マンスリーアーカイブ 4月, 2016
「ヤリヤリ遺伝子」「DT遺伝子」発見される “初体験”時期はDNAが決める、オックスフォード大の研究で明らかに
早く経験すればするほど偉いような風潮もある「初体験」は、その人の容姿や家庭環境、周囲の文化だけではなく、意外にもDNAの影響が大きいということが海外の研究結果から判明し、全世界のティーンから注目を集めている。
あなたが初めてそういった体験をし、自分の純潔を失ってしまうのは、DNAに突き動かされているからなのだ。逆を言えば、ずっと純潔をキープしているならば、それはDNAが「大事にまだまだ持っときな」と囁いているからなのだ!
■英国名門ケンブリッジ大の研究者らが10万人超を対象に調査
この研究を行ったのはイギリス・ケンブリッジ大学のJohn Perry と Ken Ongの両氏ら。12万5000人もの男女を対象にして、その経験時期と遺伝子について調査を行ったところ、両者の間に相関関係が見られたという。38の遺伝的変異株がそのタイミングに影響を及ぼしているようだ。
■「あばずれ遺伝子」もみつかる
CADM2と呼ばれる遺伝子を持つ人々は、早いうちに経験を済ませ、生涯での体験数を多く持つ傾向があるとのことで、海外のインターネットユーザーからは「あばずれ遺伝子」「やりやり遺伝子」などと揶揄されている。一方でその逆のMSRAという遺伝子を持つ人々は、早くから経験を行うリスクを背負わない、要は大事に純潔をとっておくことが判明。こちらは「DT遺伝子」などと揶揄されている。
我々自身としては本人の自由意志のもとに純潔をキープしたり、喪失したりしているつもりなのだが、同研究によれば、かなりの高確率でDNAがその時期に影響を及ぼしていると指摘している。
文/高野景子
発禁マンガ「瑪羅門の家族」復活 少年A騒動でジャンプ打ち切りの怪作が漫画ゴラクで
『魁!! 男塾』で知られる宮下あきらによる伝説の漫画作品『瑪羅門の家族』が、明日発売の『漫画ゴラク』5月6日号(日本文芸社)で復活するとファンの間で大きな話題になっている。同作品は1992年から翌年まで『週刊少年ジャンプ』に連載されたもので、神戸連続児童殺傷事件の犯人・少年Aが、犯行声明文でセリフを引用したことから、単行本は絶版となった封印作品だ。
■元少年Aが引用した「積年の大怨」
とはいえその内容は、事件とは直接関係のないもので、不思議な力をつかう一家が悪人を裁くという、よくある天誅系作品。喝采ものの悪人を痛快に誅殺することから少年たちの間では大きな人気があった。しかし同作の中に登場する「積年の大怨に灼熱の裁きを!」を、少年Aが「積年の大怨に流血の裁きを!」と改変して犯行声明に使ったことから憂き目にあっている。
■漫画ゴラクでの復活は意外な形
『漫画ゴラク』誌上での復活は、作品そのものではなく、現在同誌上で大人気連載中の『極!!男塾』内での登場だ。この作品内ではこれまでの宮下作品の集大成とも言うべきもので『ボギー THE GREAT』『私立極道高校』『激!!極虎一家』『激!!極虎一家』などのキャラクターも登場しているもの(ちなみに『私立極道高校』も諸般の事情で打ち切りの歴史が)。
■意味ありげな復活のタイミングに憶測も…
そこに満を持して登場するのが『瑪羅門の家族』! 最近では元少年Aが“復活”をとげたことにより、マスコミやインターネットから大きく批判されているのは記憶にあたらしい。そんなタイミングで、また絶版打ち切りの元であるだけに、復活した同作品のキャラクターに大きな注目が集まっている。
文・編集部
(『瑪羅門の家族』の単行本は電子書籍などで現在読むことができます)