無職は早く老け、早く死ぬと証明 フィンランド大の研究結果

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※こいつ老人に見えるけど、実は若いんだぜ…なんて言われちゃう。
※こいつ老人に見えるけど、実は若いんだぜ…なんて言われちゃう。
無職の皆さんには悲報、社畜の皆さんに朗報だ。なんと無職でいることにより老化が早まり、早く死ぬことが、フィンランドのオウル大学の研究結果により明らかになった。

同研究では1966年生まれの5620人の男性と女性から血液サンプルをとり、老化を判別するテロメアを観察した。テロメアとは染色体の末端にある保護構造で、細胞分裂によりDNA複製が行われる度に短かくなる。短かいほど老化、つまり死に近づいているということになる。

そして対象者のテロメアの長さと雇用状況と比較を行ったところ、無職の方がテロメアが短くなっていることが判明したのである。仕事をせずに500日以上いた人は、そうでない人たちに比べてテロメアの長さが2分の1になっていたのである。つまり500日の無職を経験すると…と言えなくもない。ちなみにこれらの調査結果は女性には当てはまらないという。

なぜこのようなことになるのかは、まだわかっていないが、諸説考えられており、無職の人間の方が健康に無頓着になるためというものや、無職でいることの心理的ストレスによるものだと考えるものなど様々だ。

ストレスをかかえながら社畜として永らえるのがいいのか、無職としていさぎよく人生を終えるほうがいいのか、微妙な問題だ。

文/編集部

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