年間アーカイブ 2014
中山美穂が新恋人とラブラブ中、辻仁成が自分に「がんばれ」ツイート 公開した料理写真も美味しそう、でもかわいそう…
辻仁成と電撃離婚をした、女優の中山美穂(44)と新恋人とのラブラブ2ショットがInstagramに公開された。お相手はおしゃれ音楽家の渋谷慶一郎氏(41)。公開されたのは21日の9時頃なのだが、一方で、元夫である辻のツイートが「かわいそう」だと話題になっている。
米を研ぐ。がんばれ、がんばれ、と小さくつぶやきながら。— 辻仁成 (@TsujiHitonari) 2014, 10月 21
中山の頭に渋谷が口づけをしている写真に、ネット上は騒然。その後、辻氏はわびしく「米を研ぐ。がんばれ、がんばれ、と小さくつぶやきながら。」とツイート。彼のところに、元妻の話題が届いていた可能性はあるだろう、そう思うと胸をうたれる。
辻のその後のツイートをみると、息子のところに、友達が来るようでそのための料理をこしらえていたようだ。息子の親権は辻が得ている。
Instagramに元妻のラブラブ写真が公開されたわけだが、辻は同サイトに子供たちのために作った料理写真をアップ。美味しそうなシチューライスだ。だが男やもめが作った料理は、どこか哀愁がただよっている。
「最近では辻さんは料理や家事関係のツイートや写真を多数アップしており、その主夫ぶりがネット上でも好感度を呼んでいます。そして中山さんはといえば、親権を辻さんが持っているからとはいえ、男と遊び呆けているように見えてしまうようで、ネットユーザーから反感も買っているようですね」(女性誌記者)
お互いに話しあい、ちゃんと合意の上で別れているわけだから、何をしようと勝手といえば勝手なのだが。ただ、どうしても辻の方にシンパシーを感じてしまうのも人の情。それにしても、辻氏の料理が本当に美味しそう。
文/関本尚子
伝説のバイオレンス・グルメ漫画「姑は嫁の夕飯にアニサキスをーー」 姑の究極の嫁いじめメニューがヤバい!
はじめに念を押しておくと、これはこの漫画のパブ記事ではない! だがいまだに多くの人にとって記憶に残るこの広告がいったいなんだったのか、紹介しておきたい。これこそ究極バイオレンスグルメと言われる伝説の漫画作品なのだ。
これは「嫁姑超実録バトルVol.1絶対許せない女の闘い!!」に収録された、川崎三枝子先生の『私の闇に触れないで』だ。あのコンビニによくおいてある、分厚い不幸系レディコミ誌の電子版。
この作品は、扉ページから文言がすさまじく「ヒィ〜ッ 嫌〜ッ!! お風呂の湯がグラグラ湧きたつ状況に、亜紀子の顔が激しくゆがむ! 嫁VS姑との超バトル!! そして嫁のトラウマとは…」って、なにこれ!
ざっくり言えば、両家に育った夫の家に入った、孤児だった妻が、姑にいじめ抜かれる話。そのなかで出てくるいじめがこの「夕飯にアニサキスをーー」なのだ。
アニサキスはサバ、アジ、イカ、イワシなどについている寄生虫(体長は11mm〜37mm位)。70度以上の加熱や、冷凍などをせず、生食した場合に人へと感染する寄生虫だ。取り込まれると、激しい腹痛や嘔吐に襲われる。また食品衛生法としては食中毒の原因物質としても扱われる。
この姑がおこなった行為は完全にアウト! 傷害罪に問われる危険行為なのだ。
「しかし我々、一部の漫画ファンからは『究極のノワールグルメ漫画だ!』といった声もあがっていますね。至高の食べたくないメニューですが(笑)」(漫画専門書店店員)
レディコミ作家の雄、三枝先生が書くこの姑のドヤとした邪悪さといったらない、だがその憎々しさから、ついつい読んでみたくなる作品なのは間違いない。内容はかなり陰惨…面白いけど。
それにしてもAmazonでの同作品の紹介もすごい…。『本当の女の闘いは、陰険で醜悪。姑が嫁をイビるのは当たり前。隠れたところで義姉が我が子を虐待するのに堪忍袋の緒が切れた! ねちねち、うだうだもうヤメテ! 世の女性たちの魂の叫びが満載。そんな物語をベテラン作家連が渾身の筆で描き出す実録コミック集がこれだ!』。素晴らしいリズムの文章だ。
ちなみにアニサキスはしっかり噛んで食べることでも予防できるそうな、みなさんも気をつけて。
文/関本尚子
王将の一部店舗が出してはいけない「鍋焼き味噌ラーメン」を提供 熱々旨々の幸せすぎるメニュー
■王将トップの美味さとレア度
「餃子の王将」の一部店舗が、過去に提供していた「鍋焼き味噌ラーメン」を再開、飲食業界から心配の声がある一方、王将ファンからは「美味すぎる」「待ってました」と歓喜の声が多数あがっている。土鍋ごと調理された激熱の味噌ラーメンに、チーズと生卵が乗っており、同チェーンのメニューでは美味さもレア度もトップクラス。
■15分〜20分、とにかく時間がかかる
だが、これほど美味いメニューにたいしてなぜ心配の声があがっているのか。
「このメニューはとにかく手間で、店側のオペレーションとしては不利。注文してから15分から20分はかかる。またとにかく熱々なので、食べるのにも時間がかかる。猫舌のお客さんだと30分近くかかることも」(ジャンクフードライター)
店の回転率をさげてしまうために、王将のようなチェーン店からすればとんでもないメニューなのだ。
「だが、それでも復活させてくれた、王将の一部店舗には賞賛を送りたい」(同前)
■待つ価値は十分にある衝撃の美味さ
筆者も実際に食べてみたのだが、店員さんに「20分ぐらいかかりますがいいですか?」とたしかに聞かれた。だが、運ばれてきたこの「鍋焼き味噌ラーメン」は待ち時間にふさわしい極上の味わいだった。
味噌ラーメンにチーズというと合わないと思う方もいると思うが、チーズの味はそんなに強くなく、味噌スープのコクを高めてくれる。さらに土鍋の熱によって半熟になった卵がいいのだ。
■シェアして食べるのもオススメ
値段は888円(税込)と王将メニュー単品の価格としてはかなりのもの。だが、その価値は十分にあるだろう。ちなみに筆者もぜひともマネしたいと思ったのは、隣で食べていたおじいさんとおばあさんのカップルだ。
餃子2枚に春巻きとビール、それに2人で一つの鍋焼き味噌ラーメンを食べていた。おじいさんが小椀を2つもらって、この鍋焼きをとりわけながら、おばあさんがハフハフと。幸せそうで美味しそう。ちょっと妬けてしまった。
筆者のように一人でハフハフ食べても、もちろんアツアツで幸せな味でした。ちょっと寒くなってきたこれからの季節、おすすめですよ〜。店舗限定なのが残念だけど、復活させてくれた王将さんありがと〜。
文/高野景子
なんで女性は、下着のデザインや色で男を興奮させられると思ってるの? 彼氏や夫にかわいい下着はブタに真珠だった!
女性のファッション誌やニュースを見ていると、男を喜ばせるためには下着はどんなデザインや色がいいかなど書いてあるが、貴女方ちょっと待ってほしい。男はどうやらそんなに単純ではないようなのだ。
「実は男性のほとんどは、女性と愛しあうときに下着なんてたいして見ていないんです。Oバックなどの過剰なデザインだったり、破れて穴が空いている場合はネガティブに注目するようですが」(男性娯楽誌編集者)
えっ!? でも男性って風でスカートがめくれたりしたらガン見するし、下着のCMも鼻の下をのばして見ているし、すごく執着がある印象なのに。
だが、男性たちは彼女や妻などのすでに関係がある女性の下着には、大して興味がないのが実際だという。あくまで“モノにしていない女性”や“モノにできない女性”のそれにファンタジーを抱くだけなのだ。
「だから映像や街角のハプニングでの下着には、当然男はグッときます。また男女の関係になってないなら、下着姿は有効です」(同前)
そうなると我々女性が努力して選んできた“かわいい下着”などはムダだったということか…。だがたしかに、自分の彼氏や夫がドヤ顔で、デザイナーズブランドのボクサーブリーフを見せつけてきたとして、我々も「ハイハイ」としか思わない。それと一緒だったとは。
たしかに夫婦間が疎遠になってきた時に、ネグリジェで夫を誘うのは逆効果と昔から言われてきたのは、あながち間違いではなかったのだ。
じゃあ、男はどうしたら喜ぶっていうの、一体!?
「結局は勢いか、シチュエーションなんですよね。男性の妄想、受動なのか能動なのかなどのファンタジーを見極めて、それに合わせてあげるしかないんです。下着好きだとしても、あくまでその好みにあわせる必要がある」(恋愛セレピスト)
我々女性がどんなにがんばっても、ブタに真珠ということか。本当に男って…。
関本尚子
アイス「大人のホームランバー」に泣く大人たち 郷愁もとめキャバ嬢たちも大人買い
■30円のなつかしのアイスはまだ元気
子供の頃、10円玉を3枚握りしめて買いにいったアイス、ホームランバー。いまでもあれ、存在している。というかすっかり“アダルト”なホームランバーへと変貌しているのだ。またネオン街では、水商売の女性に人気であるために“夜のホームランバー”なんて呼ばれることも。
■現在は90円の“大人版”が発売
今発売されてるのは「ホームランバーNEO 濃厚チーズケーキ」でお値段は90円、手軽な値段とはいえ、子供ならひっくりかえるほど味は濃い。新宿歌舞伎町のコンビニ店員によれば
「郷愁を誘うんでしょうね、疲れた夜の蝶たちにはかなり人気。キャバ嬢たちが、うちのコンビニの前でたむろしてペロペロ食べている姿は、幼な気でグッときます。恋愛相談でもしてたのか、2人のキャバの子がホームランバーなめながら泣いてお互いに話している姿は、ちょっと感動しちゃいました」とのこと。
また、さすがにいい年の大人が30円のアイスを食べるのは気恥ずかしいが、この大人のホームランバーならちょうどいい。
■ハーゲンダッツに圧勝する、子供心くすぐる味
ホームランバーといえば、まわりの銀紙をはいでいくと、中からあんまりアイスっぽくないヌメッとしたブツが出てきた記憶がある。それでバニラっぽい味があんまりしなくて、チープな味わいだったはず。だがいまやビニールのパッケージ、アイスもちょっと大人な、ふつうのアイスっぽくなっている。かじってみると、値段が3倍になっているように、濃さも3倍。
だが、けっしてハーゲンダッツのような過剰な味わいではない。
我々の胸の奥をゆるがすような、アンナチュラルなこってりとした甘さがあって、その底には駄菓子感を失っていないのだ。たしかに、歌舞伎町のお水たちが、このアイスのなかに甘い昔を思い出すのは当然だ。
■ほの寒い季節こそ大人のホームランバー
これだけ肌寒くなってくると「アイスなんか」と思うだろうが、お酒をたっぷり飲んだあと、コンビニ行ってついつい買ってみてほしい。酒でほてった身体にちょうどいい。大人っぽい味なんだけど、よく味わうとチープでジャンクで、なつかしさがちょっと涙腺をうつ。
子供の頃はよかったな、まさか自分がバイトかけもちの木っ端ライター、おまけに四十路直前の独身女になるなんて思わなかった。ケーキ屋さんとお嫁さんが、本気で夢だった。そんなことを思いながら食べた次第。キャバ嬢の子たちも、こんなことを思ったのかしら。
ちなみに知人がスナックでモテようとこれを大量に持ち込んだら、オバチャンたちにも好評だったとか。安ウィスキーにも合うそうな。
文/高野景子
客の3割中毒、ラーメン二郎のライバル店「わせ弁」とは 日本一バカ美味い「ナスから弁当」は魔性の味わい
■早稲田生むらがる超カルト弁当店
“日本中どこにもこれほどバカ美味い弁当はない”と、弁当マニアたちの間で伝説になっている店、それが「わせだの弁当屋」通称「わせ弁」だ。
東京・早稲田大学の大隈講堂近くにあるこの弁当店、とにかく安い、量が多い、おまけに中毒性が高いことで知られている。
■早稲田生の脳を油でとかした
「過酷な受験勉強で脳を酷使して入学してきた早稲田の新入生は、はしゃいでいても当初は目がうつろ。ストレスで頭が異常な緊張状態にあるんですよ。ですが、油っこく炭水化物たっぷりのわせ弁を食べさせ続けていると、脳が弛緩してくるのか、しだいに元気になってくる」(早稲田大学OB)
5月病の学生たちのリハビリ薬も兼ねているというのだからものすごい。頭をゆさぶるほどのジャンクな美味さってヤバいでしょ。
中には「わせ弁の魔力にハマってしまい毎日食べ続けた結果、卒業する頃には、肉だるまのようになってしまう人もいる」そうなので、…恐ろしい。早稲田大学生の約3割がわせ弁中毒者になるんだとか。
■日本一バカ美味いナスから弁当
そして名物で中毒性が高い危険メニューが「ナスから弁当」(350円)。てんこもりの飯のうえに炒めたナスがびっしり、上には巨大唐揚げがゴロゴロのっている。そこにインダストリアルな紫色をした漬物が、色と味を引き締めている。
おまけにこの店にもラーメン二郎のような「マシマシ」(100円)というものがあり、飯が大盛り、唐揚げ増量になる。
唐揚げの衣の油、鳥肉自体の油、ナスの炒め油が混ざり合い、ご飯と甘じょっぱいタレで、とにかくハードパンチな味わいだ。
■筆者も中毒患者になり体重増加
ナスから弁当マシマシ(450円)は、正直、見た目はバカのような弁当だ。だが、だが筆者は一週間でこれを3回も食べてしまった…。
一回目は「バカみたいな味だけど美味い、けどもういいかな」と思ったのだが、2日ほどたったら「あんなバカな味の食べ物、もう一回ぐらい食べてもいいかな」と。
そして三回目はただ「こりゃバカ美味え!」としか思わなくなってしまった、こりゃあ、の、脳が弛緩してきているのは間違いないれす。原稿を書いているともう食べたくて食べたくれ…。だが週に3回食べたら体重が2kg増えてしまったれす…。とロレツが回らなくなってきた気もしてきたぞ…。
■ラーメン二郎のライバルだった
「慶応義塾大学のそばにあるラーメン二郎本店で、おなじように慶応の学生たちが中毒になっています。ここわせ弁でも同じようなハマりかたをする早稲田の学生が続出している。美味いが、きわめて危険です」(早稲田OBのフードライター)
わせ弁は早朝6時から翌朝2時まで営業している長時間オープンの具合、また意味不明なメニューが多いことや、謎の肉が使わている疑惑など、多くの都市伝説も存在する超人気店。
日本一美味いではなく、バカっぽい味が日本一美味いと、早稲田生たちには語られている伝説の店だ。ただこの「バカ」には“自分もバカになる”という意味合いも含まれているからご注意のほどを。
うう、ナスから弁当マシマシが食いたい、うおおおお。
場所/わせだの弁当屋 東京都新宿区早稲田鶴巻町533
文/鷹村優
竹野内豊オトした倉科カナの“色気酒” 堅物俳優を魅了した色っぽすぎる晩酌力
“芸能界イチお固い男”俳優の竹野内豊(43)が、今月16日、女優の倉科カナ(26)との交際を電撃宣言。まじめな上に警戒心も強いことから、多くの女性芸能人が竹野内の前に轟沈したと言われているが、なぜ倉科はオトすことができたのか。
「芸能人が一緒に酒を飲みたい女ランキングでも、いつも上位なのが倉科さん。ふだんは真面目な性格なのに、とにかく酒が強くて、酒をのむと凄まじく色っぽくなるんです」(スポーツ紙記者)
かつて倉科が「よゐこ」濱口優との交際を噂された際には、多くの芸人たちが彼女の晩酌をともにしたくて濱口のもとを殺到したという。
「というのも“晩酌力最強”といわれる倉科さんの秘密は、推定Gカップという驚異の隠れ巨乳。部屋着のカジュアルなニットやスウェットでお酌をしてくれるんですが、酒をつぐたびに静かにゆっさり揺れるといいます」(前出・記者)
濱口のうちでの家飲みを、多くの芸人がしたがったというのは、そんな理由があったとすれば納得だ。またフライデーが報じたように、2人の密会がいつも自宅だったのは、そんな彼女の“晩酌力”を、竹野内が堪能したかったからという可能性も強いだろう。
倉科は火の国・熊本の出身でありしっかりもの。とはいえ実家がドッグブリーダーだったこともあり、人懐っこく誰にでも好かれる性格だという。
「一方、竹野内さんは昔は血の滴るステーキをむさぼりながら、洋モクを吸うような硬派な男だった。それだけに女性は近寄りがたかっんですが、40を超えてからは焼肉よりサンマが好きになるなど、ずいぶんとまるくなった」(女性誌記者)
硬すぎる性格には周囲からは心配の声もあがっていたという竹野内、一方、彼をしっかりたててあげて、おまけにべったりではなく自立心も強いという倉科カナ。そんな2人は絶好の相性だったのだろう。
ベストカップルの誕生に心から拍手を送りたい! でも、彼女のお酌には憧れますな〜。
文/原田大
誰も店名を知らない人気ラーメン店があった! 常連すら「美味いけど店の名はわからない…」
■地元民でも名前を知らない店
地元のお客たちがひっきりなしに訪れる、都内にある麺と定食のラーメン店。だが客に店の名前をたずねても「…知らない」とみな答える不思議なところがある。
会員制の知る人ぞ知る店…なんて気取った話ではなく、本当にほとんどの客が店の名前がわからないのだ。本当に店に看板がない、“名無し”なのだ。
■怪しすぎて入りづらい
これは東京のJR中央線・三鷹駅から徒歩10分ほどにある。だだっぴろい道路を歩いて行くと工務店のような建物で、看板もなにもなく、ただガラス張りの扉に「営業中」と札がかかっている。
だがガラス戸はスモークになっているし中の様子はわからないため、とにかく入る気にならないのだ。だがサラリーマン風のおじさんや、現場作業着を着たあんちゃんたちが頻繁に出入りしているので、勇気を出して中に入ってみると、
「いらっしゃいませ〜」とこじんまりとした、いかにも町のラーメン屋。店構えのような怪しさはみじんもない。チャーシュー麺を注文するとすぐに運ばれてきて、すすってみると、肉々しいチャーシューも落ち着いた味のラーメンも美味しい。
隣の人が食べているしょうが焼き定食も、タレのいいにおいがしてきて、気になってしまう。ラーメン、定食の美味しそうな香りが外にももれるのか、客入りも切れる様子がない。
■名前がないのでツイッターにも書き込めない
満腹満足で店を出たのだが、名前がないためにSNSにも書き込めないありさま。人にもとっても説明しづらいし。
だが、先日知人と話している時に「え、あの店名前あるよ」とのこと。でも写真の通り、どう見ても名前はないのだ。そこで再訪してみると外には看板がないのだが、なんと店内のすみっこに「らーめん ぺぺ」と書かれた看板が置いてあった! 名前は「ぺぺ」なのだ。
外に看板がなく、また店内にひっそりと看板があるために店名がわからなかったわけだ。
■地元との摩擦回避で“名無し”になった
「近隣との兼ね合いで看板を出せなくなったと言われています。でも味がいいのでみんな来ている」(地元住民)
とのことらしい。たしかに出している料理はちょっと控えめさを感じる渋い味、奇をてらうわけではなくまっとうに美味しい。だからこそ“名前がない”というトリッキーな店そのものとは大きなギャップを感じてしまう。
「だけど、おじちゃんおばちゃんもいつも一生懸命料理を作ってる、名前なんて関係ないとばかり。応援したくなりますよ。でも、なによりやっぱり味がいいから。で、店名はなんでしたっけ(笑)」(前出・住民)
という、なんだか素敵な店なのだ。怪しいとか思ってごめんなさい。
文/高野景子
乃木坂松村の不倫男、本命は別の大物アイドルか 人気アイドルとのカラオケ現場目撃も
「乃木坂46の松村沙友理さんだと聞いた時、意外に思いましたよ。彼はむしろ他の大物アイドルと噂があったので」
先日「週刊文春」に人気アイドルメンバーとの「不倫路上チュー」を掲載された大手出版社の男性社員、彼を知る編集者は語る。他のメディアにも“前科”があると報じられているが、
「実はこれが出てしまったらとんでもないことになる…というアイドルと仕事以上の関係があったという疑惑が浮上しており、各社が裏とりに動いていますが、正直きびしい」(週刊誌記者)
というのも大物アイドルとのただならぬ関係を証明できたとしても、各媒体ににらみの効く事務所のアイドルだけに「せいぜいバーターに使わておわりだと思う」というのが、実際だという。このアイドルともカラオケに行ったという目撃情報もあり、思わぬ“スクープ”がマスコミを騒がせる可能性もありそうだ。
また男性社員氏の処遇についてもさまざまな憶測をよんでいるが「クビにはなっていないし、落ち込んでいながらも仕事をしている」(出版社関係者)というのが現状。
本人は会社からも、また親族からも責め立てられて“針のむしろ”だという。「その子の顔を見るよりも先にスキャンダルが出てしまい、親類筋にも激怒している人がいる」(マスコミ関係者)という声も。
とはいえ、いくたの名作漫画の創出に関わってきた編集者と言われた人物だけに、このスキャンダルで潰れてしまうのを惜しむ声も多い。
本誌としては漫画よりもアイドルをおとせるその恋愛テクニックの方が興味深いが。
文/目黒太地
“ウルトラ怪獣の父”の子供たちへの言葉が感動的 なぜ怪獣は強く心惹かれるデザインなのか
■ウルトラ怪獣をデザインした成田亨
『ウルトラQ』『ウルトラマン』などウルトラシリーズ初期をはじめ、怪獣やヒーローをデザインを手がけた彫刻家の成田亨(1929−2002)。“怪獣の父”とも呼ばれる男だ。
1967年にノーベル書房より刊行された『怪獣大全集4 怪獣の描き方教室 きみもさし絵画家になれるぞ』が復刊ドットコムより復刊、そこに掲載されている、成田の言葉は感動的だ。
我々が子供の頃に、恐怖しながらも心惹かれた怪獣たちには、彼独自の思想、子供たちへの思いがあったのだ。それが伝わってくるのが「怪獣と化けもの」(104頁)という文章。
■怪獣は生の象徴
成田は自身の信念として「ウルトラ怪獣は化けものにはしないということです。」と記している。
「怪獣というのは、悪い、にくらしいものであばれ回ってわれわれの街をこわしてしまうとしても、怪獣は生きているものです。しかも、現実の今日、どこかであばれるかも知れないという形でなければいけません。しかし、化けものというのは、死んだものの変形で、つまり人間の“死”というものに対する恐怖が形になったものです。これは健康に育つ、子供たちのために、決して、いいものではありません。」
怪獣はあくまで現実に近いものであり、同時に生を象徴したポジティブなものなのだ。
■子供たちに見せるべき強い存在
一方、化けものは死の象徴したものであり、だから「目が一つとか、三つとか、顔がただれているとか、身体の部分をこわして登場します。生理的に非常に不愉快です。」として、だから子どもたちに見せるわけには行かないとする。
そしてそれを子供たちに見せようとするのは「大人の資格がありません。」と断言している。そんな子供たちに見せるべき“力”を持った存在として、
「怪獣は、もっと、格好よくて、身体が変形されてるのは、生きるための武器で、強くはげしいのです」
かつて怪獣好きな子供だった自分たちだからこそ、この言葉はひびく。
同書には書名の通り、そんな怪獣たちの描き方が丁寧に描かれているし、また小松崎茂師のインタビューなども掲載されており、読み応え満点。また毎頁に掲載されている怪獣絵に心踊らせられる。子供にも大人にもすてきな一冊だ。
文/鷹村優