米国版寄生獣「ミギー」でなく「ヒダリー」だった!? 漫画の特殊事情が理由

※海外版のタイトルは「PARASITE」。
※海外版のタイトルは「PARASITE」。
岩明均のコミック原作による実写映画「寄生獣」が、2014年11月29日より公開される予定だ。すでに予告動画が公開され、国内外のファンからも期待が高まっている。ちなみに主人公の右手に寄生した生物(パラサイト)の名前は「ミギー」だが、海外版では名前が180度も違うのだ!

なんとアメリカ版では“左右逆”の「ヒダリー」とでもいうべき、「レフティー(LEFTY ※左を意味する「LEFT」から)」という名前になっているのだ。なぜ、そんなことに?

漫画は英語版では右開きではなく左開き。漫画のコマは左から右に流れていく、つまり日本とは逆なのだ。そこで日本の漫画は英語圏で販売されるときは、原稿を左右反転させ(裏焼き)、コマの流れをかえているのだ。

そのため、本来ならば右手にいるはずのミギーが、左手にいるかのように見える。だから名前が「ヒダリー」じゃなかった「レフティー」になっているのだ。

現在は海外版とはいえ、ほぼ反転させなくなっているのだが、「寄生獣」が海外ではじめて売られたころは、まだ反転させられていたために、このようなことになっている。利き手である右手だから意味があるわけだが、主人公の新一が左利きだったと思えば、まあ問題はないのかも。

ちなみに昔の海外版の日本の漫画を読んでみると、みんな左利きになっているのはこういうわけなのだ。

文/編集部