年間アーカイブ 2020
リモートワークは健康維持が難しい 健康リスクを減らせる簡単な方法とは!
緊急事態宣言解除により減少したとはいえ、それでもテレワークを継続する企業も多い。だが、そこで心配されているのは生産性よりも、社員の健康リスクだ。自宅で仕事をするようになったことで、運動時間が減少する一方、座位時間が増加するなどを理由に健康リスクが増加していると言われている。だが、ちょっとしたことで、そんなリスクを下げることができるのだ。
6月18日にオンライン・ライブ配信形式で開催された、ネスレ日本によるメディア向けウェビナー「なぜなに!?コーヒーパワー“新しい日常編”」では、新しい生活様式下における健康維持について、多数の役立つ報告がなされていたので紹介しよう。
1日3杯のコーヒーが生活習慣病リスクを軽減
同ウェビナーでは、「“おうち時間”を健康的に送るコツとは!?-健康診断項目と活性酸素の関係-」と題して、品川イーストワンメディカルクリニック院長で医学博士の板倉弘重氏が講演を行った。新しい生活様式により、テレワークやインターネット通販が増え、運動量が低下、人との関わりが少なくなっているという。それにより生活リズムの乱れや偏った食生活が顕著に表れてきていると指摘した。
そんな乱れた生活の中では、活性酸素の過剰発生が起こりやすく、動脈硬化や循環器疾患、2型糖尿病の発症要因となりかねないという。生活習慣病リスクが高まっているというわけだ。
そこで板倉氏は「生活習慣病のリスクを低くするため、慢性疾患と戦うポリフェノールを摂取していく必要がある」と指摘。「食生活に上手に取り入れることで、活性酸素と戦う力として役立てることができる」という。
板倉氏によれば、だが日本人はポリフェノールの摂取量が少なく、理想的な摂取量には至っていないという。そんなポリフェノールを効率よく摂取できるのがコーヒー。目安として、「コーヒーの摂取量を1日3杯にすることで、理想のポリフェノール量となる。3杯を目安にコーヒーを飲むとよい」と訴えた。
こまめな座位の中断が重要
農学博士で、ネスレ日本ウエルネスコミュニケーション室の福島洋一室長は「コーヒーと健康」について講演。コーヒーを1日3~5杯飲む人は脳卒中のリスクが低く、また、飲む量が多ければ多いほど2型糖尿病のリスクが低いという。
テレワーク下では飲酒量の増加も報じられているが、福島氏は「コーヒーを飲んでいる人は、アルコールを飲んでもγ-GTPの上がり方が低い(肝臓への負担が少ない)」ことを指摘、テレワークで酒量が増えている人にとってもコーヒーは有用だというわけだ。他にも「コーヒーでポリフェノールを多く摂取している女性はシミスコアが低い」「短い昼寝前にコーヒーを飲むと記憶テストの間違いが減る」といった、直接関係ないにせよ、役立ちそうな情報が語られていた。
そして、そんなふうにコーヒーをまめに“いれる”こと自体が健康につながるかも知れない。
新しい生活様式におけるテレワーク下では、中断の無い座位行動が増加。もともと日本人は欧米諸国に比べて座位時間が長いとされており、この座位時間が長いほど循環器疾患脂肪リスクが上昇、メタボリックシンドローム発症リスクも高まるという。
だが海外での研究データのよれば「30分に3歩くことを繰り返した結果、1週間で中性脂肪が抑制されることがわかっている。また他の調査では、30分ごとに座位時間のブレイクをとる人は抑うつ、不安感が少ない」と指摘。つまり、運動をしなくとも(運動自体は健康維持に必要だが)、ほんのちょっとだけでも、座ることを中断すれば、健康維持につながるということだ。キッチンにコーヒーをいれに行くだけで、健康リスクを低下させることにつながるのだ。
上記の情報は、今現在テレワークの人だけではなく、テレワークから再び会社勤務になった人にも役立つはず。1日3杯のコーヒーや、こまめな立位、ぜひとも心がけてはいかだろうか。
一色萌のアイドル、色々。第 26回 「アイドルと部屋」
こんにちは。プログレアイドル・XOXO EXTREME(キスアンドハグ エクストリーム。通称・キスエク)の一色萌(ひいろ・もえ)です。
緊急事態宣言が解除されて、国内での移動も全面解禁となりました。
ニュースに目をやれば「早くも観光地は賑わっています」といった内容が多く見られますが、換気・消毒の徹底、半ばルール化したマスクの着用、人数を絞っての営業など、そこに映る光景は以前の姿とは程遠いような気がします。
オンラインでのライブ配信やネット番組も充実してきて、今後も暮らしの中にある程度根付いていくような気配を感じます。
ライブハウスでお客さんを入れてライブができるようになっても、遠方や足を運べない方のために配信という手段は残っていくのかもしれません(もちろん配信のための機材やスタッフさんを手配する必要があるので、全ての公演でというわけにはいかないでしょうが)。
少しずつ取り戻したり再構築したりしながら、いつの日か、いつの間にか日常は戻ってくるのでしょう。
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前回の記事でアイドルのグッズやCDのコレクション収納に困っているというお話をしました。
その件については今も特に解決しておらず、入りきらないTシャツとCDの山はそれぞれ最高記録を更新するばかりです。
しかし家で過ごす時間が長くなるにつれ、家族との共用スペースや後回しにしていた部屋の片付けなどをしてみると、私の収集癖はどうやらアイドルグッズに留まらないということがわかりました。
わかりましたというか、自覚したのです。
私は両親との3人暮らしですが4人家族の想定で設計された家に住んでいるため、余った1部屋を物置部屋として利用しています。
2年前に引っ越してきた時、とりあえず段ボールや荷物を運び込んでそのまま放置されていることから、その部屋は我が家で唯一の“散らかった部屋”でした。
この部屋にあるものはほとんど日常的には使っていないということは明らかだったので、要らないものを捨てたら大分すっきりするはずと目星をつけて、やり甲斐のありそうなその部屋の片付けに意気揚々と着手しました。
ですが、作業を初めてまもなく雲行きが怪しくなります。
特に必要なものもないけど、要らないものもない。
一山一山仕分けていくと、そのほとんどが私の収集品もしくは保管品であることがわかりました。
家族共用の物置だと思っていた部屋は、ほとんど私が占拠していたのです。
思えば私は、昔から「とっておく」ことが好きでした。
最初の状態をなるべくきれいな状態で「とって」おきたいし、それが必要かそうでないかに関わらずデータが取れそうなものは「とりたい」子供でした。
小学生から大学までの教科書、ノート、プリント、友達からもらった手紙、年賀状、お年玉でもらったポチ袋や小さい頃に遊んだおもちゃなどの個人的なものに始まり、展覧会や舞台のチラシ、展覧会の図録、雑誌のバックナンバー、新聞の切り抜き、本やCDの帯、その他諸々……。
どれもその時その当時の私が丁寧に、それも完璧に揃えてとっておいたものです。
しかし丁寧にとっておいてはあるけれど、それらが大切なものであるかは、正直よくわかりません。
何年も前の、観に行けなかった舞台公演のチラシ。
そろそろ捨ててもいいかなと手にしてみたものの、今このタイミングでこれを捨てる意味を見いだせず、何も考えずにファイリングケースにしまい直しました。
結局のところ、無造作に置いてあるように見えたものたちは既にほとんどまとまっていて、段ボールから出して収納スペースに移動するだけで部屋はすっかり片付いてしまったのでした。
私は掃除や片付けが好きなので、基本的に自室が散らかっていることはほとんどありません。
大抵のものはなんとなく良い感じに収めることができるし、一度収納する場所を決めてしまえば、部屋をきれいな状態に保つことができます(その反面、スペースに収まらない量になってしまった時には途方に暮れてしまうわけですが)。
ものを捨てなくてもなんとかなってしまうため、その結果、ものを捨てない・捨てられないことに対しての問題意識が希薄なような気がします。
なんでも手元に残しておきたいと思う気持ちの裏には、取捨選択を避けようとする性格的特徴が関係しているようにも思えてきたのです。
正しいものを選べる自信がないから、選択をして失うことが怖い。
選択をすることで次の選択肢が狭まっていくことが怖い。
何も選択しなければずっと無限に選択肢がある状態でいられる。
そんな取捨選択を避けるための思考停止。
それは部屋が片付くとか片付かないとか、そういったこと以上の問題をはらんでいるような気がして、背筋に冷たい汗がにじむ感覚がしました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
なんとなく、アイドル活動をしている子は部屋が散らかっている子が多いような気がしています。
実際にアイドルさんの部屋を見て回ったわけではなく、本当になんとなくの、あくまでも私の勝手な印象です。
最近は自宅から配信をしているアイドルさんもよくお見かけするので、きれいで可愛らしいお部屋に住んでいるアイドルさんがたくさんいることを知っています。
むしろ配信する時なんて多少見栄えの良いところからするものだろうから、きれいな部屋の印象の方が強く残っていいはず。
それにも関わらずなぜか私の中にある強固な「アイドルの部屋=散らかりがち」なイメージの源は、ほぼ間違いなく川本史織さんの『堕落部屋』という写真集に出会ったことで作られたものです。
この写真集はマニアックなオタク趣味のある女の子の「堕落」した部屋を題材としたもので、50人の自室の写真が掲載されています。
何気なくこの写真集を手にとった2013年当時の私は地下・インディーズのアイドルにハマり始めた頃で、本を開いてからアイドル活動をしている・もしくはアイドルに憧れのある女の子が多く掲載されていることに驚きました。
それと同時に、アイドルが自室をこんなにも詳細に公開していいのかということにも衝撃を受けた記憶があります。
世の中には様々な趣味嗜好の人間がいて、当たり前ですが同じ部屋は一つとしてありません。
ごちゃごちゃと様々な物が散乱している部屋もあれば、部屋主なりのルールで整頓されていることがわかる部屋もあります。
他人様のプライベートな空間をこんなにまじまじと見ていいのかしらという背徳感とともにページをめくるうち、多くの部屋に共通していると感じたことがありました。
それはどの部屋も“ものが多い”なぁ、ということです。
アイドルが好きでアイドルに憧れる自分と“ものが多い”部屋はこの本の中に登場する部屋の主たちとどこか似通っているようで親近感を覚える一方、彼女たちにはなにか自分とは決定的に異なる魅力があるような気がしてなりませんでした。
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『堕落部屋』に関するインタビュー記事の中で語られた、「何かに激しく傾倒している人が作り上げた部屋が“堕落部屋”だと考えています。」という川本さんの言葉が答えなのだと思います。
いつの頃からか、私の中には「散らかった部屋」に対する強い憧れがありました。
それはゴミ屋敷に住みたいというわけではなく、「片付けを放棄してしまうほど夢中になれるものでいっぱいの部屋に住んでみたい」という欲望です。
そんな私の理想の「散らかった部屋」が、『堕落部屋』には詰まっていました。
いわゆる“汚部屋”とここでいう“堕落部屋”の決定的な違いは、その部屋を埋め尽くしているものが部屋主によって意図的に取捨選択されたものであるか否か、という部分にあると思います。
それを意識してもう一度写真集を開いてみると、そこに登場する部屋の中では「大切にしたいもの」と「必要だから仕方なくある生活用品」の扱いの差が明白であるということに気がつきます。
例えばあまり片付いているとは言えないような部屋でも、きれいにディスプレイされたフィギュアとゴミ袋に突っ込まれた洗濯物の間には明らかな区別がされていて、間違っても混同されることはないのだろうなという雰囲気があります。
「部屋」はそこで生活する人の所作も内面も容易に反映します。
とことん部屋の主の趣味や生活感で埋め尽くされた部屋からは、その人がそこにいなくてもどんな人かわかってしまうような、生々しい息遣いを感じます。
そこにある一つ一つのものが、部屋の主による膨大な回数の取捨選択を経てこの部屋にあるんだなということを思うと、足の踏み場もないほど散らかったその部屋がうらやましくてたまらない気持ちになるのです。
私の部屋にあるものはとにかく何でもかんでもとっておいた結果として多くなってしまったもので、片付いているうちは良いものの整頓を放棄してしまったらそれは概念として“汚部屋”寄りの部屋になってしまうのだと思います。
私は多趣味で好きなものが多くて家の中でも外でもなにかと忙しくしていますが、その実、何にも激しく傾倒してはいないのでしょう。
そう思うと、資料館のように片付いている部屋の裏に散漫な自分を見て少し虚しい気持ちになりました。
あてもなく積み重ねられているアイドルグッズの山だけが、今の私にとっての希望です。
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なりふり構わず真っ直ぐに自分の好きなものに夢中になれる、そういう情熱と細かいことを気にしすぎないある種のおおらかさ。
何事も気にしすぎで考えすぎてしまう私はそういう精神性に憧れています。
そしてこれは根拠の揃っていない持論ですが、そういった人こそがアイドルに向いているのではないかとも思っています。
床に放置された紙袋、絡まった配線、食べかけのお菓子、使いっぱなしの文房具、巻数の揃っていない本棚、ポスターやタペストリーで埋め尽くされた壁……。
“堕落部屋”の端々から感じられる部屋主の息遣いには、どこかそれと似たものを感じます。
自分がいなくても自分の気配が残る。
そんな部屋にも、アイドルにも、私は憧れています。
きちんと整頓された部屋は生活しやすいし、私は片付けが好きだけど。
いつか自分の好きなもので埋め尽くされたどうしようもない熱のこもった部屋に、私は住んでみたいのです。
【プロフィール】 一色 萌(ひいろ もえ)
ニックネーム:萌ちゃん、萌氏、誕生日:5月27日、出身:東京都、血液型:A型、趣味:アイドル研究、特技、アイドルについて話すこと
WALLOP放送局「キスエクのギュッと!プログレッシヴ!」レギュラー出演中(2018.4〜)
https://twitter.com/hiiro_moe
https://twitter.com/xoxo_extreme
https://www.youtube.com/channel/UCA7fn3DZFJGDmlxZZg8WQVA
Email : contact@twelve-notes.com
【グループプロフィール】
XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム 通称:キスエク)
一色 萌・小嶋 りん・浅水るりの3名からなる、プログレッシヴ・ロック(略:プログレ)※をモチーフとした楽曲をパフォーマンスしているアイドル。
※特徴として、曲調がよく変わる・曲が長い・変拍子が多い、といった点が挙げられる。
2017年に、発売したシングル「えれFunと”女子”TALK〜笑う夜には象来る〜」に対して(キング・クリムゾン「エレファント・トーク」オマージュ)元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリューがその動画に「I like it!」とコメントで絶賛。
ライブ活動の他、ディスクユニオン新宿プログレ館で一日店員を務めたり、プログレファンの聖地である吉祥寺シルバーエレファントに、アイドルとして初出演。
2019年にフランスを代表するプログレバンドMAGMA公認カヴァー曲の「The Last Seven Minutes」を初披露。その動画がyoutubeにアップされると、カヴァーを公認したMAGMAが、公式Facebookで紹介したこともあり、一日で2000以上の再生数を得て話題になる。
翌2019年には、日本のプログレバンドの雄、金属恵比須とのコラボレーションで、90年代プログレを代表するスウェーデンのバンド、ANEKDOTENの「Nucleus」を公認カヴァー。
同年7月25日には2バンドを擁してのセカンドワンマンライヴを渋谷WWWにて行った。
都内を中心にライヴ活動を行なっており、プログレッシヴ・ロックを知っている人も知らない人も楽しめる、と好評を得ている。
超高画質で配信「Reading wave Vol.1〜文豪〜」朗読会が話題 古谷大和・石渡真修・廣野凌大ら人気俳優出演
新型コロナウィルスの影響により、ライブ配信によるイベントが増えている。だがそれらの画質のレベルに不満を抱くファンも多いのは事実だ。リアルイベントの代替であるからこそ、せめて高画質で自分の応援するアーティストを見たいというのが人情だろう。
そんな中で超高画質をうたい注目を集めるライブ配信イベントが、配信朗読イベント「Reading wave Vol.1〜文豪〜」(6月26日金曜日20:00配信開始)だ。アクセスマガジンジャパンが主催するもので4K対応のカメラを使って配信を行う。配信自体は視聴者の閲覧性をふまえたフルHDの高画質(それでも「超」といっても過言ではない画質)で配信、アーカイブ映像も同様のフルHDにて配信を行う。
今回の「Reading Wave」では宮沢賢治、芥川龍之介、太宰治、森鴎外ら「文豪」の名作を上演。出演者は、古谷大和、石渡真修、廣野凌大ら 今舞台を中心に大きく人気を集める実力派ばかり。
A3・キンプリの古谷、テニミュ・メサイアの石渡、テニミュ・ハイキューの廣野らいずれも実力派俳優による名作朗読劇であり、かつ現在のライブ配信イベントに一石を投じる高画質であるため、ファンだけではなくエンタメ、配信関係者などから問い合わせも殺到しているという。
特典付きなど、様々な新しい試みも行われている同配信イベントの放映は今週末、気になる方はぜひともチェックを! また4K画質でアーカイブされるので、当日観られないという方も後日観られるのでご安心を。
(イベント詳細)
【Reading wave Vol.1〜文豪〜】
6月26日(金)20時より
※アーカイブは7月5日(日)25時まで視聴できます。(見逃した後も購入できます。)
出演:古谷大和・石渡真修・廣野凌大
宮澤賢治「ツェねずみ」(3人)
芥川龍之介「お辞儀」古谷大和
太宰治 「走れメロス」石渡真修
森鴎外「木精」廣野凌大
芥川龍之介「仙人」(3人)
アフタートーク
【イベント詳細】http://amj.cc/special/reading_wave.php
【チケット】¥2500〜
【チケット購入サイト】https://mevie.jp/live-readingwave-v1-shop/ 上記にて購入できます。
一色萌のアイドル、色々。第 25回 「アイドルとオンラインショッピング」
こんにちは。プログレアイドル・XOXO EXTREME(キスアンドハグ エクストリーム。通称・キスエク)の一色萌(ひいろ・もえ)です。
未だなかなか思い切り外出をしたり人と会ったりすることのできない日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私はというと、この約2ヶ月間ですっかり自宅ベースの生活が板についてしまいました。
といっても元々夜型で夜中に覚醒してしまったり、やや過眠の気があるため早めに寝たつもりでも目覚めるのは夕方だったりすることも多く、人に話すにはちょっとお恥ずかしいような生活ではあったのですが。
平均して大体月に10〜15本のイベントに出演し、皆さんの前で歌って踊っていた日々がなんだかずいぶん前のことのようです。
先日、通っているボーカルスクールからオンラインで授業を再開すると連絡があったので一度受けてみました。
ZOOMを利用してのレッスンは思ったよりも充実していて、いつも通り楽しく授業を受けていたのですが、画面越しに久しぶりに顔を合わせた先生から「笑顔の練習をした方がいいね」と指摘され、がっくりしてしまいました。
人と話す機会が減った分、どうやら笑顔がへたくそになってしまったようです。
アイドルとしてこれは由々しき事態と捉え、部屋でひとり奇妙に顔の筋肉を動かしながらこの原稿を書いています。
手探り状態だったネット上でのアイドル活動も、前回の更新から今日までの間にある程度のフォーマットのようなものが出来てきたような気がします。
SNSの更新頻度を増やしてファンの方と交流したり、自宅で過ごす様子や無観客でのライブを配信したり、オンラインショップのラインナップを見直してみたり。
自宅にいながらにしてのアイドル活動の形が少しずつ見えてきて、今やるべきことも選択しやすくなってきました。
しかしその反面、今度はその形に慣れてしまうことが怖いなという気持ちも出てきた、というのが正直なところです。
ライブで真価が発揮されるライブアイドルの世界。
そりゃあアイドルさんもお客さんも皆、ライブハウスに集まってライブがしたい・見たいに決まっています。
緊急事態宣言から明けても、しばらくは以前のようにライブをするのはちょっと難しい状況が続きそうです。
この時期を抜けてライブハウスに集まってライブができた時には、遺憾無く最大限のパフォーマンスを発揮できる状態でいたいし、そうでなければいけないなという気持ちで、引き続き自宅での時間を過ごしていきたいなと思っています。
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家で過ごす時間が増えてからというもの、通販やお取り寄せを利用する機会が増えました。
店舗の営業時間が短くなっていたり、オンライン店舗のみでの営業に切り替わっていたりしたので当然と言えば当然なのですが、これが意外と便利でこれからもお世話になりそうです。
三日に一度くらいのペースでタワーレコードに通っていたのに、タワレコオンラインでもセブンイレブン受け取りにすれば送料無料でお買い物できるなんて知らなかった……。
工場の稼働ストップなどの影響を受けてCDのリリースは延期になったものも多く見られますが、先ほども少し記述した通り、多くのアイドルさんがこの事態に伴ってオンラインショップや配信のサービスに力を入れているような印象です。
BASE(維持費用なしでオンラインショップが開設できるサービス)やSUZURI(オリジナルグッズを手軽に作成・販売できるサービス)など、誰でも簡単に売り買いが可能なプラットフォームが充実してきていることも、それを助長しているかもしれません。
グッズは定番のTシャツやタオル、ステッカー、缶バッジ、キーホルダー等に始まり、手作りマスクなど今のタイミングならではの新商品を追加する方もいたりして、ラインナップを眺めているとアーティストの個性が如実に現れるなぁと感じます。
商品ページを見ているだけでも結構楽しいので、暇つぶしに巡回するのはかなりおすすめです。
ライブハウスやアーティストへの支援を目的としたオリジナルグッズの販売の動きも活発に見られています。
私たちキスエクも今回のコロナ禍に際しての支援企画にこれまで2件参加させていただきました。
K&Mミュージック代表の小林清美先生によるアイドルへの応援ソングを作る企画、
そしてイベントスペース・神保町試聴室を支援するドネーションCDアルバムの両方とも、参加アーティスト数30組を超える豪華な企画となっていて、貴重な機会に参加させて頂いたなぁと出来上がった音源を聴いて改めて感じました。
「今自分たちにできることを全力でする」という一人一人の気持ちが一つの形になった時、本当に素晴らしいものが生まれるんだなと実感した次第です。
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私は普段から比較的グッズや音源を購入する方なのですが、今の時期こそアーティスト側の企業努力に応えようと、いちヲタクとしてオンラインショップのチェックを念入りにしていたら、気づけば約1ヶ月ほどの間に購入したTシャツやCDが山のようになっていました。
毎月いくつ何を買ったかを全て把握しているわけではないのですが、これはちょっと多いような気がします。
私のTシャツコレクションについてのお話は先日、トークイベント等で大変お世話になっている大坪ケムタさんのYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=ByY0kfKQVSs)でも取り上げていただきましたが、そろそろ整理するスペースが無くなってきているので節制しなければと思いつつのこの体たらくです。
少なからずコレクション癖のある方なら共感していただけるかと思いますが「グッズどこに収納するか問題」、深刻ですよね。
全部しまい込んでしまうのももったいないけど、たくさんあるから全部を出しておくわけにもいかず、そしてどんどん溜まっていくステッカー、缶バッジ、ラバーバンド……。
皆さんがどうやって収納しているのか、はたまた収納することを諦めているのか、一度徹底的に調査してみたいと思っている事柄のひとつです。
話を戻しましょう。
ライブ後の物販で現品を購入する際にはお財布の中身や荷物の量と相談しながら購入する品物を選択する必要があるのですが、どうも通販だとその制約が甘くなるので厄介です。
しかも目の前に在庫が見えていて順番にレジ対応をしてもらう物販とは異なり、全国から不特定多数が同時に商品をカゴに入れることができると思うと、人気の商品の場合はおちおち悩んでいる暇もありません。
送料がかかることも考えると、この際まとめて買っちゃおう!なんてことになって、予定になかったものまで購入してしまったりします。
ネットでの決済に抵抗がなくなると、今度は頑なに CD派だったはずなのに配信の音源に手を出し始めて……。
そんなこんなで「悩んだら買え!」の精神に基づいて生きているとオンラインベースのヲタ活はやばい!と気づいた今日この頃です(時すでに遅し)。
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しかしそうして「思わず買っちゃった」ものが、他ならぬ私の・あなたの応援したいアイドルさんやアーティストさんを支えていることは紛れもない事実です。
実際、私たちもライブ公演ができなくなってしまったこの数ヶ月間は、オンラインショップでお買い物をしてくださる皆さんにとても支えていただいています。
本当に感謝してもしきれません。
イベントが次々と中止になり始めた4月の頭、朝の情報番組でゴールデンボンバーの歌広場淳さんが「好きなバンド、好きなアイドルを応援したければグッズは利益率がいいぞー!」と発言したこともTwitterで大きく話題になりました。
余談ですが、歩合・出来高制を導入している場合が多いライブアイドルにおいてはチェキが利益率の最も大きい割合を占めているケースが多く、規模が大きくなるにつれてチェキ会の開催が制限され、給料制にシフトしていくと必然的にTシャツやタオルなどのアパレルが占める割合が大きくなるようです。
通販では「その日その時の思い出を切り取る」チェキの魅力は現場でのものよりも目減りして見えてしまう、という方もいらっしゃると思います。
それは全くその通りで、瞬間を共有するチェキの魅力は現場でこそ最大限に感じられるものだと私も思います。
その分、現在は配信でのチェキ会やサイン会などでの付加価値をつける方法を各々が試行錯誤をしている最中と言えますが、誰でも見ることのできる形では名前を呼ばれるのが恥ずかしいという方がいらっしゃったり、まだまだ改善の余地がありそうです。
配信でのライブイベントが同じように試行錯誤の過程を経ながら少しずつ市民権を獲得しているように、オンラインチェキ会やサイン会もこれからもう少し参加しやすい形が生まれていくのかなと思っています。
買う側の楽しみも、買ってもらう側の嬉しさも同時に感じることができる立場で不思議な感覚を味わいつつ、私は今日もアイドルさんのホームページを巡ります。
まだまだ先の見えない状況ではありますが、この際今だからこそといっそ開き直って通販生活を満喫しようと思っています。
宅配業者さんの手間を増やさないようになるべくまとめて注文をして、留守にはせずきちんと受け取り、そして感謝の気持ちを忘れずに。
皆さんもどうか無理のない範囲で、充実したオンラインショッピングライフをお過ごしください。
【プロフィール】 一色 萌(ひいろ もえ)
ニックネーム:萌ちゃん、萌氏、誕生日:5月27日、出身:東京都、血液型:A型、趣味:アイドル研究、特技、アイドルについて話すこと
WALLOP放送局「キスエクのギュッと!プログレッシヴ!」レギュラー出演中(2018.4〜)
https://twitter.com/hiiro_moe
https://twitter.com/xoxo_extreme
https://www.youtube.com/channel/UCA7fn3DZFJGDmlxZZg8WQVA
Email : contact@twelve-notes.com
【グループプロフィール】
XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム 通称:キスエク)
一色 萌・小嶋 りん・浅水るりの3名からなる、プログレッシヴ・ロック(略:プログレ)※をモチーフとした楽曲をパフォーマンスしているアイドル。
※特徴として、曲調がよく変わる・曲が長い・変拍子が多い、といった点が挙げられる。
2017年に、発売したシングル「えれFunと”女子”TALK〜笑う夜には象来る〜」に対して(キング・クリムゾン「エレファント・トーク」オマージュ)元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリューがその動画に「I like it!」とコメントで絶賛。
ライブ活動の他、ディスクユニオン新宿プログレ館で一日店員を務めたり、プログレファンの聖地である吉祥寺シルバーエレファントに、アイドルとして初出演。
2019年にフランスを代表するプログレバンドMAGMA公認カヴァー曲の「The Last Seven Minutes」を初披露。その動画がyoutubeにアップされると、カヴァーを公認したMAGMAが、公式Facebookで紹介したこともあり、一日で2000以上の再生数を得て話題になる。
翌2019年には、日本のプログレバンドの雄、金属恵比須とのコラボレーションで、90年代プログレを代表するスウェーデンのバンド、ANEKDOTENの「Nucleus」を公認カヴァー。
同年7月25日には2バンドを擁してのセカンドワンマンライヴを渋谷WWWにて行った。
都内を中心にライヴ活動を行なっており、プログレッシヴ・ロックを知っている人も知らない人も楽しめる、と好評を得ている。
カンロ飴が和食を美味しく仕上げる“コツ”だった? 甘じょっぱい飴を使った激ウマレシピ続々登場
外出自粛が続く中、家族での食事の機会が増え、レシピに苦労している方も少なくないはず。そんな人に朗報なのが甘じょっぱいカンロ飴を使ったスペシャルレシピ! 実はカンロ飴は調味料代わりとして、料理にも使えて、使うともっと美味しくなるのだ。
カンロ飴を使ったレシピは、4月23日より「カンロ飴食堂」の公式サイトに発表されているもので、その意外な実力にSNS上でもひそかに話題となっている。「えっ飴!?」と思うだろうが、よくよく考えてみればそれも納得。
カンロ飴は、砂糖、水飴、しょうゆ、食塩をあわせて加熱して作られているため、江戸前調味料「かえし」にきわめて近いものとなっている。「かえし」は、しょうゆに砂糖、みりんを加えて加熱したものを寝かせる事で旨みが凝縮される調味液。つまりカンロ飴を使えば、味に深みを出せるということだ。またしょうゆとみりんにカンロ飴を入れて一晩置くだけで、かんたんに「かえし」自体も作れてしまう。
今回公式サイトで紹介されている、きんぴらや肉じゃがなどにはまさにうってつけ。カンロ飴に使われている砂糖は、肉や魚などの動物性たんぱく質の保水性を高めるので、お肉がパサパサにならずしっとりと美味しく仕上がる。
それに飴に含まれたしょうゆは料理にコックリとした深い味わいを持たせ、水飴が料理全体に照りを出してくれる。おなじみの飴を入れただけで、料理の仕上がりが変わってくるのだ。
知る人ぞ知るレシピだったカンロ飴の使い方
カンロ飴を料理に使うという発想はたしかに斬新で、いままでは知る人ぞ知るものだった。料理レシピサイトなどを見ると、わずかながらレシピが存在し、アイスクリームや大学芋などが掲載さていて、どれも美味しそう。
そして製造元のカンロ株式会社が2013年に出版した、『カンロ100年史』には「カンロ飴を使った料理」というレシピ集も掲載されており、豚の角煮、すき焼き、洋風肉じゃが、かぼちゃのアイスクリーム、などレシピが紹介されている(もっと早く教えてほしかった!)。
さて今回公式サイトで発表されているのが、「ベーコンと舞茸の炊き込みご飯」「きんぴら(れんこん、ニンジン、ゴボウなど)」「洋風肉じゃが」(料理研究家・角田真秀さんが監修)。中でもとってもかんたんなご飯もののレシピを紹介しよう。
「ベーコンと舞茸の炊き込みご飯」
【材料(2〜3人分)】
米…2合
ベーコン…70g
舞茸…2分の1パック
昆布…3センチ角
※以下Aとする
醤油しょうゆ…小さじ2
酒…大さじ1
カンロ飴…1個
①ベーコンは1cm幅に切る。舞茸は石づきを落として、食べやすい大きさに切る。
②米を研ぎ、炊飯器に入れAを合わせ、水適量(Aと合わせて360ml)にして注ぐ。①と昆布をのせて炊く。
※使用する食材のアレルギー情報をご確認ください。
カンロ飴が「かえし」のような仕事をするために、仕上がりの艶ともちっと感が増して、まるでおこわのような炊きあがりになる。そんなもっちり感はおにぎりにしてもグッド!
と、ちょっとレシピを見るだけで、思わず喉がなりそうだ。そんなレシピは、カンロ飴食堂に順次掲載されていくので、ぜひともチェックしてみてほしい。5月15日には第二弾も公開される。
カンロ飴の「カンロ」は「甘露」。つまり天から降る甘い露という意味で、それを読みやすく親しみやすくカナ表記にして「カンロ」となっている。1955年(昭和30年)に発売されるやいなや、日本的な味わいが消費者をひきつけ「味覚の革命児」と言われたというカンロ飴。それから65年を経て、現代の食卓でもふたたび“革命児”となりそうだ。
母の日のプレゼントで一番喜ばれるのはアレだった! 5月10日ホントに欲しいものランキング
Panasonic(パナソニック)が、5月10日の「母の日」をむかえるにあたり、「母の日に本当に欲しいもの」についてのアンケート調査を実施(全国30代~50代の母親500名を対象)。プレゼントを何にしようか考えている方、ぜひ参考にしてはいかがだろうか?
母の日に欲しいプレゼント1位は「ひとりの時間」
アンケートの結果、「母の日に本当に欲しいもの」ランキング1位は「睡眠・マッサージなどのひとりの時間」(53.6%)。ついで第2位は「何もしない・ゆっくりするひとりの時間」(37.0%)。第3位は「感謝・ねぎらいの言葉」(30.4%)という結果になった。
「母の日」といえば定番の「花」は9位(14.6%)、「家族で過ごす時間」は8位(15.0%)と「現金」の7位(15.2%)に負けてしまっている。日頃家事や育児、仕事などにかかりっきりのお母さんにとっては、一人でゆっくりできる時間が、何よりのご褒美ということだ。
とにかく時間がないお母さん
今回のアンケートでは、お母さんが「ひとりの時間」を求める背景についてもリサーチされている。
「平日・休日問わず、1日のうちで、自分のためだけに使える自由な時間はどの程度あるか?」の質問では、平均時間は「2.79時間」。特に年代別では、育児世代の30代は「1.71時間」ととても短く、50代の「4.33時間」の半分以下となっている。
そして「自分の自由時間の長さは足りないか?」という質問については、「そう思う・全く自由時間がない」と回答した人は合計で67.4%、約7割が自由な時間の不足を感じている。また「疲れを解消するための時間の余裕があるか?」という質問では、「余裕がない」が66%となった。
自由な時間もないうえに、それを解消する時間もないという、お母さんたちの疲れ具合がこのアンケートからはよく伝わってくる。
「疲れを解消するための対策を何か取り入れたいと思いますか?」と質問では、「対策したい」という方が8割。「自由な時間でしたいこと」についてのアンケート結果は、日頃疲れ切った体や心を癒やしたいと思っている人が多く、「旅行」「マッサージ・整体」が4割超となり、「美容院・エステ」「趣味」が準ずる結果となった。
5月10日の「母の日」のプレゼントには、お母さんが普段したくてもできない 「旅行」「マッサージ・整体」「美容院・エステ」に関するもの、そうでなければ「一人のゆっくりした時間」をあげるのが良いだろう。
今回「母の日」についてのアンケートを行ったPanasonicは調査にあわせて、同社おすすめの商品も紹介しており、たとえば、育児や重い荷物による疲れ・腰のだるさ解消で定評がある「エアーマッサージャー コードレス 骨盤おしりリフレEW-RA79」や、最短5分でスッキリ/家事で立ちっぱなしで疲れた足先・足裏の疲れがとれる「エアーマッサージャー レッグリフレ EW-RA99」などをピックアップしている。
またリモートワークで前よりも一日中モニターを見っぱなしというお母さんには、たっぷりスチームで目元の集中保湿/うるおい補給ができる目元専用エステ機器「目もとエステ EH-SW68」も良いかもしれない。
「プロジェクト管理freee」にコロナ禍の中、注目集まる 工数入力の自動化など、リモートワーク企業にも有効
freee株式会社が4月20日より、新サービス「プロジェクト管理freee」の提供を開始した。プロジェクト(案件)型ビジネスの工数管理・収支管理の効率化を行うサービスで、リアルタイムで予算やメンバーの工数、予算消化状況を確認できる。
「Google カレンダー」「人事労務freee」といったツールと連携可能で、日時と作業内容を提示して工数入力を削減することもできる。月額利用料は1ユーザー1500円(年間契約が必要)。
新製品「プロジェクト管理freee」の発表会は、新型コロナウイルスの状況をふまえ、オンライン会議ツール「Zoom」を利用して行われた。freee社は3月初頭から原則として出社禁止措置をとっており、佐々木大輔CEOをはじめ、登壇者、広報担当者もリモート形式での参加となった。
発表会自体がそうだったように、現在のコロナ禍のなか、多くの会社がリモートワークを採用。そして実際にプロジェクトの工数・収支の管理には大きな混乱をきたしていると言われている。それだけに興味深い新サービスだ。
ブロジェクト型ビジネス管理の3つの問題点
同社によれば、プロジェクト型ビジネスの管理に3つの問題があるという。第1は、工数管理のデータ入力がメンバーの負荷になっているということ。freeeによると、67.2%の企業がExcelに手入力で行っているという。またメンバーに入力を徹底するよう周知させるといった労力も発生する。
そして第2の問題は、入力の遅れや忘れが続くことにより集計作業が煩雑化し、工数管理全体が膨大な労力を必要とすることだ。さらに第3の問題として、収支管理が遅れることで実際の作業状況と収支状況が乖離する危険性も出てしまうことも挙げられる。
この新サービス「プロジェクト管理freee」はこれらの問題を解決するためのツールだ。
一般的なプロジェクト管理において、「何を、いつ、どれだけ、誰と」といった工数データを、担当者がExcelなどのツールに手動で入力していく。
それに対して「プロジェクト管理freee」は、勤怠管理ツールや「Google カレンダー」「Microsoft Office 365 Outlook」と連携。たとえば、Google カレンダーの入力内容を「プロジェクト管理freee」と同期させ、タグ機能で業務の内訳を付加するといったことができる。
登録データはリアルタイムで反映されるため、これまで難しかった日次・週次単位での細かい進捗管理も行うことが可能となる。同社の勤怠管理サービス人事労務freeeとも連携しており、入力した勤怠データをプロジェクト管理freeeにひもづけることもできる。
プロジェクト管理freeeは周辺領域へも拡大
同社によれば今回の新サービスは、プロジェクトの収支管理に特化しているが、今後はその領域を乗り越えたものを目指しているという。他社ツールとの連携を強化し、プロジェクトのタスク管理、ステータス管理などができるようになるということだ。
そうすることで、利用する企業は、社内の人的リソース状況を正確に把握することができ、仕事の受注管理も容易になる。それにより収益機会をあげることができる。またクライアント側にとっても、計画的にプロジェクト型ビジネスを利用できる。
freee社はこれまで、会計・人事労務などバックオフィス業務支援サービスを展開してきたが、今回の「プロジェクト管理freee」によりフロントオフィス業務支援にも展開してきただけに、今後の動きに注目が集まっている。
Panasonicロボット掃除機「RULO(ルーロ)」の最新モデルが凄い! 段差乗り越え、障害物をすいすい回避
Panasonic社のロボット掃除機「RULO(ルーロ)」最新モデル「MC-RSF1000」が本日4月20日に発売されたのだが、“ロボット掃除機最大の欠点”を克服したとして大きな話題になっている。
便利なロボット掃除機だが、意外な欠点がある。それは掃除をさせるための前準備として、片付けをする必要があるということだ。従来、多くのロボット掃除機は、床にものがおいてあるとガンガンぶつかってしまう。
そのため床につんでおいてある洗濯物をグチャグチャにしてしまったり、子供の積み木を崩し、かえって家中を散らかしてしまうといった問題があるのだ(飲食物など水性のものなら、もっと悲惨な状況もありえるわけで…)。
Panasonic社が、20~40代で、10歳以下の子どもを持つ共働きのパパ・ママ(日常的に自宅の掃除をおこなう人)500名を対象行った調査によれば、全体の8割近くの人が、床掃除前や最中に、床の片付けをしていると回答。「床掃除のときに、床の上のモノを片付けるのが面倒に感じる」と回答した人は8割にものぼった(この床掃除は、ロボット掃除機にかぎらない)。
一見楽そうなロボット掃除機ユーザーにおいても、73%が「面倒に感じる」と回答している。逆からいえば、片付けせずにロボット掃除機を走らせられるなら、これほど便利なことはないということ。
筆者もロボット掃除機を使っているので、床には倒れるようなものはおかない、といった苦労はよくわかる。ちなみに、ロボット掃除機が絶対ハマる(入ると出てこられなくなる)テレビ台の下のスポットがあり、出勤前には、ゴミ箱を置いてバリアにしている。そしていつも思うのが、ロボット掃除機がもうちょっとだけ賢かったらなあ…ということだ。
Panasonic社「RULO」が片付け問題を解決
こんな問題を解決したのが「RULO」(MC-RSF1000)。千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)と共同開発した次世代ロボット掃除機のコンセプトモデルをベースに、開発・製品化したという鳴り物入りだ。
360°全方向の間取りや床にあるもの・動くものなど、部屋環境を認識(空間認識)して地図を構築(マッピング)。壁や障害物の直近まで清掃することが可能で、自己位置を把握しながら掃除プランを立てて効率よく走行して掃除をしていく。
そして、同時に高性能な自動走行技術と障害物回避技術で走行のズレやエラーを抑え、床置きされたものなどを崩すこともなく、部屋中くまなく掃除をできる。従来に比べごみの取り残しを平均で約3分の1にまで削減しているという。
メディア発表会で「RULO」(MC-RSF1000)の走行を見てきたのだが、ギリギリの距離をきれいに除けていく姿には感動した。
毛長のラグ上の走行も可能
「RULO」(MC-RSF1000)の進化ポイントはまだまだある。従来のロボット掃除は、毛足が長いラグが不得手だった。毛足を巻き込んで止まってしまったり、単純に、ラグの段差を乗り越えることができなかったりといった問題があった。
だが「RULO」(MC-RSF1000)はこの積年のラグ問題も解決。フロント3Dセンサーが段差やラグを検知することで、タイヤユニットを押し出し、本体を持ち上げる「アクティブリフト」機能を搭載。なんとRULOが“立ち上がる”のだ(前が上がる様子は実際にはウィリーといった感じだが、あえて強く表現させていただきたい)。
ラグだけではなく段差などの障害物を、最大2.5cmを乗り越え走破していくという。
ロボット掃除機の導入に踏み切れない人で、「本当にきれいになるの?」という疑念のもと、様々な弱点をネットなどで見てしまったためという方も多いだろう。だが本機「RULO」(MC-RSF1000)のように、ロボット掃除機は日々進歩しており、弱点は克服されていっている。
休日に手作業で丹念に掃除するのも良いが、毎日ロボット掃除機が掃除してくれているだけで、部屋の状況はまったく変わる。ロボット掃除機の導入は本当におすすめだ。
一色萌のアイドル、色々。第 24回 「アイドルと今できること」
こんにちは。プログレアイドル・XOXO EXTREME(キスアンドハグ エクストリーム。通称・キスエク)の一色萌(ひいろ・もえ)です。
さて。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
世界は未だ新型コロナウイルス禍にあり、なかなか収束の兆しが見えません。
テレビを見てもスタジオにいる芸能人の方々が席を離して座っていたり、自宅からの中継や電話で番組に出演していたり、1ヶ月前から比べても随分と状況が変わりました。
政府から緊急事態宣言が発令されたこともあり、ツイッターやインスタグラムを見ていてもご自宅で過ごされている方が多くなったなぁと感じています。
“おうち時間”を少しでも楽しく豊かなものにしようと、たくさんの人が趣向を凝らしながら過ごしているのを見ていると、直接会うことができない状況になってむしろ、人々の生活がより身近に感じるような気がします。
とはいえ、普段外で過ごすことの多かった方はもちろん、もともと室内で過ごすことが好きな方でも、「自分の好きなタイミングで外出することが難しい」というのは、なかなかにストレスがたまる状況だと思います。
部屋で一人、休息をとったり考え事をしたりして過ごす時間は有意義な面もありますが、長時間カンヅメ状態でいるうちに自分の世界で思考の沼にはまってしまい、ネガティブな気持ちでいっぱいになってしまった経験のある方もいるでしょう。
ちなみに私は平時からいつもそんなことばかり考えていたのでこんな性格になりました。
「世界と自分は切り離されている」という感覚は猛毒で、一度この世界に自分は必要ないと確信してしまうと、たまらなく堪え難い気持ちになったりもします。
“おうち時間”を持て余して色々と考え込むうちに、気を病んでしまう方が増えてしまうのではないかということが心配でなりません。
私も精神的に強いほうではないので人のことを心配している場合ではないのですが、アイドルもヲタクも病みやすい生きものですから本当に心配です。
ひどいことにならないよう、考え事はほどほどにして意識的に気分転換をしながら過ごしたいものです(自戒を込めて)。
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多くの人々の日常が大きく変化したように、私たちが生きる「ライブアイドル」の世界における日常もまた、社会の動きに大きな影響を受けています。
3月の末ごろからライブ等イベントの中止や延期が増え、この4月は見聞きする限りほとんど全てのイベントがカレンダーから消えました。
少なくとも緊急事態宣言の効力のある5月6日までは、ほとんど全ての催し物は自粛の向きになるでしょう。
状況によっては、今まで通りにイベントが楽しめるようになるまではもう少しかかるかもしれません。
もちろん人命第一、感染拡大防止に徹することが今すべき最も大切なことであることは大前提として。
しかしながらライブやイベントの開催ができない、直接ライブハウスでファンの皆さんに会うことができないということは、私たちのようにライブを活動の主軸としているアイドルにとってかなりの痛手です。
ここで私が「痛手」と捉えていることは大きく分けて二つあります。
まずは経済的なこと。
そしてもう一つは、アイドルとしての存在の強度が下がってしまうこと。
経済的な問題については、ライブアイドルは基本的にライブ時の物販の収益を主な運営資金としているところがほとんどであるため、シンプルに消耗戦になります。
……と言っても私の立場はあくまで事務所所属のアイドルで、その資金繰りに関しての知識はファンの皆さんと大差ありませんので、ここでは深く扱いません。
今回私が掘り下げたいのは、二つ目の問題です。
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テレビや雑誌で日々元気な笑顔を見せることで日常に寄り添う「地上」のアイドルとは異なり、私たちは直接ライブを見てもらったり、特典会で交流をしたりすることで存在を認められ、アイドルとして認知されます。
衣装を着て、歌って踊り、チェキを撮る。
そういった活動そのものが、私たちを「普通の子」から「アイドル」にするスイッチの役割を果たしていたように思います。
ライブという「ハレ(=非日常)」の機会の喪失は、必然的に衣装を着ることもないしマイクを握ることもない、だれかとチェキを撮ることもない、そういう「ケ(=日常)」の中に私たちを引き戻していきます。
ライブ会場で直接会って存在を肯定しあうという日常が失われた今、他の方法で存在を認め合えなければ、そこでその関係性は断絶し、存在意義は失われます。
徐々に存在はぼやけていき、過去のものになり、その先にあるのは忘却です。
「忘れられること」は終わりを意味します。
アイドル界はいつだって目まぐるしく、たった数週間のことが一年のように感じられることもあるし、一年のことが三年のように感じられることもあります。
大抵の場合、時間は濃縮されていて、普通よりも早いスピードで体感されるのです。
そんなアイドルの世界において一ヶ月半はあまりにも長い空白です。
誰のせいでもない、やむを得ない空白期間です。
誰にも忘れられたくはないし、誰のことも忘れたくありません。
しかし今自分で何かしらのアクションを起こさなければ、きっと忘れられてしまうし、忘れてしまうのです。
では、私たちお互いの存在を確かなものとし続けるために、今なにができるのでしょうか?
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「なかなか会えない人に“アイドル”をどう届けるか」という課題自体は今に出てきたものではなく、なかなか現場に足を運べない遠方のファンや、時差の問題も出てくる海外のファンに向けてのものとしてずっと目の前にありました。
しかし月に十何本、何十本ものライブに出演する中ではどうしても目の前のことに手一杯になってしまい、なかなか腰を据えて考えることができていなかった問題のように思います。
ファンがアイドルの活動を楽しみにしていて、それを日々の活力の源にしているのと同じように、アイドルの原動力もまたファンの応援や感想だったりするわけで、地下/ライブアイドルにおけるアイドルとファンの関係性は持ちつ持たれつです。
アイドルだからこそステージの上から多くの人々の心に触れることができるし、近い距離感で交流できるからこそ個々に信頼関係も築けます。
地下/ライブアイドルの現場は「ある程度の遠さ」と「ある程度の近さ」の絶妙なバランスで成立しているからこそ、リモートでその魅力を十分に伝えるのは難しいのだと思います。
しかしライブ活動ができない今、全ての人が平等に遠い状況において、その魅力をネット上で完結するものとして最適化できるか?
また、どうやって満足感を与え、満足感を得る仕組みを創り出すか?といったことを真剣に考えなくてはいけない局面にきたような気がします。
こういうときに自己プロデュース力やSNSのセンスが試されるなぁと、いろいろと工夫をしながら積極的にSNSの更新や配信をしているアイドルさんを見て勉強する日々です。
今までと状況が変わったとはいえ、全く馴染みのないことを急に始めると受け手にも対応に困ると思うので難しいところです。
とりあえずは今できることを着実に、自撮りを定期的にあげるとかリプライを多めに返してみるとか、配信をこまめにする等して、皆さんとの距離感のバランスを崩さないよう心がけて、何らかの形で活動をし続けていきたいなと思っています。
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ここ数週間で増えてきた配信ライブの流れにならい、先日キスエクもYouTubeで無観客配信ライブを行いました。
もともと主催ライブを行う予定だったものを配信ライブに切り替えたものだったので、観客は東京近郊の皆さんが中心になるだろうと個人的に予想していたのですが、始まってみるとチャット欄は海外からもたくさんのコメントが書き込まれていました。
何事もなく、予定通りに開催していたら観客にはなり得なかったであろう人々にもライブを見ていただけたということは、明るいニュースの少ない最近において思いがけずうれしい出来事でした。
この機会にたくさんの人がたくさんの仕組みを試し、良かった手法が今後も残り、いままで距離のハードルで十分に楽しむことのできなかった人々にも満足してもらえる土壌になっていったとしたら、この期間も無駄にはならなかったなと思えるような気がします。
またいつものようにライブができる日常が戻ってきた時、お変わりない皆さんと会えることを楽しみにしていますので、どうか心身ともに健康にお過ごしください。
【プロフィール】 一色 萌(ひいろ もえ)
ニックネーム:萌ちゃん、萌氏、誕生日:5月27日、出身:東京都、血液型:A型、趣味:アイドル研究、特技、アイドルについて話すこと
WALLOP放送局「キスエクのギュッと!プログレッシヴ!」レギュラー出演中(2018.4〜)
https://twitter.com/hiiro_moe
https://twitter.com/xoxo_extreme
https://www.youtube.com/channel/UCA7fn3DZFJGDmlxZZg8WQVA
Email : contact@twelve-notes.com
【グループプロフィール】
XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム 通称:キスエク)
一色 萌・小嶋 りん・浅水るりの3名からなる、プログレッシヴ・ロック(略:プログレ)※をモチーフとした楽曲をパフォーマンスしているアイドル。
※特徴として、曲調がよく変わる・曲が長い・変拍子が多い、といった点が挙げられる。
2017年に、発売したシングル「えれFunと”女子”TALK〜笑う夜には象来る〜」に対して(キング・クリムゾン「エレファント・トーク」オマージュ)元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリューがその動画に「I like it!」とコメントで絶賛。
ライブ活動の他、ディスクユニオン新宿プログレ館で一日店員を務めたり、プログレファンの聖地である吉祥寺シルバーエレファントに、アイドルとして初出演。
2019年にフランスを代表するプログレバンドMAGMA公認カヴァー曲の「The Last Seven Minutes」を初披露。その動画がyoutubeにアップされると、カヴァーを公認したMAGMAが、公式Facebookで紹介したこともあり、一日で2000以上の再生数を得て話題になる。
翌2019年には、日本のプログレバンドの雄、金属恵比須とのコラボレーションで、90年代プログレを代表するスウェーデンのバンド、ANEKDOTENの「Nucleus」を公認カヴァー。
同年7月25日には2バンドを擁してのセカンドワンマンライヴを渋谷WWWにて行った。
都内を中心にライヴ活動を行なっており、プログレッシヴ・ロックを知っている人も知らない人も楽しめる、と好評を得ている。
猫ピアノ結成!「猫ひろし公式マラソンソング」を世界に届かせて元気いっぱいニャー!!プロジェクト実施
マラソン選手のカンボジア芸人、猫ひろしとピアノシンガー、中村ピアノが『猫ピアノ』を結成! 本ユニットで、今夏CDリリースに向け「猫ひろし公式マラソンソング」を共作します。自宅や公園で、誰もが楽しく体操できる曲を「猫ひろし第1、第2、第3...」と、中村ピアノと猫ひろしで制作。
このプロジェクトに先駆け、クラウドファンディングを実施。個性豊かなリターンはじめ、気軽に誰でも拡大応援メンバーになれる無料の0円プランもご用意。
どのプランもそれぞれに「猫ひろし」「中村ピアノ」をより身近に感じて頂ける内容となっております。皆さまの応援、ご参加、心よりお待ちしております!
▼猫ひろし×中村ピアノ「猫ひろし公式マラソン体操ソング」で世界を元気いっぱいニャー!応援キャンペーン
https://www.muevo.jp/campaigns/2383
(4/22<ニャーニャー> 20時よりスタート)
【猫ひろし】
日本で活動している元日本人で日系カンボジア人のお笑いタレント、マラソン選手。
2016年リオデジャネイロオリンピックカンボジア代表。
2011年よりカンボジア国籍。WAHAHA本舗所属。
・HP
http://neko-hiroshi.stablo.jp/
・twitter
https://twitter.com/cathiroshi
・instagram
https://www.instagram.com/cat_hiroshi/
【中村ピアノ】
ピアノを弾きながら唄うアーティスト。
ex.東京事変ベーシスト「亀田誠治」率いる亀田大学サークル部員。
2016年6月に1st.アルバム「ピアノショック!」をインディーズリリース。
2018年6月には1st.シングル「銃声と花びら」、2019年には2nd.シングル「東京ディスコティック!!」をユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。
楽曲は様々なTV番組のテーマソングに抜擢。
ワンマン公演やイベント出演を中心に各地で勢力的にライブ活動を行っている。
現在、北海道〜沖縄まで30か所全国ツアー中。
・HP
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・twitter
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・facebook
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