年間アーカイブ 2015
脱毛症のオウムが悲惨すぎ…ネットで炎上 ストレスで頭部の毛が落ち、あわれな姿に
なんというかわいそうな姿…飼い主のネグレクトにあったオウムの悲惨な様子が、インターネット上で大きな反響を呼んでいる。劣悪な環境によるストレスで、頭部以外の全身の毛が抜けてしまっているのだ。
テキサス州カンザスの動物保護団体「Tallgrass Parrot Sanctuary」が、このオウムを救出保護。その時にはタバコの臭いと、腐ったゴミの臭いにまみれた、実にヒドイ状態で見つかったという。
このメスのオウムはハヴィーちゃんと名付けられ、なんとか死は免れたものの、こんな姿になってしまうという状況は想像を絶する。現在同団体のFacebookに彼女の回復の様子がアップされており、ホッ。
正直いたましすぎる姿ではあるのだが、ネット上では「ごめん笑った」という声もしばしば。とはいえ、多くの人々からは元飼い主は絶対に許せないという怒りの声が多数挙がっている。
参照/Facebook
文/関本尚子
彼氏彼女いないと肥満化、大学研究で判明 容姿劣化し負のスパイラルへ
彼氏や彼女がいない人にはショックなお知らせ…パートナーがいない人は太るという、大学による研究結果が明らかになっている。独り身→太る→容姿劣化→独り身続くという、地獄のようなループに陥るというわけだ…。
クイーンズランド技術大学のキャサリン・ハンナ博士とピーター・コリンズ博士が「Journal Nutrition Reviews」誌に、これを発表。博士らがノンパートナーでいる人の健康に関する、41の先行研究を調査して明らかにした。
そのメカニズムはいたってシンプル。独りで過ごしている男女は、食生活が荒れてしまい、その結果太ってしまうのだ。ゲームやネットやスマホをいじり倒しながら、ひたすら食っちゃ寝し、過剰なカロリー摂取するといった流れは、実によくわかる話だ。
ハンナ博士によれば、ノンパートナーの男女は料理する楽しさや同機に欠けてしまい、ファーストフードやインスタント食品、出来合いの料理ばかりを食べるようになりがち。その結果太る。これも納得。その結果栄養が偏ってしまい、肌のコンディションや体臭など、様々な悪影響が出るのだから、これは危険な話。
ハンナ博士らに言われなくともわかっていた、わかっていたのだが、なんという話だ…。
文/高野景子(アラ40独身)
猫は飼い主に殺意抱いてる、大学研究で判明 ライオンと変わらぬ凶暴性が確認
猫は自分勝手とはいえ人間の友、そう思うのは間違いであるという研究が、海外で大きな話題になっている。海外メディアでは「猫はどうやってあなたを殺そうか計画している」などと報じ、猫好きたちは大ショックだ。
■ライオンと攻撃性は同じ
これはエジンバラ大学とブロンクス動物園の共同研究によるもの。それによれば、ネコ科の大型動物であるライオンや雪豹などと、飼猫を比較したところ、その凶暴性は一緒であった。肉食獣としての、遺伝的な行動はじつはライオンなどと違いがないというのである。
研究者の一人で心理学者のMax Wachtel博士は「猫たちはとてもキュートで愛らしい生き物ですが、私達が彼らをペットとして飼うときには、小さな肉食獣を家に招き入れていることを忘れないでください」と警告している。
■人間とは一時的な共存関係
人間と猫のサイズの違いなどから全面的な“殺し合い”にはならないものの、万一サイズが逆転でもすれば、確実に人間はその凶暴性の餌食になってしまう。猫が虫や鳥やネズミに向ける凶暴性は、人間に対しても例外はないということなのだ。
現状、人間のサイズが小さくなったり猫が大きくなることもないので、そんなことは杞憂だろうか? とはいえ、海外でも飼猫に襲われて3人が病院送りになったり、猫に襲われた母子が家に閉じ込められたりといった事件も起きている。
■猫のためにも、野獣性への自覚が必要
決して猫は恐れる必要はないし、愛くるしい我々の友人の一人であるのは間違いなく、あくまでこちらの意識の問題なのだ。そこが甘かったために、人間を襲った猫が保健所送りになるというのは悲劇でしかないだろう。
文/高野景子
ダンスエボリューションする日本人、「踊り神」として世界的な人気に 中年男性の優雅な舞が、海外を魅了
外国人観光客によって撮影されたとおぼしき、人気アーケードゲーム「ダンスエボリューション」を踊る男性の姿が、海外のネット上で爆発的な人気となっている。
コナミが開発したこのゲームは、ユーザーの全身の動きをセンサーカメラで読み取る機能があり、画面内のキャラクターに合わせて踊ると、そのフリコピ具合を採点してくれるというもの。かつて一世を風靡したダンスダンスレボリューションの、全身バージョンとでもいうべきゲームだ。
話題の動画は、「神」と言われるこの男性の知人がFacebookにアップしたもので、その内容は、日本人の中年男性がアイドルチックなふりつけで一生懸命に踊るというもの。
ネット上では「GOD!」「仏様です」「伝説だ!」などと賞賛するコメントが多数よせられている。実際に動画を見てみると、まるで儀式のようにうやうやしく踊りをスタートし、次第に楽しそうな表情を浮かべながら踊りまくる姿は、たしかにワンダフルだ。
男性のふりつけの完璧さ、そして演技力に、この撮影者のみならず通行人たちも興奮して見ているようだ。一見ギーク風な男性が、これだけ優雅に踊っているところが、多くの人々の心を惹きつけている様子。必見だ!
参照/Facebook :masashi matsumoto
文/根本優子
世界1可愛い豚、世界1高いソーセージにされる 国宝にも指定されたキュートな豚に悲劇
イギリスで世界一高級なソーセージが開発されて話題になったのだが、その材料になった豚さんも世界一可愛かった、嗚呼…として話題になっている。
ハンプシャー州のお肉屋さん、ケヴィン・ターナーさんがこの問題のソーセージの生みの親。マンガリッツァ豚を主材料にして、トリュフ、高級なスティルトンチーズ、1947年産のポートワインなどを使って作ったものだ。
ターナーさんによればキロあたりにかかった材料費は約13万円(700ポンド)で、一本約7000円で販売されるという。た、高いいいいいい! 一般的な大型ソーセージの値段の約100倍だ。
そんな報道を受けて、皆が興味をもったのはこのマンガリッツァ豚。19世紀前半に誕生したハンガリー固有の、希少種の豚である。2004年にはハンガリーの国宝に指定されているほどの貴重な豚さんなのだ。
その特徴はもふもふの毛皮に、愛くるしい目…。そんな写真を見たネットユーザーたちは、世界一高級なソーセージに喉をならす一方、“可愛すぎて俺にはできない”と涙している。たしかにこの毛皮の具合ほんとうに可愛いのだが、マンガリッツァ豚はあくまで食用…それはわかっているんですけどね〜。
文/関本尚子
死の直前、亡くなった友人が現れる、大学調査で判明 死の恐怖をやわらげる効果も
死を間近にした人々たちに共通する体験として、亡くなったはずの友人や血縁者を見る、それもしばしば…ということが大学の調査により明らかになった。
ニューヨークにあるカニシャス大学の研究者らが、ホスピスで終末医療を受けている66人の患者にインタビューを行った結果、この体験が明らかになった。
研究によれば、ほとんどの患者らは一日に1回以上のヴィジョン(幻覚)を見る。そして多くの患者らの訴えによれば、それはとっくに死んだ親しい人々の姿だという。
古来、死の直前には「亡くなった妻が迎えにきた」「死んだはずの父親が昔の姿のままやってきた」などといった事が言われてきたが、それは未だに続く共通体験なのだ。
研究者らによれば、親しい人々が迎えにくるというこの死の直前のヴィジョンは、恐怖を和らげる効果を持っているという。決して怪談じみた恐ろしい話ではなく、人が逝く寸前に感じるほんのわずかの優しい体験なのだ。
文/高野景子
女は男よりトイレで流し忘れ多い、海外研究で判明 男性の方がきれい好き、衛生観念高い
一般的には「男って不潔」「女の子はきれい好き」というイメージだが、実は真逆であるという研究が注目を集めている。
オーストラリア企業のイニシャル・ハイジーン・オーストラリア社が、英国、フランスの男女5500人を対象にして衛生観念の調査を行った。
同調査によれば「トイレで便座を拭く」のは男性が77%、女性は55%。また「トイレにあるものを触るのが嫌」というのは、男性が67%は、女性は53%だったという。
そして次のデータが興味深いのだが、「トイレで用を足した後、便座蓋を下ろして水を流す」のは男性が69%、女性は63%であることが分かった。蓋を下ろすというのは、ちょっとハードルが高いかも…筆者は女なわけだが。
これらの調査を受けて心理学者らは「男性は女性よりも汚いという固定観念がある」が、真実は「男性の方がトイレの清潔に関心が高い」と評価。
同調査は、オーストラリア、イギリス、フランスなどの国に応じた差異は見られなかったという。どこでも女性の衛生観念は意外に低いという結果がでたわけだ。
筆者としては、まあそんなもんだよなあとしか思わないが。
文/高野景子
一般人宅から師団級、銃1万丁発見 銃火器版のゴミ屋敷に全米が震撼
ふつうのよくある家から、1万丁を超える銃が発見! アメリカとはいえスゲー!として話題になっている。
米国メディアによれば、サウスカロライナ州ページランドで問題の家が発見された。銃1万丁だけではなく、500以上のチェンソーなども見つかり、いずれも没収された。
この家の持ち主、ブレント・ニコルソン容疑者はマフィア、ギャングでもなかった。冴えない風貌の51歳の男だ。地元警察がドラッグに関するタレコミを受けて容疑者宅を捜索したところ、一面の銃、銃、銃。足の踏み場もないほどだったという。
薬物にまつわる疑惑があったものの、ニコルソン容疑者はこの銃を闇取引していたわけではなく、ただひたすらに集めていただけ。ガンマニアの究極というよりは、ようはゴミ屋敷の銃バージョン! 警察もこの銃を押収、片付けるだけで2日間もかかってしまったという。
この銃はほとんどが盗品だったといい、容疑者は“なんとしてでも銃を集めなければならない”という強迫観念症に罹っていたと報じられている。
文/関本尚子
主婦の冷凍庫で化石化食品の一覧がすごい…! 義母の惣菜、ナゾの肉塊、夫に食べさせたくない高級食材…
みなさんの家の冷蔵庫、その奥には何年入ってんだ…というミステリアスな“化石”が埋もれているはず。インターネットリサーチ会社が今年8月、主婦777名を対象におこなった冷凍化石調査は衝撃的。冷凍庫にためこまれた食品のリストの内容がすごいのだ!
<1>輸入肉は化石化しやすい
冷凍庫に数ヶ月〜年ためこんでしまうもので、圧倒的に多いのは肉。「調理する機会を失った輸入肉」「コストコのディナーロール」「コストコのプルコギ肉」「牛タン」「牛すじ」などの回答が目立っており、勢いだけで買った肉は…化石になってしまうようだ。その結果、冷蔵庫にこれなんだっけ…という謎の肉塊が生まれてしまう!
<2>人の厚意や親切が化石化!!!
人が良かれとくれた食材も冷凍庫で化石化する事案も多いようだ。「夫の母から送られてきた惣菜」「お中元でもらった食品」「お土産でもらった食品」がランクイン。義母から送られきた地味な惣菜、さすがに捨てられないから…とりあえず冷凍しておくか…、そんな嫁姑問題の念がこもった食品も冷凍庫に眠っているわけで、ヒエ〜。お土産でもらった干物とかも、たしかにわかるけどねえ…。
<3>「もったいない」でムダを増やす…モズのはやにえ系
「口に合わなかった食品」「普段買わない高級食材」「半額のときに買った食品」「メニューを決めずに買った食材」など、このあたりになると完全にカオス!口には合わないが捨てるにはもったいない、今食べるにはもったいない…、そんな気持ちでムダな化石を抱え込み、結局は電気料金があがるばかり。
さまざまな理由で食品が化石化してしまうわけだが、実際、冷凍庫に入れても味落ちないわけではない。冷凍焼けしてしまったり、解凍に失敗したりで味が落ちてしまいがちなのだ。ようは口に合わなかった食品はもっとまずく、せっかくとっておいた高級食材もまずく…そんな悲劇が待っている。
■冷凍化石をつくらない最新技術がすごい!
とはいえ、最近では新しいタイプの冷蔵庫(冷凍庫)も出現しているので、今後はこんな悲劇も少なくなるかもしれない。Panasonicが9月より発売して注目を集めているパーシャル冷蔵庫NR-F611WPVは、「微凍結」という新鋭技術で食材を保存できる。
普通の冷蔵は約3℃、冷凍はマイナス18℃なのだが、同社冷蔵庫の微凍結は約マイナス3℃。微凍結された食材は冷凍されたものよりも細胞の傷つき度合いが少ないため、肉汁などの旨味が逃げ出さないのだ。またカチカチの化石状態ではなくほどよい凍結具合なので、包丁でそのまま切って調理もできる。
さすがに冷凍庫ほどの保存期間は持たないものの、酸化ブロック冷却などの機能も搭載しており、買った日の鮮度と美味しさを長くキープできるため、フレンチから日本割烹までプロの料理人たちもこぞって導入している。
■外国人も期待する「ときめく冷凍庫」
“こんまり”こと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」が海外でベストセラーになり、日本人の家は居間から冷蔵庫の中まで超キレイ、そう思っている外国人も増えている。
だがその実態はひどいもの。冷凍庫にはときめかない化石が眠っているわけで…。キレイな国日本の名に恥じないように冷蔵庫の中も美しくしたいもの。東京オリンピックの頃までには、最新の微凍結パーシャル冷蔵庫が普及して、外国人の期待にも応えられるかも!?
ベジタリアン向け加工肉に人間DNA多数検出 菜食主義者らにカニバリズム・ショック?
ベジタリアン、ヴィーガンなどの菜食主義者が世界的に増加するなか、ショッキングな調査が明らかになった。菜食主義者向けの肉の入らない“肉もどき”のソーセージのうち、約2%から人のDNAが含まれたものが発見されたのだ。
牛や豚や鳥ならまだしも(?)、人肉が入っているというのは衝撃的。肉を食べていないつもりだったら、それどころではなかったわけだ。
■肉の入ったベジタリアン向け食品が意外に多い…
これは米国の商品調査のスタートアップ企業「Clear Labs」によるもの。同団体が国内のベジタリアン向けのノンミート・ソーセージを調べたところ、約10%程度には、入っていないはずの鶏や豚などの獣肉が含まれていた。これだけでもベジタリアンの人たちを裏切る結果となっている。
■人肉が入っているわけではなかった?
そしてこの肉もどきのソーセージのうち、約2%のサンプルからは人のDNAが検出されたのだが、正確に言えばかろうじて“肉”ではない。人の髪の毛や爪などが混入してしまっていたということだ。それなら良かった!? いや、十分まずいだろう。
■手作り食品ならばDNAも混入しやすい
またベジタリアン向け食品のサンプルの多くから、同様にして人のDNAが検出されている。とはいえ、逆に言えば人がしっかりと作っている手作り食品であることなどがその理由。海外メディアなどはショッキングに報じているが、人がその手で作れば、まあ混入することもあるだろう。
お母さんやおばあちゃんの作った塩おむすびだって、分析すればDNAと愛情が入っているのだ!
文/関本尚子