年間アーカイブ 2014
篠田麻里子の倒産ブランドがネットで投げ売り センスに一般女性追いつけず
人気アイドルグループAKB48元メンバー、篠田麻里子(28)がプロデュースしていたファッションブランド「ricori」だが、展開してたアパレル会社「リゴレ」(東京都渋谷区)が経営破綻して話題になっている。
全店舗の営業が15日に停止、「給料が出たら買おうと思っていたのに」と残念がるファンの声がもあがっている。だが店舗こそ閉まってしまったが、Amazonなどの通販ではまだゲットすることもできるのだ。しかも現在かなりお買い得になっている。
Amazonで見てみると、4212円のボーダーハイネックカットソーは2527円に。11664円のワンピースは8164円になっているなど、たしかに安くなっているようだ。ただし業界関係者によれば「安くなっているといっても今回の倒産とは関係ありません、単なる在庫処分でしょう(笑)」。
また今回の倒産の原因には、篠田麻里子のスタイルのよさが災いしたという指摘もある。
「あそこのブランドは篠田さんぐらいスタイルがよくないと着られない服も多かった。へそ出し系のショートな服や、ボーダーのものは、彼女なら似合うんでしょうが、普通の人が着るとただのやや裾の短い、ずんぐりとしたシルエットに見えてしまう」(ファッション誌関係者)
マリコ様のスタイルを前提にしたり、彼女のハイセンスさを前面に出してしまえば、たしかに一般人が手を出しにくいものになっていた可能性はある。筆者が見ても普通に可愛いのだが、小太りなのでムリ!と思うものも多かった。
現在セール価格となっているのはAmazonの一部のみで、楽天では通常価格。今後たたき売りになるのか、プレミアがつくのか、あたたかく見守りたい。
文/関本尚子
東京オリンピックで屋台ラーメン壊滅へ チャルメラの音は幻に…
かつては東京都内の繁華街ならどこにでもあった屋台のラーメン屋だが、気づいてみればいつの間にか、激減しているのをご存知だろうか? 東京八重洲をはじめいくつかは残っているものの、減っているのは確かだ。
そもせもなぜ減っているのか。店主たちが高齢化しているせいもあるが、なにより、警察による取り締まりが厳しくなっているという。
「現在、道路交通法によりほぼ屋台のラーメンに、道路の使用許可がおりることはない。ただ昔からあった屋台はお情けで目こぼしされているぐらいで、潰そうと思えばいつでも潰せる」(警察関係者)
道路交通法第77条第1項第3号によれば、屋台を出す場所を管轄する警察署長からの許可を得なければいけないという。許可を得ていない店が多いのは事実だが、屋台のラーメンがもつ風情が、多くのファンに愛されているのもまたしかり。
そんないつでも潰せる状況なだけに、2020年の東京オリンピックで、壊滅するのではないかという憶測も出ている。
「五輪を機に、都内のそういったグレーゾーンなものを無くしてしまおうという機運もある。そもそも戦後に屋台が激減したのが、前回の1964年に開催された東京オリンピックの時でした。食品衛生法、消防法、道路交通法などで締め付けられ、屋台のラーメンが廃業していったのです。今回の東京オリンピックは、とどめを刺すかもしれませんね」(フードジャーナリスト)
東京の夜の繁華街に赤く浮かび上がるラーメン屋台の姿が見られるのも、あと数年なのだろうか。
文/桃城貴子
米国版寄生獣「ミギー」でなく「ヒダリー」だった!? 漫画の特殊事情が理由
岩明均のコミック原作による実写映画「寄生獣」が、2014年11月29日より公開される予定だ。すでに予告動画が公開され、国内外のファンからも期待が高まっている。ちなみに主人公の右手に寄生した生物(パラサイト)の名前は「ミギー」だが、海外版では名前が180度も違うのだ!
なんとアメリカ版では“左右逆”の「ヒダリー」とでもいうべき、「レフティー(LEFTY ※左を意味する「LEFT」から)」という名前になっているのだ。なぜ、そんなことに?
漫画は英語版では右開きではなく左開き。漫画のコマは左から右に流れていく、つまり日本とは逆なのだ。そこで日本の漫画は英語圏で販売されるときは、原稿を左右反転させ(裏焼き)、コマの流れをかえているのだ。
そのため、本来ならば右手にいるはずのミギーが、左手にいるかのように見える。だから名前が「ヒダリー」じゃなかった「レフティー」になっているのだ。
現在は海外版とはいえ、ほぼ反転させなくなっているのだが、「寄生獣」が海外ではじめて売られたころは、まだ反転させられていたために、このようなことになっている。利き手である右手だから意味があるわけだが、主人公の新一が左利きだったと思えば、まあ問題はないのかも。
ちなみに昔の海外版の日本の漫画を読んでみると、みんな左利きになっているのはこういうわけなのだ。
文/編集部
牛丼チェーン各社のお子様セットが美味しそう ジャンクフード英才食育!!
吉野家、松屋、すき家などの牛丼チェーンが、お子様セットを販売しているのをご存知だろうか? どこも一食300円程度ながら、子供たちも楽しめるメニューとなっている。美味しそうなのだが、小学生以下の子供たちしか頼めない…大人のために完全解説!
吉野家 お子様牛丼セット/お子様カレーセット(300円)
かわいらしいお皿のうえに、牛丼の具や、カレーが乗ったシンプルなもの。アンパンマンの「やさいとりんご」ジュース、ゼリーが3つもついてくるぞ。野菜はジュースでとれるし、果物はゼリーでとれるし、バッチリ?
松屋 お子様カレープレート(290円)
松屋オリジナルの牛キャラプレートに、カレー、ごはん、ウィンナー2本、ゼリー1つ、りんごジュース。そして子供のおもちゃがついてくる豪華さだ! 野菜をあえてカットした子供心をわかったセットだ。公式HPにはテイクアウトも可と。「いやあ子供に頼まれて…」とみえみえのことを言う大人のお客もいたりして。
すき家 お子様牛丼すきすきセット/お子様カレーすきすきセット/お子様とりそぼろ丼すきすきセット(各340円) お子様チーズ牛丼すきすきセット/お子様チーズカレーすきすきセット(各390円)
このメニュー数の豊富さ、子供客にたいしてホワイトすぎる対応には賛辞を送りたい。各セットにはどんぶりのうえに「すき家フラッグ」が立っており、お子様メニューの伝統をふまえたデザインとなっている。しかも、各セットにはひじき煮がついてくるので、食育的にもばっちり、おもちゃもついてくるぞ。
さらには賛否を呼びがちなチーズ牛丼もセットに入れ、子供のうちに食べさせて議論に参加させようとする意図であろうか、頭が下がる思いだ。ちなみにメニューネーム「すきすき」部分ですき家への愛を教える効果もバッチリ!
そして値段が340円ないしは390円と若干高いので、となりで250円の牛丼を食べている客を見せ、「経済」や「勝ち組」について教えるのもありだろう。
ジャンクフードの味の違いがわかる子供にするには、最高の食育メニューってことでいいでしょうかね。
文/原田大
元関東連合・工藤明男氏の暴露本2冊目が出版延期か 水面下で一体何が、憶測呼ぶ
昨年6月に発売され、工藤明男を名乗る関係者がアウトロー組織・関東連合の内幕を描いた『いびつな絆 関東連合の真実』は、大きな話題となった。同人物による2冊目の暴露本が、7月後半に発売されると言われていたのだが、「延期になっているのではないか」と業界関係者のあいだでささやかれている。
7月15日には、同じく元関東連合メンバーの石元太一氏が獄中手記『反証 六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」』を出版したばかり。内容は警察、検察に不当に有罪にさせられたとするもので、また事件の首謀者と言われる見立真一容疑者の知られざるエピソードや、事件関係者の意外な素顔が明かされている。
そして、同書においては工藤明男氏への批判も掲載。実際、前著の出版により関係者の間に大きな波紋をよんだと言われているだけに、工藤氏の第2作が出版されるにあたり、水面下でなにかしらの問題が生じたか、交渉が繰り広げられているのではないかなどと、さまざまな憶測を呼んでいる。
今年4月には著名なアウトローである瓜田純士氏による『遺書 ~関東連合崩壊の真実と、ある兄弟の絆~』が、6月に、インターネット上では関東連合とともに語られることの多い、アウトロー業界では有名な人物を取材して描いた溝口敦氏の『詐欺の帝王』(文春新書)、そして今回の石元氏の『反証』と、アウトローの内幕を描いた書籍の出版ラッシュとなっている。
波紋を呼ぶ作品ばかりが続く中、あらたな火種となりそうな一冊に、何かが起きているのだろうか? 出版されるタイミングに注目が集まっている。
文/森島健豪
豚レバ刺しで脳に寄生虫の危険性も 脳に虫入れば致死率60〜90%
厚労省が、飲食店で豚の生肉や生レバーの提供を禁止する方針を決め、7月現在、調査部会での審議に入っている。東京都内などを中心に豚の生レバーを食べさせる店がかなりあり、どこも人気があるだけに、多くのファンからの嘆き節があがっている。
同省は10年以上前から豚レバーを生で食べないように注意を呼び掛けていたが、2012年の牛のレバ刺提供禁止で、一気に都内に、豚の生レバー刺しを提供する店が増えていったようだ。だが、豚の生食のリスクは高い。
「子供の頃、親から言われませんでしたか? 豚肉は火をしっかり通して食べなさいって。今は流通がよいからあまり事故が起きていませんが、豚肉の生食によるリスクをしっかり理解してほしい」(保健所職員)
厚労省の発表によれば、豚の生レバー食にはE型肝炎や食中毒のリスクがある。またこれが原因となった食中毒患者は過去10年間に32人、E型肝炎での死亡例も報告されているという。
また日本では報告されていないが、中国では豚の生き血を愛好していた男性が、大脳内に19匹の寄生虫・有鉤条虫に入り込まれ神経嚢虫症を起こしている。ちなみに脳に寄生した場合の致死率は60〜90%だ。
「よく豚の生肉を提供しているお店が『うちは新鮮だから』と言って安全だとしていますが、肉が新鮮だから寄生虫がいないわけじゃない(笑)。常識で考えれば変ですよね」(同前)
実は筆者も豚の生レバーを今年何度も食べているのだが、なんだか気持ちが…。
文/鷹村優
稲川淳二モノマネで絶対覚えておくべきポイント 「…に゛ぃ」 「…この世のものじゃない」
夏休みともなれば一度や二度は怪談をする機会もあるかもしれない。そんな時についモノマネをされるのが稲川淳二さんだが、ファンからすればツボを外していることもしばしば。なので淳二ファンをもうならせるモノマネのポイントはこちら。
●「怖いな〜」の連続はちょっと違う
「怖いな〜怖いな〜」とやるのは間違い。実際には「怖いな〜怖いな〜…なんか嫌だなあ〜」や「怖いな〜…不気味だなあ〜」など、実際の稲川さんは複数のフレーズを使いわけている。
●扉を開ける音「に゛ぃ」で差をつけろ
稲川話芸の骨頂は不気味かつ豊かな擬音にある。板の間を歩く音ならふつうは「ぎぃ」だが、稲川さんは「に」に濁音をつけたような、「ぎぃ」と「にぃ」の中間音「に゛ぃ」と表現。また扉を開ける音なども同様だ。これを抑えていれば「かなりわかっている」感じがするぞ。
●キラーフレーズ「…この世のものじゃない」
我々淳二ファンからすればキラーフレーズは「怖いな〜」ではなく「…この世のものじゃない」! 霊を見たときにはかならずこのフレーズを使うべき。「見た瞬間に思ったんですよ、そのおじいさん、…この世のものじゃないんだな、って」という具合だ。
●客席へのお手振りをしっかりと
怪談のDVDなどではわからないのだが、稲川淳二さんはトークショーでのサービス精神はたいそうなもの。舞台に立つ時と帰る時には、しっかりとファンへのお手振りをしてくれる、笑顔で手前、奥へとしっかり手を振ろう。
●淳二マニアをうならせる「怪談爺ぃの唄」!
稲川淳二さんのテーマ曲が存在することをご存知だろうか、耳にめちゃくちゃ残るヴイブスあふれる作品「怪談爺ぃの唄」だ(歌は樋口舞さんで、作曲は頭脳警察のPANTAさん!)。またカップリングソングの「赤い半纏の唄」、この二曲を口ずさめれば、かなりの淳二ファン! ぜんぜんモノマネではないのだが、通だと思われること請け合いだ。
そしてなによりも重要なのは、ただ怖い話をしようとするのではなく、話にひめられた人間の悲しさや情念などをふまえて語ること。稲川さんのそんな人間への深い洞察と優しさが、極上の怪談がたりを作り上げているのだ。
芸能界には悪口を言う人が一人もいないというほどの人格者、それだけはなかなかマネできないんですよね〜(これも淳二調)。
※ちなみに「怪談爺ぃの唄」はマジでおすすめです!
文/関本尚子
USJハリーポッター施設で「オ゛エ〜な味」のキャンディー発売 味がリアルすぎ…
大阪テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に、映画「ハリー・ポッター」の世界を再現したエリアが15日にオープンした。徹夜でならぶ客も出るなど、にぎわいを見せている。
「ホグワーツ城」をはじめとした物語を再現した建物やグッズなど、ファンならずとも楽しめるものばかり。とはいえ、気をつけて頂きたいのが販売されている「百味ビーンズ」の「ゲロ味」だ(本当にそういう名前で呼ばれているので、怒らないで頂きたい!)。
これは同作品に実際に登場するゼリービーンズのようなお菓子で、正式な商品名は「バーティ・ボッツの百味ビーンズ」。チョコ味・ペパーミント味・ハッカ味・マーマレード味・イチゴ味・ココナッツ味などがあるのだが、なかには・鼻くそ味・耳くそ味・ゲロ味・犬のヨダレ味なんてものも…。
そなん絶対に食べたくないような味のものも、2002年7月、アメリカのジェリー・ベリー社が再現して製造販売。そして今度のUSJでも百味ビーンズは販売されており、ゲロ味などを堪能することができるのだ!
アメリカでは想像以上の味(というか想像通りの味)に、食べておもわず“本物”を吐いてしまった人も多いというから、みなさん要注意を。おえ〜。
文/関本尚子
ディズニーランドで無断撮影した映画が怖い…サンダーマウンテンで客の首チョンパ!?
ランディ・ムーア監督による、不条理な悪夢をえがいた映画『エスケープ・フロム・トゥモロー』が話題になっている。
「ディズニーランドとは関係ありません」というテロップが流れるのだが、実際にはフロリダのディズニーワールドおよび、カリフォルニア州のディズニーランドで“無許可”で撮影されているからだ。
日本でももっとも人気のあるテーマパークである一方、さまざまな都市伝説が“畏怖”として語られるところだからだ。特に著作権に対して厳しいことでおなじみだろう。
しかしそんな“タブー”もなんのその、冒頭からショッキングな映像がはじまり、ビッグサンダー・マウンテンの乗客がアクシデントにあい首がはねられ、血が噴き出るなど、エログロなシーンもかなり織り込まれている。日本ではR15指定。
内容はというと、仕事でも失敗つづきの男がテーマパークに家族と訪れ、そこで体験する奇妙な体験と、自身の妄想が入り混じった“悪夢”だ。だがそれはディズニーランドで誰しもが感じている、楽しさの裏にあるちょっとした不気味さを強調したものでもあるのだ。
いまのところディズニーの法務部がからは圧力もかかっていないというが、よくよく観ればディズニーへのリスペクトも随所にあるというから、そんな“偏愛”が認められたのかも? 騒がないほうが得策だ、というだけなのかもしれないが。
※公式HPはコチラ
文/原田大
80年代の最恐おもちゃ「悪魔のいけにえ」覚えてる? モンスター溶かして遊ぶ…PTA激怒商品
子供の頃、我々の心をときめかしたおもちゃは色々あったが、その中でも、圧倒的に異色であり、とにかく怖かったものといえば、「マッド博士 恐怖の実験室」シリーズの「悪魔のいけにえ」および「悪魔のはらわた」だろう。
1980年代にアメリカのマテル社が発売し、日本でも1987年に同社とバンダイの合弁会社により発売されたものなのだが、とにかく、内容がまがまがしい。
「悪魔のいけにえ」は、マッド博士が捕らえた魔界のモンスターを溶解装置で溶かすというもの。骨格に粘土のような肉をつけた化け物を、溶剤(?)を入れた水槽の中で溶かして、骨だけにして遊ぶのだ。あくまで子供用のおもちゃだ、これでも…。
日本版のパッケージや説明書には「溶解装置完成 かくごしろゾンビーズ」「いつまでも悪魔たちにやられっぱなしでいるほどマッド博士はお人好しではない。ついに完成した悪魔退治の溶解装置」と書かれている。
「悪魔のはらわた」もかなりの内容で、こちらは悪魔をメスで解剖してスライムまみれの内蔵を取り出して遊ぶというものだ。パッケージには「新たな挑戦 恐怖の解剖実験」「腹をさけ! はらたわを引き出せ!!」との煽り文句。
今なら子供用には確実に販売できないだろうし、親にしても子供が「猟奇趣味にはしるのでは…」なんて心配になってしまうこと確実な商品なのだ。
ちなみに同シリーズには「ゾンビーズ」というおもちゃもあり、これはディフォルメされたSD系のモンスターのゴム人形。ただし強く押すとスライム製の脳みそや目玉が飛び出すというものだ。こんなおもちゃが売っていた時代ってすごい!
ちなみに筆者は欲しかったけど、あまりに怖そうで親にほしいとは言えなかった。もしも買い与えられていたら、ちがう性格になっていたのかも…。
※もっと知りたい方はサイト「テクノドローム」さんをぜひ、参照されたし!
※※外国版ならYouTubeにCMも!
文/原田大