マンスリーアーカイブ 10月, 2014
コンビニ500円レトルトカレーが高級すぎて美味い! ホテルで2500円ぐらいの味がする衝撃
コンビニで販売されているレトルトカレーの相場は、だいたい100円〜200円程度なのだが、ある“高級カレー”の存在が物議をかもしている。それはファミリーマートで販売されている無印良品の「パラックパニール」カレー。なんとこれ、500円もするのだ。
ちなみにファミマのPB商品「ビーフカレー中辛」は本体96円なので、その差は5倍。ライスのついた弁当のカレーは276円だし、無印良品の他のカレーも高くて300円代。これだけが、ダントツで高いのだ。レトルトカレーって値段じゃねーぞ!
という筆者の怒りを某カレーブロガー氏にぶつけてみると、それは違うという。「いや、あのカレーはホテルで売られている1缶900円ぐらいする缶詰のレトルトカレーぐらいの味。新宿のホテルなんかで食べれば2500円ぐらいはするでしょう」と言う。
そう考えれば、たしかにお得だ。…とはいえ、コンビニで弁当でもないのに、500円もする食品を買うってあんまりないこと。弁当だって300円代のものなんかを買ってるし、それに第三のビールで、合わせて500円ぐらいなわけで。
とグチグチ言いながらも購入して食べてみたのだが、たしかに美味い。ホテルでカレーを食べたことがないので恐縮だが、うちの近所のインドカレー屋で850円ぐらいのナンセットの味がするのだ!
普通のレトルトカレーよりも、複雑なスパイスの味がする、詳しくは全然わからないけれど。家でたきたてのご飯と一緒に食べてみたのだが、大満足。きっとこれがホテルで2500円ぐらいのカレーなんだな、いつかそんな店に連れて行ってくれる、私のカレーのおうじさまが現れるんだろうな…、なんて思って食べた次第。
「実際に、さびしい女性たちが『自分へのご褒美』として買っているようです。500円でそう思えるんだったら、服を買ったり、おしゃれな店でランチするよりも圧倒的に安い。そう考えれば値段としてもちょうどいいのかも」(フードライター)
四十路目前の女がカレーの王女さま気分を味わえました! 男性のみなさんは、自分のお母さんとか奥さんとかにプレゼントしてあげるといいのではと〜。
文/高野景子
ラーメン店殺人、容疑者が「最後の晩餐」と食べたラーメンセットとは 常連から「絶対許せない」と怒りの声ぞくぞく
9月27日未明、東京都北区田端のラーメン店店内で、体重120kgの男が、トラブルになった男性を“ふみ殺した”事件。容疑者は、相手が倒れているのを尻目に「最後の晩餐だ」とラーメンセット(750円)を追加注文し、警察官が来るまでそれを食べていたという。
現場となったのはJR田端駅からほど近いところにあるラーメン店。「昔からある定食とラーメンの店。サワーや瓶ビールと餃子で一杯という客も多い、地域密着型。夜は『深夜食堂』のような牧歌的な雰囲気なだけに、こんな事件が起きるとは」と、この店に通って20年だという地元の常連客は声をつまらせた。
人気なだけに夜には酔客で店がいっぱいになることもあったというが、ケンカなどのトラブルはこれまでほとんどなかったという。
また、インターネット上では、暴行事件を起こした犯人に、ラーメンを提供するとは「なにごとか」という声もあがっているが、これに対して店側は「断れば自分も暴行されるかと怖かった」と答えている。
「人のいい年配の男性の料理人と、外国人の女性のスタッフで切り盛りしている。両腕にタトゥーの入った巨漢の男に注文されたら、断れるような人たちではない。」(前出・常連客)
容疑者が最後の晩餐として食べたセットは同店イチオシの人気メニューだったという。店を訪れてみると、たしかに客はまばらな様子。さすがに事件後、客足に響いているようだ。だが、同容疑者が“最後の晩餐”とうそぶいたラーメンセットはたしかに絶品。麺も通常の2倍ほどの量があり、チャーシューが脂ものり厚みもあって美味い。
「この店は客単価も700円から800円程度なので、チェーン店や専門店にも押されている。だが、料理も美味しいし居心地もいい店なので、地元では愛されている店。あんな事件を起こした犯人を絶対ゆるせない。しばらくは支えるためにも通おうと思っています」(前出・常連客)
動かなくなった被害者を心配することもなく、冷酷にラーメンセットを食べた容疑者の異常性。“最後の晩餐”といっても、極刑になるとは考えづらく、十数年後には出所すると思われる。本当の“最後”ではない。
被害に遭った男性はもとより、これほど地元で愛されているローカル人気店、あまりにかわいそうだ。
文/田辺高雄
なか卯新メニュー、他牛丼チェーン店関係者もハマってた トロトロ玉子の豚生姜丼の美味さが話題騒然
「先日あの牛丼チェーン○○家と、○屋の店員が買いにきていて、笑いました。今牛丼チェーン業界の同業者たちがハマってしまうのが、なか卯が出している新メニューなんですよ…」(牛丼ブロガー)
という話を聞いてはじめは冗談だと思ったのだが、本当に○○家や○屋の関係者に聞いてみたところ「いや、たしかになか卯のアレは美味いよね」という。そんな噂のメニューがなか卯がニューリリースした「豚生姜丼」(並550円)。
こんなに褒めてしまうとステマっぽくなってしまうのだが、これ、食べて震える美味さがある。たっぷりの豚のバラ肉を玉子で半熟気味にとじて、甘っからダシで煮込んだ料理なのだ。そう、あなたが想像した通りの味なのだが、当然なか卯ブーストしているので、味付けもバッチリ。
薄くプリプリした豚バラ肉を、トロットロの半熟卵でとろとろにコーティングしてあって、ご飯もこのゆるっゆるっな具材にとりこまれ、もう飲むように食べられる。
「牛丼はこれに比べればまだ固形の料理、ご飯をかぎりなく飲み物に近づけていますね。類似ではいくら丼や卵かけごはんでしょうか。本当にゴクゴクという感じで書き込めます。もうこのメニューが出てから、ハマりまくって僕は体重が6キロ増えました」(前出・ブロガー)
というブロガー氏の表現はまさにガッテン! 豚バラ肉も米も玉子も美味しいのだが、あまりに飲み物すぎちゃって、ジョッキで食べたい、いや飲みたいぐらいなのだ。
「このメニューは他の牛丼チェーンはおそらく出せない。半熟の玉子使いが上手い、なか卯ならではのメニュー。今後牛丼業界でこの丼を飲み物に、というようなメニューが流行する可能性もあるでしょう」(フードライター)
往年のグルメ漫画『包丁人味平』に登場するブラックカレー(麻薬成分混入)に、主人公やその仲間がハマってしまい、みんなひそかに自分たちの店を抜けだして食べていた、なんて話もあったが、○○家や○屋のスタッフも食べにくるこの豚生姜丼、たしかにそれに近い魔性の魅力があるのかも。
ちなみに並で800キロカロリーもあるので、気をつけて食べて頂きたい!
文/原田大