木曜日, 7月 3, 2025

マンスリーアーカイブ 7月, 2015

勉強嫌いは喫煙並に寿命縮める、デンバー大研究で判明 教育と健康に相関関係あった

学歴と寿命に相関関係がある、こんな研究が発表されて波紋を呼んでいる。学校教育を早くにはなれることは、喫煙と同レベルで、健康に悪影響があるというのだ。とはいえ経済的事情などで学びたくとも学べない人たちもいるわけで、デリケートな問題だ。 ■14万5千人の死亡者は、高校卒業していたら“死なずにすんだ”? コロラド大学デンバー校の研究者らが、1986年から06年までの健康調査データをもとにリサーチを行った。その結果算出したのは、2010年におけるアメリカでの25歳から85歳の死亡者のうち、145000人は、もしも彼らが高校教育を最後まで受けていたら、その死を防げたかも知れないという衝撃的なものだ。 この数字は国中の喫煙者たちが禁煙したら、防げるかも知れない死亡者数に匹敵するものだという。調査結果は「the journal PLOS ONE」に発表された。 ■学歴と健康問題はつながっている 高校教育を修了できなかったことが直接的で致命的なリスクを生じさせるわけでは、もちろんない。ただ、間接的にではあるが“寿命を縮める”相関性が認められたということ。病気などに対応できる経済的余裕、余裕ある生活から生まれる精神的充足、健康的な生活をおくるための知識や行動、そういった要素が、相対的に欠けるといったことから、生じるようだ。 ■教育格差の是正が必要 同研究のメンバーの一人、パトリック・クルーガー氏(Patrick Krueger)は、「我々の調査結果は、教育体制の改善を政治的に行うことが、アメリカ人の生存率を改善することも示しています」と言っており、教育格差が広がっているなか尚更だとのこと。現在アメリカの25歳から34歳の成人では10%以上が高校教育を修了できていない。 調査チームのメンバーは「すべての人が高い水準での教育を受ける必要はないと思っているが」とも言っている。この研究には「行きたくとも行けなかった」といった反論も見られるが、あくまで相関関係を明らかにしたものであり、研究チームは行政に対し、全ての人が高校教育を修了できるようにすることを求める姿勢だ。 文/高野景子

かつや朝11時まで限定のしょうが焼きが極上に美味い!!! 肉厚ふんわりジューシー、450円でトロ肉体験

とんかつなどの揚げ物の定食&丼チェーン「かつや」が、朝メニュー限定(7時〜11時)で提供している「しょうが焼き定食」が、衝撃的に美味いと評判だ。そもそもかつやは朝メニューから揚げ物ばかりのため、あまりその実力はほぼ知られていない。そんなわずかの人たちの間で、瞬く間に「ヤバい」と言われているほど。おまけに値段も450円と、激安なのだ! ■肉汁ジュースがどばどばなしょうが焼き 量としては朝食にふさわしく、通常の街の定食屋のしょうが焼きに比べればSサイズといったところ。だが、朝にはちょうどいい量だ。また、キャベツはたっぷりとついてくるし、豚汁もたっぷりなので、それは朝でもうれしいかぎり。 そしてこのしょうが焼きの肉がたまらない、1センチ〜2センチはありそうな極厚ボリュームで、肉はむっちりとして、噛みしめると濃厚な肉汁がとびだしてくる。従来にはないぐらいジューシーな旨さなのだ。もはや、このしょうが焼きの肉は「飲める」とすら思ってしまうほど。 ■ごはんが異常に進む! 肉の枚数はたいしたことがないのに、ご飯がめちゃくちゃ進む。ちなみに前日深酒をしてしまったために調子がイマイチだったのだが、あまりの旨さに食がすすんで元気になった(気がした次第)。 「外食チェーンのリサーチャーのなかでも、これは隠れた逸品として言われていますね。なんでこんなところにこんな気合が入っているのかと(笑)」(外食専門誌編集者) ■とんかつ屋はしょうが焼きで真価がわかる 一般的にとんかつ屋のしょうが焼きは、その店の真の実力を発揮するとも言われるメニュー。肉の質と仕込みがしっかり問われるのだ。なので、名店と言われるとんかつ屋のしょうが焼きはたしかに美味いし、また手間もとんかつと異なるためピークの時間帯には注文ができなかったりもする。逆説的だが、しょうがやきが美味い店は、とんかつも美味いってぐらい。そんな思惑があったりして? 朝からしょうが焼きかよ〜という人も多いだろうが、これは要チェック! 朝しか食べられないのが本当に悔しい! 文/関本尚子

スヌーピー空飛ぶ小屋型ドローン登場、かわいすぎる! ドローンにはこんな素敵な可能性も

最近ではネガティブな報道が多かったドローン(小型無人機)だが、こんな素敵な使い方も存在する。スヌーピーが犬小屋に乗って飛んでいるこれ、Otto Dieffenbach氏によって作られたドローンを使ったものなのだ。 スヌーピーが犬小屋に乗って飛ぶというのは、原作『ピーナッツ』に登場することでファンにはおなじみ。羽もプロベラもない小屋が、そのまま飛ぶというのは本来ならば漫画のなかだけのお話だが、ドローンを使えばこんなこともできちゃうのだ。 この小屋の前部にドローンが取り付けられており、ちょうど換気扇のハードケースとファンのような状態になっている。このドローンは縦状態になっても飛行できるもので、それによって、このちょっと不思議な物体が空を飛び交うことができるのだ。 ちょうど先日の衆議院内閣委員会でドローン規制法が可決されたばかり。たしかにドローンは米国が軍事兵器として利用して6000人以上もの命を奪ったといった闇の部分もあるものの、こんな素敵なこともできるテクノロジーでもあるのだ。 参照/YouTube この動画はまじでオススメです! 文/鷹村優

愛犬、2年後にクマだったと判明 飼い主「そういえば気が荒かった」

みなさんは、犬とクマの区別はつくだろうか? 当たり前? いやいや、中国では2年間も可愛がっていた犬が、実はクマだったことに気づいた男性が話題になっているのだ。 ■ベトナム市場で購入した可愛い黒犬 2013年、中国南部のバナナ農家で働くワン・カイユーさんは、ベトナムの市場で2匹の子犬を買ってきた。黒くツヤツヤとした毛並みでまるまるとして可愛い様子だったという。エサもなんでもよく食べて、人にもなつっこく皆から愛される性格だった。 ■性格がだんだんやんちゃに ただ、飼い主としては次第に、犬としてはちょっと“やんちゃ過ぎる”なぁと思っていたという。ある時は、むちゃくちゃになった鶏などを持ち帰ってきたし、だいぶ力も強い様子だった。(ちなみにこの2匹、放し飼いだったようだ!) ■「うちの子たち、犬じゃないの…?」 だがワンさんは、ある日近所の警察が張り出した自然保護のポスターを見ていて驚いた。うちの犬に似ている生き物が映っているが、どうやら犬じゃないらしい。周囲の人のアドバイスもあり気づいた「うちの2匹はクマ?」と。 そんなこんなで2匹は通報されて、動物保護施設に送られることになったのだ。この2匹、オスとメスで健康状態は良好だとのことで、両方ともそれぞれ体重も50kg。…って、そんなに大きく育つまでワンさん犬だと思っていたの!? 文/高野景子

150歳まで生きられる老化防止薬、来年から生産か 米国のバイオ企業CEOが発表

「人間が150歳まで生きられる時代がすぐに来る」、米国のバイオテクノロジー企業、シエラサイエンス創業者でCEOのビル·アンドリュース博士(64)が、今月5日ニュージーランドのTV番組でそう語った。「老化は病気であり、治療することができる」として同社が「開発中の老化治療剤が来年遅くにも試験生産に入るだろう」と付け加えている。 不老不死への第一歩となる、この発言が今海外メディアで大きな注目を集めている。 ■寿命つかさどるテロメアの調整薬 生物は細胞分裂をくりかえすと、染色体末端の塩基配列部位である「テロメア(telomere)」が短くなっていき、これが短くなりきると死を迎えることになる。アンドリュース博士によれば、このテロメアの生成を行う酵素が体内で作られ続ければ老化を防げるとしている。 そしてシエラサイエンス社がこの酵素生成に関する薬を発売することを示唆したわけだ。 続けてアンドリュース博士は「(治療剤によって)テロメアの長さが再び長くなれば、老化が中断されるどころか再び20代の青年のように活力あふれる状態になる」とも強調。 ■超長寿社会になれば人口問題も勃発 だが実際に薬が発売されて長命を確保できても、内蔵の機能などが追いつかないといった事態も想定される。そうなれば臓器移植の需要が高まるし、また人々が死ななくなれば人口問題も新たな局面を迎えることになる。社会に大きなインパクトを与えることは間違いない。 文/高野景子

夫の死を看取った96歳女性「ちょっぴり待ってね」と言い、24時間後に老衰で亡くなる 先月に結婚生活75周年

結婚生活75周年になる夫婦が、最後に望んでいたものは相手の腕の中で逝くことだった。 アメリカのサンディエゴ州に住む夫婦で、妻のジャネット・タッカーさん(96歳)が亡くなったのは、夫のアレキサンダー・タッカーさん(95歳)が亡くなって24時間以内のことだった。夫は妻に抱きしめられたまま息を引き取り、夫のなきがらを横にして、妻もそのまま眠るようになくなった。 ■幼なじみから、1940年に結婚 ジャネットさんと、アレキサンダーさんの二人は8歳の時からのおさななじみで、1940年に結婚。そして5人の子供と、10人の孫がいる。6月上旬には、75回目の結婚記念日を2人で祝ったばかりだった。 だが夫のアレキサンダーさんは腰の不調をうったえ、数週間ほど体調を崩していた。それとともに、まもなく妻のジャネットさんもまた体調を崩しはじめる。医者からも「長くはない」というほどに、2人とも悪化。 ■夫のなきがらに「ちょっぴり待ってね」、24時間後に妻亡くなる まもなく地元のホスピスに2人は入院させられる。そして、子どもたちは、両親の願いを知っていたため、2人のどちらかが相手の最後を看取れるよう並んで眠れるベッドを用意した。 その日6月17日、夫のアレキサンダーさんは眠るように息を引き取った。隣で眠っている老妻にもさとられることなく。 異変に気づいた娘のアイミーさんが、妻のジャネットさんに言うと、ジャネットさんは夫をだきしめ「あなたが望んだこと、ちゃんとかなったのよ。私の腕のなかで死ぬって。愛してる、本当に愛してる。ほんのちょっぴり待ってね」 そう告げたあと、ジャネットさんもしばらくして、その日のうちに息を引き取った。 アメリカの10Newsが番組でこの2人の最後を、遺族の証言や写真のもとに報じ、海外で大きな反響を呼んでいる。人の死を美しいなどと言うのはおこがましいことだけど、この2人の最後はやっぱり美しい。 参照/10News 文/高野景子

牛丼・松屋のカツカレー専門店はプロ唸る味わい カツは分厚くジューシー、カレーは本格スパイシー

牛丼チェーン松屋などを運営する松屋フーズが運営する、カレー専門店「マイカリー食堂」が東京三鷹にひそやかな人気を誇っている。一般的な食堂などよりも100円から200円ほど安い値段で、ジャンボでジューシーなカツカレーを食べられるからだ。 ■松屋の2大技術を総結集 「松屋は松乃家、松八といったトンカツ専門業態の店を少しずつ増やしていますし、揚げ物の技術を、牛丼のウラで着実に積み上げています。一方、カレーについても従来の松屋で提供しており、ファンも多い。またトマトカレー、麻婆カレーなどのオルタナティブなメニューを提供しています」(外食専門誌編集者) つまりマイカリー食堂では松屋フーズが磨き上げてきた、トンカツとカレーの両方を堪能することができるのだ。実際に店舗で640円の「ロースカツカレー」を注文してみると、たしかにトンカツの大きさに驚かせられる。推定20センチ近くあり、女性だったら残してしまう人もいるかも知れないほどのボリューム。 ■トンカツがハンパなくデカい 「揚げたてを提供するので少々お時間を頂きます」と店員さんの言われるとおり、揚げ時間はかかるものの、そもそもこの分厚い肉ならば当然時間がかかってしかるだろうし、その味は街のトンカツ専門店と同じ。肉もジューシーで柔らかさと肉々しさのバランスが絶妙だ。 また、カレーについては松屋の「アレ」のちょっとハイグレード版な感じ。独自のスパイス感に、カレー好きの間でも評価が高いオリジナル性のある松屋カレーのルウだ。おしゃれな店内の内装のせいか、あのルウよりも心なしか上品で高い味わいがある。 ■松屋より高級な味で、松屋並に安いカツカレーが食べられる カツカレーの価格は一般的に700円から900円と言われているので、この630円は格安。そして味わい深く、いい意味で「松屋感がない」のだ。松屋には揚げ物の設備がないわけで、あのルウでトンカツが食べられる、こんなに嬉しいことはない! 全国のカツカレー好き、カレーファンやトンカツものにはぜひとも試して頂きたい。 この三鷹は松屋フーズ本社があり、松屋からその運営するカフェ、寿司屋なども楽しめる。カツカレーがてらの散策も楽しいですよ! 文/原田大

海外寿司店のマグロ約70%が深海魚 食べると絶対「漏らす」危険油脂ふくむ魚も流通

激安寿司には深海魚などの代用魚が使われることがある…いやな常識になってしまったこの話だが、寿司ブームの海外でいまこの話題が注目されている。海外の寿司店や缶詰のマグロのうち、半数以上がマグロではない深海魚であったことが明らかになったのだ。 ■食べると絶対下痢する魚が使用 この発表をおこなったのはNPO法人「Oceana」。同NPOがアメリカのフィッシュマーケットで調査を行ったところ、マグロとして売られているものの59%が偽物で、アブラソコムツなどであったという。 アブラソコムツといえば、体内の油脂成分に下剤作用があることで知られており、要は食べるとお腹がくだる。人体で消化できないワックス質が入っているためだ。味はいいため、オムツをはいてまで食べる人がいるという、ある種のマニアックな魚。 とはいえ、知らずに食べさせられる人はたまったものではない。デートの最中にそんなものを食べることになったら、とんだ大惨事、せめてアブラソコムツではない深海魚であって欲しい。 ■ツナの定義自体があいまい また同NPO法人は1200以上のツナ缶を調査。その結果、南カリフォルニア州で流通しているツナ缶のうち、50%以上には一切マグロが使われていなかったという。だが、ツナ自体は本来マグロだけを指すものではなく、アメリカの食品医薬品局も約14種類のマグロ以外の魚も「ツナ」と呼ぶことを認めている。 同調査によれば、アメリカの寿司店のうち70%以上のマグロが偽物であったことも判明。魚の偽装問題は、日本国内だけではなく世界的な問題になりそうだ。 文/高野景子

結婚満足度、相手の見た目のよさで変化 男性は妻のルックスに関心高い 米大学研究

あなたは夫の、妻の外見に満足している? 「当たり前じゃん」と思うかもしれないが、結婚の満足度とパートナーのルックスには密接な関係がある。アメリカのサウスメソジスト大学、アンドレア・メルツァー教主らの研究により明らかになっているのだ。 ■結婚満足度のポイントは男女で異なる 研究チームはテキサスにすむ新婚夫婦450組を対象にして4年間にわたり調査を行った。満足度を8段階に分類し、どのような瞬間に結婚に満足しているかアンケートを行った。男性は結婚後に満足度が少しずつ高くなり、女性は満足度が下がることが分かった。これは結婚後、夫が家事をしないといったことが要因のようだ。 ■男は妻のルックスがいいと幸せになる そしてルックスに関しては、男性がとくに執着が強いことが判明。男性は妻のルックスに満足している場合、結婚生活の満足度もあがることが判明したのだ。また満足度に寄与する他の要因をふくめても、妻のルックスはとくに重要であった。「美人は3日で飽きるが、美人じゃない女性には3日で慣れる」という俗説は、現実とズレていたわけだ。 ■妻は夫の外見を気にしない 一方妻側は、夫のルックスの良し悪しは満足度に寄与しないことが判明。「おたくの旦那さん、かっこよくっていいわよね」なんて言われたら「いえいえ」という女性が多いだろうが、実際その通りということ。妻にとっては夫のルックスうよりも、家事をちゃんとしてくれる、稼いできてくれる、といった点が重要になってくる。 この研究結果は2013年のものでいささか前だが、夫婦の真実を語っている。最近外見には手を抜いているという奥様、ちょっとおめかしするだけで、旦那の幸福感があがるかも? 文/高野景子(未婚)
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