ベビーモニターは子育ての負担を減らす スマホアプリ無しで使えるオススメ商品も登場


ベビーモニターは今や子育ての必需品となりつつあり、その市場規模は2025年までに16.3億米ドル(1776億円)に達すると言われている。

赤ちゃんを寝かしつけたあと、ほんのひとときの自分の時間をもつうえで、我が子を他の部屋から見守ることができるベビーモニターはたしかに便利。子育てというハードワークの負荷を減らしてくれる。それだけに市場が年々伸びているのも当然だろう。

またベビーモニターは、別の場所から赤ちゃんを見守れるだけではなく、子育ての負担を減らしてくれる様々な機能がついている場合も多い。たとえば先日発売されたばかりのPanasonic社の「ベビーモニター KX-HC705」のセミナーイベントでは、参加した多くのママ記者たちが、その高機能ぶりに声をあげていた。

赤ちゃんの動きや声を自動認識して教えてくれる

最新のベビーモニターとして注目されているKX-HC705は、カメラには音、動作、温度の3種類のセンサーを搭載。

たとえば動作センサーは、赤ちゃんが動いた時にそれをとらえて、モニター機のLEDの点灯やお知らせ音で通知をしてくれる。

寝返りをうったりといったことはもちろん、うつ伏せになってしまったり、動いたはずみで首に毛布がからんでしまったり、そんな危険な状態をいち早く見つけるための手助けになりそうだ。リビングやキッチンでの家事や、入浴など、どうしても離れなければいけない状態の時も、遠くからそれに気づけるのは、これほど安心なことはないだろう。

また動作センサーは感度を7段階で設定できるので、小さな動きで何度も通知が来て煩わしいといったことも避けられる。

音のセンサーでは赤ちゃんが泣き始めた音を感知して教えてくれるし、温度センサーでは室温が、設定した温度範囲を超えた場合などに通知を行う。部屋を温めすぎてしまったり、クーラーで冷やしすぎてしまったり、そんなことが避けられるのだ。


赤ちゃんをあやす音機能も

赤ちゃんがぐずりはじめた時には、先程の音センサーが教えてくれるし、カメラに内蔵されているスピーカーやマイクを通じて声を聞くことができる一方、こちらから話しかけてあやすことも。

機能としてユニークなのが、胎内音、心音、ホワイトノイズ、波の音、雨音の5種類のおやすみ音と子守歌が入っており、赤ちゃんをあやすために流せるというもの。先程の音センサーが赤ちゃんの鳴き声を検知した時に、それらを自動再生できる。またモニター機から手動で再生・停止もOK。

また、部屋が暗くなると自動的に赤外線LEDを点灯させるナイトモードになり、暗い部屋にいるお休み中の赤ちゃんを見守ることができる。

そしてこれが便利なのだが、モニター機とカメラは、コードレス電話機のように無線LAN/Wi-Fi無しで接続もできるのだ。

設定が簡単な他、実家に帰省した際など、Wi-Fi環境が無いときにも、持っていって使うことができるという点で実に良い。スマホアプリなどを入れる必要もなく、独立しているだけに使いやすい。

子育てを助けてくれるテクノロジーに期待

Panasonic社が「ベビーモニター KX-HC705」の発売に合わせて行ったセミナーでは、グループライズ代表・NPO法人オトナノセナカ共同代表の斎藤哲さんをゲストに招き、育児に対する意識変化や課題などを踏まえ、「これからの育児」について講演を行った。

それによれば、“イクメン”という言葉の広がりなどで、父親の意識は変わりつつあるが、現実には男性の育休取得率は5.14%で、育休取得期間も8割が1カ月未満。依然として母親側の負担が多い“ワンオペ育児”は解消されていないという。

そんな状態では「こうしなければいけない」という既存の価値観から離れることが重要と指摘。「地域」と「ツール」を使うことなどを例に挙げた。

たしかに最近では様々なアプリなどもあるし、KX-HC705のようなツールを使うことで、育児負担を減らせるところも多いだろう。社会の体制や価値観の変化はもとより、今後のツールの進化などに大いに期待したいところだ。


シェア