメニューを食べるような人は、だいたい出世できないんです」と語っていたのが印象的だった。なぜ牛丼屋でそうする人は、ダメなのだろうか?

「牛丼チェーン店の客単価はだいたい300円台後半ぐらいでしょう。そのあたりで収める人は問題ないただし、600円から700円など使う人はダメなんです。バイトならいんですが、社員としては雇いたくないですね、間違いなく」という。

牛丼チェーンはあくまでたとえで、客単価が300円から400円程度の店で、その1.5倍から2倍以上使うのが問題なんだとか。個人的に筆者も松屋の焼き肉定食などをちょくちょく食べてしまうので、この社長の言う「ダメ」な人間に該当してしまう。

「よく考えてみてください、600円から700円あれば、もっと美味しい個人がやっているような定食屋にも行けるわけです。家で自炊したらかなり豪華な食事が作れる。安いチェーン店しか選択肢がなく、その中で『今日は奮発して700円の定食だ』なんて人間は確実に想像力に欠如しています。与えたられた小さな枠の中でしか発想できないやつですよ。うちの会社ではこういう奴のことを『一生牛丼マン』と言って馬鹿にして、朝礼などでこの話をしています」(A社長)

暴論にしか聞こえないのだが、社長が社員100人に実際アンケートをとってみても、こういう行動をうする社員はイマイチな人物が多かったという。年収3億円という社長の言葉だけに重みはあるのだが、チェーン店のぼちぼち高いメニューには、それはそれで良さがあるわけで…。そにしても「一生牛丼マン」っていうバカっぽいネーミングが、く、悔しい!

(文/編集部)

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