ニンニクマシマシしているラーメン二郎ファン、通称ジロリアンたちは実は女性を惹きつける臭いを、ワキの下から発生させている可能性があることが大学の研究により明らかになった!厳密にいえば、ニンニクを多量に摂取することで、件の臭いが発生するのだ。
■ニンニク摂取後のワキの臭いを調査
この研究は、スコットランドのスターリング大学とチェコ共和国プラハ大学共同研究チームによるもの。男性42人に、ニンニクを食べる前/食べた後で、それぞれワキの下にパッドをあてて、12時間においを吸わせた。
このニンニクワキ、非ニンニクワキの臭いを吸ったパッドを、女性82人に正体をしらせずにかがせたのだ。その結果、女性は、ニンニクをたくさん食べた後の臭いに最も好感を示したのだ。
■少量のニンニクでは意味がない
また少量のニンニクを食べた場合では、食べていない時と差がなかった。ニンニクマシマシであることが、重要なのだ。
■ニンニクが悪臭のもとを抑制
研究チームは、ニンニクの抗菌機能が悪臭の原因となる微生物を抑制、その結果、魅力のあるワキの臭いにしていると説明。ワキの臭いは人間の親密性を左右する重要な因子の一つとも指摘しており、ニンニクマシマシなジロリアンたちは、ワキの下の臭いをもって、異性らと親密な関係性を構築できる、ということか。
従来のジロリアンたちへの“異臭”なイメージは間違いだったわけだ。とはいえ、口からニンニクの臭いがしていては百年の恋も冷めてしまうので、みなさんオーラルケアはしっかりと!
文/高野景子