金曜日, 7月 11, 2025

マンスリーアーカイブ 10月, 2014

竹野内豊オトした倉科カナの“色気酒” 堅物俳優を魅了した色っぽすぎる晩酌力

“芸能界イチお固い男”俳優の竹野内豊(43)が、今月16日、女優の倉科カナ(26)との交際を電撃宣言。まじめな上に警戒心も強いことから、多くの女性芸能人が竹野内の前に轟沈したと言われているが、なぜ倉科はオトすことができたのか。 「芸能人が一緒に酒を飲みたい女ランキングでも、いつも上位なのが倉科さん。ふだんは真面目な性格なのに、とにかく酒が強くて、酒をのむと凄まじく色っぽくなるんです」(スポーツ紙記者) かつて倉科が「よゐこ」濱口優との交際を噂された際には、多くの芸人たちが彼女の晩酌をともにしたくて濱口のもとを殺到したという。 「というのも“晩酌力最強”といわれる倉科さんの秘密は、推定Gカップという驚異の隠れ巨乳。部屋着のカジュアルなニットやスウェットでお酌をしてくれるんですが、酒をつぐたびに静かにゆっさり揺れるといいます」(前出・記者) 濱口のうちでの家飲みを、多くの芸人がしたがったというのは、そんな理由があったとすれば納得だ。またフライデーが報じたように、2人の密会がいつも自宅だったのは、そんな彼女の“晩酌力”を、竹野内が堪能したかったからという可能性も強いだろう。 倉科は火の国・熊本の出身でありしっかりもの。とはいえ実家がドッグブリーダーだったこともあり、人懐っこく誰にでも好かれる性格だという。 「一方、竹野内さんは昔は血の滴るステーキをむさぼりながら、洋モクを吸うような硬派な男だった。それだけに女性は近寄りがたかっんですが、40を超えてからは焼肉よりサンマが好きになるなど、ずいぶんとまるくなった」(女性誌記者) 硬すぎる性格には周囲からは心配の声もあがっていたという竹野内、一方、彼をしっかりたててあげて、おまけにべったりではなく自立心も強いという倉科カナ。そんな2人は絶好の相性だったのだろう。 ベストカップルの誕生に心から拍手を送りたい! でも、彼女のお酌には憧れますな〜。 文/原田大

誰も店名を知らない人気ラーメン店があった! 常連すら「美味いけど店の名はわからない…」

■地元民でも名前を知らない店 地元のお客たちがひっきりなしに訪れる、都内にある麺と定食のラーメン店。だが客に店の名前をたずねても「…知らない」とみな答える不思議なところがある。 会員制の知る人ぞ知る店…なんて気取った話ではなく、本当にほとんどの客が店の名前がわからないのだ。本当に店に看板がない、“名無し”なのだ。 ■怪しすぎて入りづらい これは東京のJR中央線・三鷹駅から徒歩10分ほどにある。だだっぴろい道路を歩いて行くと工務店のような建物で、看板もなにもなく、ただガラス張りの扉に「営業中」と札がかかっている。 だがガラス戸はスモークになっているし中の様子はわからないため、とにかく入る気にならないのだ。だがサラリーマン風のおじさんや、現場作業着を着たあんちゃんたちが頻繁に出入りしているので、勇気を出して中に入ってみると、 「いらっしゃいませ〜」とこじんまりとした、いかにも町のラーメン屋。店構えのような怪しさはみじんもない。チャーシュー麺を注文するとすぐに運ばれてきて、すすってみると、肉々しいチャーシューも落ち着いた味のラーメンも美味しい。 隣の人が食べているしょうが焼き定食も、タレのいいにおいがしてきて、気になってしまう。ラーメン、定食の美味しそうな香りが外にももれるのか、客入りも切れる様子がない。 ■名前がないのでツイッターにも書き込めない 満腹満足で店を出たのだが、名前がないためにSNSにも書き込めないありさま。人にもとっても説明しづらいし。 だが、先日知人と話している時に「え、あの店名前あるよ」とのこと。でも写真の通り、どう見ても名前はないのだ。そこで再訪してみると外には看板がないのだが、なんと店内のすみっこに「らーめん ぺぺ」と書かれた看板が置いてあった! 名前は「ぺぺ」なのだ。 外に看板がなく、また店内にひっそりと看板があるために店名がわからなかったわけだ。 ■地元との摩擦回避で“名無し”になった 「近隣との兼ね合いで看板を出せなくなったと言われています。でも味がいいのでみんな来ている」(地元住民) とのことらしい。たしかに出している料理はちょっと控えめさを感じる渋い味、奇をてらうわけではなくまっとうに美味しい。だからこそ“名前がない”というトリッキーな店そのものとは大きなギャップを感じてしまう。 「だけど、おじちゃんおばちゃんもいつも一生懸命料理を作ってる、名前なんて関係ないとばかり。応援したくなりますよ。でも、なによりやっぱり味がいいから。で、店名はなんでしたっけ(笑)」(前出・住民) という、なんだか素敵な店なのだ。怪しいとか思ってごめんなさい。 文/高野景子

乃木坂松村の不倫男、本命は別の大物アイドルか 人気アイドルとのカラオケ現場目撃も

「乃木坂46の松村沙友理さんだと聞いた時、意外に思いましたよ。彼はむしろ他の大物アイドルと噂があったので」 先日「週刊文春」に人気アイドルメンバーとの「不倫路上チュー」を掲載された大手出版社の男性社員、彼を知る編集者は語る。他のメディアにも“前科”があると報じられているが、 「実はこれが出てしまったらとんでもないことになる…というアイドルと仕事以上の関係があったという疑惑が浮上しており、各社が裏とりに動いていますが、正直きびしい」(週刊誌記者) というのも大物アイドルとのただならぬ関係を証明できたとしても、各媒体ににらみの効く事務所のアイドルだけに「せいぜいバーターに使わておわりだと思う」というのが、実際だという。このアイドルともカラオケに行ったという目撃情報もあり、思わぬ“スクープ”がマスコミを騒がせる可能性もありそうだ。 また男性社員氏の処遇についてもさまざまな憶測をよんでいるが「クビにはなっていないし、落ち込んでいながらも仕事をしている」(出版社関係者)というのが現状。 本人は会社からも、また親族からも責め立てられて“針のむしろ”だという。「その子の顔を見るよりも先にスキャンダルが出てしまい、親類筋にも激怒している人がいる」(マスコミ関係者)という声も。 とはいえ、いくたの名作漫画の創出に関わってきた編集者と言われた人物だけに、このスキャンダルで潰れてしまうのを惜しむ声も多い。 本誌としては漫画よりもアイドルをおとせるその恋愛テクニックの方が興味深いが。 文/目黒太地

“ウルトラ怪獣の父”の子供たちへの言葉が感動的 なぜ怪獣は強く心惹かれるデザインなのか

■ウルトラ怪獣をデザインした成田亨 『ウルトラQ』『ウルトラマン』などウルトラシリーズ初期をはじめ、怪獣やヒーローをデザインを手がけた彫刻家の成田亨(1929−2002)。“怪獣の父”とも呼ばれる男だ。 1967年にノーベル書房より刊行された『怪獣大全集4 怪獣の描き方教室 きみもさし絵画家になれるぞ』が復刊ドットコムより復刊、そこに掲載されている、成田の言葉は感動的だ。 我々が子供の頃に、恐怖しながらも心惹かれた怪獣たちには、彼独自の思想、子供たちへの思いがあったのだ。それが伝わってくるのが「怪獣と化けもの」(104頁)という文章。 ■怪獣は生の象徴 成田は自身の信念として「ウルトラ怪獣は化けものにはしないということです。」と記している。 「怪獣というのは、悪い、にくらしいものであばれ回ってわれわれの街をこわしてしまうとしても、怪獣は生きているものです。しかも、現実の今日、どこかであばれるかも知れないという形でなければいけません。しかし、化けものというのは、死んだものの変形で、つまり人間の“死”というものに対する恐怖が形になったものです。これは健康に育つ、子供たちのために、決して、いいものではありません。」 怪獣はあくまで現実に近いものであり、同時に生を象徴したポジティブなものなのだ。 ■子供たちに見せるべき強い存在 一方、化けものは死の象徴したものであり、だから「目が一つとか、三つとか、顔がただれているとか、身体の部分をこわして登場します。生理的に非常に不愉快です。」として、だから子どもたちに見せるわけには行かないとする。 そしてそれを子供たちに見せようとするのは「大人の資格がありません。」と断言している。そんな子供たちに見せるべき“力”を持った存在として、 「怪獣は、もっと、格好よくて、身体が変形されてるのは、生きるための武器で、強くはげしいのです」 かつて怪獣好きな子供だった自分たちだからこそ、この言葉はひびく。 同書には書名の通り、そんな怪獣たちの描き方が丁寧に描かれているし、また小松崎茂師のインタビューなども掲載されており、読み応え満点。また毎頁に掲載されている怪獣絵に心踊らせられる。子供にも大人にもすてきな一冊だ。 文/鷹村優

池袋西武の屋上エクストリームうどんがヤバ美味い!!! 過酷状況でドキドキ感動

肌寒くなってきたのであったかいものが食べたいなぁ、なんて思っている皆さん「エクストリームうどん」なるものを知っているだろうか。うどんマニアの中でも、食べる状況を過酷にすることで、より美味さを味わうとする“過激”なものだ。エクストリーム派な知人が「今日はエクストリームうどん日和だ」というので、試してみた! 台風はすでに過ぎ去ったものの、日中冷たく強い雨が降り続いた東京。筆者が訪れたのは池袋・西武の屋上だ。横なぐりの雨がふっているために、カサをさしても身体が濡れること濡れること。 池袋西武の屋上には『孤独のグルメ』にも登場した手打ちうどんの名店「かるかや」がある。だが、テント屋根のスペースがあるとはいえ、ここで食べるのは過酷すぎ…。 「エクストリームうどんファンにとって、イケセイ(池袋西武の略)の屋上のかるかやは聖地の一つ。2月の吹きさらしの中でうどんを食べると、ここはややぬるのスープなんですが、相対的にあっつく感じる。また今日のような嵐の中で食べると、素朴な味がきわだちます」(エクストリームうどんマニア) というけど、どう考えてもまゆつば。…と思いきや食べてみたら美味かった! 筆者は釜あげうどんを食べたのだが、たしかに雨で身体が冷えているためか、妙にうどんが熱く感じるのだ。また七味もいつもより辛く感じる。 そしてテントの下には雨をよけるためにスズメたちが集まっており、こちらが動いても逃げる気配がない。まるでブッダな気分が味わえる。人も少ないので、すがすがしい気分で食べられる。 なんだろう、部屋のなかより厳しい状況なのに、妙に感がさえるというか、だからうどんが美味しい。気のせいだと思うけど。 「イケセイ屋上は、台風がきている時なんか最高です! ちなみにエクストリームうどんは台風が近づいてきている時の海の家、あとは雨の時の山小屋のうどんなんかで堪能するもの。ここのように大都会のまんなかで食べられるところはほとんどありません」(同前) もっと寒くなるし、雨も降るこれからの季節、池袋西武の上でのエクストリームうどんはいかが? 妙に胸が騒いでふだんとはちがったドキドキしたうどんが楽しめるので。 文/関本尚子

太ってる人と食事すると太ると学術誌が発表 肥満者に食欲のおすそ分けする特殊能力

■太っている人は特異能力者 太っている人と一緒に食事をすると、太ってしまう可能性があることが判明した。というか太っている人間は、共に食事をする人がついつい食べ過ぎてしまう、そんな特異な能力があるようなのだ。 ■大学研究チームが学術専門誌に発表! コーネル大学の研究チームが、学術専門誌「Appetite」に発表した。同研究によれば「ファットスーツ」という肉襦袢のようなものを着せ、太っているように見えた女性と、大学生82人をともに食事をさせた。 ビュッフェスタイルの食堂に肉襦袢を着せた女性を配置し、そこに学生を入れて実験。 ■太っている人をみるとついつい大食いに 条件を細かく分けているのだが、結果のみ言えば、学生たちはこの女性が皿に乗せていた料理の量に影響されるのではなく、その体型に影響を受けた。太っているように見えた女性が近くにいた時、学生はより多くの量を食べたのだ。 ■発動条件は“太っている人を見ること” まるで「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドなど、ジャンプ漫画の特殊能力っぽい…。ちなみにその能力の発動条件としては太っている人を“認識”していること。 ■万華鏡写輪眼なみに強力な“能力” 認識してしまえばその能力からは逃れることができない(…とそこまで厳密に調査されてない)! のだとすれば、万華鏡写輪眼なみに強力な能力だ。 筆者はBMI値28の肥満者なのだが、まわりの人たちに食欲のおすそわけの能力を発動していたとすれば、実に申し訳ない…。だが食欲のない人も、筆者のそばで食事をすれば、食欲が出てくるってことか…。考えようによってはけっこう役立つ能力なのかも! 太っているみなさん、あなたたちにはこんな幸せな能力があるんですよ! 文/鷹村優

東京駅の立ち食いそばはパワースポット! できるビジネスマンがコロッケそばで縁起をかつぐ

東京駅にある立ち食いそば屋が、サラリーマンたちの間で“パワースポット”とされている。仕事に縁起をかつぐ人たちに大変「よく効く」とされているのが、八重洲地下街にある立ち食いそばチェーン・梅本のあるメニュー。 ■企業幹部が縁起をかつぐコロッケそば 「ここで朝に提供されている、サービスのコロッケそばがいいんですよ! 現在は320円で中くらいのコロッケが2つものってくる。これに生卵を落とすと…ほら、笑顔みたいになるんですよ。お客さんに喜んでもらわにゃいけないだけに、縁起がいいんです」 と、こんな話を教えてくれたのは、都内で複数の居酒屋の飲食チェーンをいとなむ某社長。彼も人から店のそのメニューを教えてもらい、初心に戻りたいと思った時などに行くという。 「この店を教えてくれたのは、兜町の証券マン。彼なんかはこのそばを食べてれば、相場で外したことはないと豪語していました。最近はあんまり話を聞きませんが(笑)」(前出・社長) ■ニコちゃんマークな見た目…か!? 店に訪れて食べてみると、東京駅そばの地下というだけに、サラリーマンのお客さんが多い。このサービスのコロッケそばは朝11時までのモーニングメニュー。 食券を出して「おまちどうさまですー」と出てきたそれは、たしかに人の顔っぽい。だが、笑顔というよりは、できの悪いドラえもんというか、『不安の種』のお化けというか…。 ■2個のどでんとしたコロッケがうめえ! でもホクホクのコロッケが少しずつスープを吸い込んでいくのだが、はじめの1つはホクホク感がのこり、あとの1つはずいぶんとほぐれてくる。そんな違いを楽しみながら、そばをすすると、ちょっと元気になってくる! 「このコロッケそばのサービス自体はそんな古くないというから、パワースポットというには新しいかもですね(笑)。でも僕のまわりの社長業やってる連中も、教えてからはたまに食べているようです」(同前) とのことなので、効果のほどはあるようなないような。東京駅以外の梅もとでも、朝に“笑顔”のコロッケそばサービスをやっている。勝負にかけるあなた、朝はこんなファンシーなパワースポットで力をつけていかがでしょうか? 文/原田大

篠田麻里子様うなった東京拘置所グルメを実食レポ! プリズン牛丼、網走刑務所ビーフ弁当が絶品すぎ!

■マリコ様のプリズンカレーにファン殺到 本日10月4日、東京都・小菅の東京拘置所で「第3回東京拘置所矯正展」が開催、。開会式に元AKB48の篠田麻里子さんが登場、テープカットを行った。マリコ様はネットでも話題になったプリズンカレー(刑務所咖喱)、などを見て回り、そののち「マリコ様のアイビーム(視線)をあびたカレー!」として来場したファンが殺到している。 実際この拘置所矯正展には、多くのグルメ屋台が出店されており、マリコ様ファンにかぎらず、多くの来場者が舌鼓をうっていた。 ■マリコ様、臭い飯も見学なされる 中でも人気があったのは、やはりマリコ様の視線にさらされていた弁当。しかもこれ、いわゆる“臭い飯”と言われる、刑務所と同じ白飯7麦飯3のごはんが盛られている。カツがのって350円というリーズナブルな価格のため、早い時間に売り切れとなっていた。 ■網走刑務所和牛弁当が絶品! 筆者がありつけたのは、“ムショフェスマニア”からプッシュされていた和牛弁当、1000円だ。しかもただの和牛ではない。網走刑務所で育てられたA3の肉を使用して作られている。「刑務所物産のなかでも網走の和牛は絶品とは、一部でよく知られた話」(マニア氏)とのこと。 フェス会場の広大な芝生地のうえで(あまりに牧歌的な雰囲気なので、矯正展ではなくあえてフェスと呼ばせて頂きたい)、この網走刑務所和牛弁当を食べてみたのだが、絶品!  ステーキは適度に脂がのって、肉のむっちむち感も楽しめる。ソースはジュレになっている。また牛そぼろも上品な味付けで、肉の旨味がしっかり伝わってくる。これらがご飯となじんで、本当に美味いのだ。 ■松屋がプリズン牛丼を発売してた!? またびっくりしたのは、牛丼チェーン松屋、築地銀だこ、ラーメンチェーン珍来のケータリングカーが出ていたことが。松屋はプリズンカレギュウ、プリズン牛丼を提供! スタッフさんに「プリズン牛丼ください」と言うと「いえいえ、ふつうのプレミアム牛丼ですよ!」とのこと。 おお、看板をよく見ると、たしかに「プリズン」ではなく「プレミアム」だった、ガーン。仕方ないのでカレギュウを注文して食べた次第。隣では小学生ぐらいのお子さんを連れた家族が、プリズンカレー、焼きそばに舌鼓。「悪いことしてるとここに入れられちゃうぞ」なんて話が聞こえてきて、なぜか、いつもよりカレギュウが辛く感じた次第。 他にも、松屋や銀だこのようにムショとは直接的に関係ない、浪江焼きそば、牛たんつくねなども出ており、美味しそうな香りが会場中に漂っていた。“塀の中”にその香りが届かないだろうけど、もしか嗅いでしまったなら、シャバっ気が出ちゃうだろうなあ。 ■矯正展の目的は? 各地刑務所の受刑者たちが作った家具や革製品などの直販などをみて、筆者は石鹸を購入。ムショフェスマニア氏に楽しかったと電話したところ、 「このフェスは、犯罪もできない小市民である我々が、その生き方を再確認する場。犯罪しなくてよかったと。そんな高みからの幸福感を味わえる、数少ない場所」とのこと。 いや、そんなこと思ってないけど…うーん。本当の矯正展の目的は、矯正行政や施設の運営に対する近隣住民の理解を深めるためのイベント。刑務官の方々に頭のさがる思いをする、職務内容の展示などもある。各地の刑務所で矯正展が開催されているので、みなさんも調べてみてくださいね。美味しかったり、考えさせられたりと、すごいイベントなので。 文/もぐもぐ取材班

「アナ雪おせち」具材が地味すぎて話題に でも食育的には正しい素晴らしい内容!

大ヒット映画『アナと雪の女王』とコラボした「おせち詰め合わせ」なのだが、アナ雪ファンの間では「買う」「買わない」とけんけんがくがくの話題になっている。 かまぼこやはんぺんなど知られる食品メーカー紀文から発売される、「おせち詰め合わせ/アナと雪の女王」は税込み1万6200円。重箱のパッケージ前面にはアナとエルサ、周囲には雪の模様がプリント。アナ雪ファンならたしかにほしくなりそうな…。 「だけど、内容の料理はぜんぜんアナ雪じゃないんですよ! ごまめ、栗きんとん、かまぼこ、煮しめ…伝統的なおせちの構成。たった2枚、アナとエルサのプリントされたクッキーがついてくるだけ。もっとアナ雪感を出してほしかった」(日本で上映前からのアナ雪ファン) たしかに、発売元の紀文のホームページで写真を見てみると、実にクラシックな内容となっている。先のファンが説明した他に、田作り、数の子、紅白なます、伊達巻など、どれをとっても正しすぎるおせちの内容だ。別のファンからは「いくらアナ雪パッケージでも、これじゃあ子供は食べない」と言っている。 たしかに、アナ雪というにはパッケージとクッキー2枚、あまりに“ハリボテ”感がある。しかし、そうではないという声も。 「ディズニー側のしばりから内容のアレンジがしにくかったのだと思われます。だが、子供たちの食育にとってはうってつけの内容。最近ではこんなに地味というか、正しい内容のおせちは少ない。子孫繁栄を願う数の子、まめに働くの黒豆、五穀豊穣を願う田作りなど、そういった由来を教えてあげるいい機会」(フードコーディネーター) たしかに日本の正しいおせちの内容なんだから、むしろ評価するべきなのかも。 実際、アナと雪の女王ファンは20代が多いと言われているのだが、この世代、実はおせちが好き。2011年度のぐるなびの調査によれば、20代〜60代のなかでダントツ、34.8%が「好き」と答えている。そう考えれば、アナ雪も好きで、おせちも好きな人たちには、最高の商品なわけだ(うーん、なんで釈然としないのか…)。 ※参照/紀文ホームページ 文/関本尚子

ドカベン香川さんしのぶ「南海カツカレー」 生前「俺にピッタリで美味い」と舌づつみ

先月26日、心筋梗塞のために急死した元南海ホークスの香川伸行氏。29日に開かれた通夜には600人が参列、南海時代からのチームメートで現在はソフトバンクの小川史ヘッドコーチ、藤本博史打撃コーチ、加藤伸一投手コーチなど、球団関係者も参列した。 水島新司先生の漫画にあやかったあだ名は「ドカベン」、本人も大食漢で知られていた。ジャンクフードが大好きで、砂糖たっぷりの炭酸飲料、スナック菓子なども愛好していたという。 スポーツ紙デスクは懐かしそうに語る。 「香川選手が現役を引退した後に、91年頃だったか、一緒に食べに行った店があるんですよ。それが東京神保町をはじめ都内に数店舗ある『キッチン南海』。黒いルーのカレーが有名で、大盛りのカツカレーを食べて、香川選手も『これは美味しいね、店の名前も僕にピッタリ』だと喜んでいました」 キッチン南海はカツカレーの元祖説もある洋食屋で、創業して40年以上。また香川氏やデスク氏は知らなかったようだが、創業者が本当に「南海ファン」だったからこの名になったとも言われている。 2000年頃に急性腎不全をわずらい、数年間の療養生活を余儀なくされた香川選手。週に3回人工透析を行っていたというが、食生活は変わらなかったという。 「本当に食べっぷりのいい人で、見てるこちらも釣られてたくさん食べてしまう。南海のカレーを食べてる時に、そんな香川さんのことを思い出して、本当にさみしくなりました」(前出・デスク) 讃岐うどんの通信販売や、居酒屋経営など、食にまつわるエピソードも多かった香川氏だけに、こんなことから故人を偲ぶ人もいる。あまりに早すぎる死だった。 文/鷹村優
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