「50m級の超ダイオウイカが発見」 米国で50万リツイートのガセ写真

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※下のクジラの写真を合成して、巨大イカ打ち上げられ写真が作られた。
※下のクジラの写真を合成して、巨大イカ打ち上げられ写真が作られた。
カリフォルニア州サンタモニカのビーチで50mクラスの巨大イカが発見されたというニュースが、米国内で伝えられ、SNSやインターネット上で拡散された。しかし、これはまったくのガセネタ。「科学者たちは、放射能によって変形されたイカと判断している」や「日本の福島の放射能にさらされて、遺伝子の影響を受けたイカがアメリカまで流されてきた」と説明するなど、微妙なディテールも信ぴょう性を持たせたようだ。なんとツイッター上ではこの誤報が50万RTもされるという騒ぎになっている。

ちなみにデマの中で使われた写真は、2011年サンティアゴビーチで発見されたクジラの写真。クジラの上にイカの写真を巨大に見えるように合成したものだった。ダイオウイカのニュースは世界的にも人気があるし、巨大イカ・クラーケンの伝説もよく知られているためだろうか、多くの人々が「やっぱりいたんだ!」と脊髄反射的に拡散してしまったようだ。

文/編集部