パン好きも一安心?
食に影響を及ぼす重大な犯罪として当編集部も関心を寄せていたパン針混入事件の被疑者が逮捕されたようだ。この事件は、先月末から今月にかけて、千葉県で針の入ったパンが見つかったというもの。この影響で、パンを手に取るのをためらった人も少なからずいたのではないだろうか?
逮捕されたのは28歳の男性。針入りパンが発見された「セブンイレブン流山江戸川台西店」の防犯カメラにこの男性によく似た男が映っており、警察が行方を追っていたところ隣の柏市で発見。事情を聞くと容疑を認めたため逮捕したのだという。現在、動機や他の混入事件との関連などを調べているとのこと。
そう簡単に不安は解消されない
もっとも、容疑者が捕まったからといって、すぐにが払拭されるわけではないようだ。
「本人が認めたということですが、それでも取り調べや裁判を経てみないと、本当に犯人かどうかはわかりません。また、この手の事件にありがちな便乗犯が現れる可能性もあるので、注意するに越したことはないでしょう」(防犯コンサルタント)
報道によれば、男性は「流山市内の複数の店舗で同じようなことをした」と供述しているとのこと。つまり流山市以外の混入にも関わっているかどうかは定かではない。模倣犯が現れる可能性も考えると、不安が払拭されるのにはもう少し時間がかかるだろう。当サイトでは、用心しながらパンを食べる方法を紹介した。参考にしていただきたい。
それにしても、一度発生すると、なかなか不安が解消されないのがこの類の事件の悪質なところ。もし便乗しようとしている人がいたら、迷惑なので絶対にやめよう。
文/編集部