マンスリーアーカイブ 9月, 2013
相葉櫻井効果で冷蔵庫は売れる? 「グッズ」とみなすファンも
3日、朝の情報番組で、嵐の相葉クンと櫻井クンが出演する日立冷蔵庫の新CMのメイキング風景が放送された。
いつものごとく事前情報をキャッチしていたファンが録画した動画をネットにアップしたり、感想をツイートするなどして、朝からプチ祭り状態だ。
ここで一つの疑問がわいてくる。熱心にCMを見る嵐のファンは、冷蔵庫に日立のものを選んでいるのだろうか?
「冷蔵庫のような滅多に買い換えない家電製品は機能や置き場所などを考慮してじっくり品定めします。CMなどのイメージに左右される部分もあるにはありますが、決め手になるのは製品そのもののスペックになることが多いと思います。冷蔵庫は毎日の食事に大きな影響を与えますからみなさん真剣ですよ」(家電小売関係者)
では、相葉クンや櫻井クンのCMはあまり「効かない」ということなのだろうか。
「そういうわけでもありません。このCMを繰り返し見ることで日立の冷蔵庫と、相葉クンや櫻井クンのイメージはがっちり合わさります。微妙な違いしかない各社の冷蔵庫を比較する時、このイメージの融合は大きなアドバンテージになるでしょうね」(同)
さらにはこんな見方も。
「ご贔屓のアイドルがCMに出演している製品を「グッズ」とみなすヘビーなファンもいます。そういう人で、冷蔵庫の品質にこだわりが無かったら、嵐を理由に迷わず日立を選ぶでしょうね。なんとなくですけど、嵐のファン限定で使っている冷蔵庫のメーカーを聞いたら、日立がやっぱり多めになるんじゃないですかね?」(アイドルに詳しい月刊誌デスク)
冷蔵庫で迷ったらとりあえず日立……嵐ファンには、そんな考えが無意識のうちに植え付けられているのかもしれない。
(文/林田卓夫)
缶詰バーが人気で店舗を拡大中 温暖化でリンゴが甘くなる?
前日の気になる食べ物関連ニュースをつまみ食い!
缶詰バー「ミスター・カンソ」、出店攻勢 FC軸に海外進出も(産経新聞)
豊富に用意された缶詰をつまみにお酒が飲めるバー「mr.kanso」が急速に店舗を拡大中で、外資と組んでアジアにも進出しようとしているとのこと。家で缶詰を肴に飲むと侘しさが募るのに、飲み屋として缶詰を提供されると不思議と味のある店になるのだから不思議なものです。見たこともないようなレア缶詰で一杯やりたい、という気持ちは分かりますが。
温暖化でリンゴ甘く 初めて味の変化裏付け(産経新聞)
温暖化の影響でリンゴが甘くなった、と農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所(茨城県つくば市)などのチームが発表したのだそうだ。
調査チームは1970年以降、長野や青森の研究施設が集めたりんごの品質と、同時期の気象データを分析。80年〜2010年までの30年間で年平均気温が1度ほど上昇し、りんごの糖度が5%増えたことがわかったのだという。
リンゴが甘くなったことはいいことだが、温暖化のデメリットと釣り合いが取れるのかというと……
韓国の蒸留焼酎“火尭”、米ハワイを魅了(中央日報)
「火尭(ファヨ)」という純韓国式の蒸留焼酎がハワイに進出したとのこと。
毎年800万人もの観光客が世界中から訪れるハワイは、食品業界にとって「世界の食べ物の展示場」とも言われているのだそうだ。ここでお披露目すれば、他地域進出の足がかりになると考えたのだそうだ。
ところでこの「火尭」、「火で治めた尊いもの」という意味らしく、焼酎の焼の字を分解してつけた名前なのだとか。「ネ申」みたいなノリですね。
(文/編集部)
ミズタク松田龍平の地味すぎる素顔 女性ぎらいでオタクゲーマー?
NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のある登場人物がネットで大人気となっている。それは俳優・松田龍平(30)が演じる「ミズタク」こと「水口琢磨」だ。メガネで無精髭を生やしたクールなマネージャー役なのだが、この人物が登場するたびにTwitter上では“ミズタク祭り”が起き、女性たちが大騒ぎになるほど。
そんな女子からの熱い視線を一身に受けている松田龍平、その私生活はかなり地味なものだという。
「09年に結婚したモデルの太田莉菜との間に娘さんがひとりいます。この子と遊ぶのが一番楽しいみたいですよ。典型的ないいパパ(笑)。彼はめちゃくちゃモテるんですが、そんな芸能界のビッチからの誘惑も振り切って、しっかり家に帰ってるみたいですね」(女性週刊誌・記者)
弟の松田翔太と言えば、沢尻エリカをはじめ多くの芸能人と浮名を流していただけに、ずいぶん地味なプライベートだ。
「女遊びもしないし、彼はもともとオタクなんですよね。芸能界でもトップクラスのゲーマーとして知られており、独身時代もチャチャラ遊ぶよりも、家でゲームばかりしていたんですよ。女の子に誘われても『新作ゲームが出たんで』なんて言っていたとか。弟の松田翔太くんとは大違い(苦笑)。今は娘さんと遊ぶために、さすがにそこまでゲームをしていないようですが」(同前)
聞けば聞くほど好感がモテる男…。そんなオタクな性格の彼なのだが、その真面目な性格は芸能界でもかなり好かれているという。嵐の松本潤とも同級生なのだが、松潤が好きな男友達ランキングでもトップの方なんだとか。
スキャンダルも出なそうな彼だけに、ますます応援したくなっちゃいますね!
(文/天田ゆずる)
山形「芋煮界」に新たな動き 塩味投入は宮城への宣戦布告か
恒例のジャンボ芋煮鍋が登場
9月1日、山形市内の河川敷で「日本一の芋煮会」が催された。直径6メートルの巨大鉄鍋に芋煮の具材を入れて、ショベルカーなどの重機で調理し、客に振る舞う豪快なイベントだ。
ちなみに芋煮会とは、芋や肉、キノコなどを鍋にしたものを河川敷で食す行事で、主に東北地方で秋ごろに行われている。山形は特に芋煮会が盛んな地域の一つである。
何やらキナ臭いことに……
山形で食される芋煮は、醤油で味付けし、肉は牛肉を使うのが一般的とされる。しかし、今回の「日本一の芋煮会」では、新たな挑戦として、塩で味付けした鍋も登場。訪れた人々が食べ比べをしようと、2つの鍋の前には長い列ができたようだ。
だが、このイベントに対し、宮城出身の男性(45歳)は何やら隠されたメッセージを読み取ったようだ。
「芋煮と言えば宮城県、味付けは味噌以外にはあり得ません。山形が山形風芋煮として醤油味を楽しむのは別に構いませんが、次に投入するとしたら味噌味でしょう。それを敢えて塩味にしたというのは、明らかに「宮城外し」を意識しているとしか思えません」
そ、そうなんですか……この男性の愚痴は止まらない。なんでも、「日本一の芋煮会」に馴染みのない塩味まで引っ張り出してきたのに、あえて味噌味は外す、これがあてつけのようで気に食わないらしい。
「そもそも、この「日本一」に毎年ひっかかるものがあるんですよ。芋煮といえば、豚肉、味付けは味噌。これが日本一美味い。あのイベントは「日本一の山形風芋煮会」と名前を変えるべきですよ」(前出の宮城出身の男性)
ならばあなたが音頭をとって宮城でも日本一の芋煮会イベントを開けばいいのでは、と考えてはしまうが……。芋煮会の具をめぐっては、こうした正統争いが時折勃発する。これもまた東北の秋の風物詩なのかもしれない。
毎週食べるんだってさ
ところで、昨日NHKニュースに登場した「日本一の芋煮会」に訪れた山形市の男性は「ことしも芋煮のシーズンが始まったという感じです。これからの季節、週末は必ず芋煮会を開いて楽しみたい」と話していた。
なんと「週末は必ず」である。山形にはこれが当たり前なのかもしれない。ならば、これはさすがに山形が日本一を名乗ってもいいのではないだろうか……
(文/林田卓夫)
KARAのハラが熱愛説を釈明 山形では重機で芋煮を調理
前日の気になる食べ物関連ニュースをつまみ食い!
熱愛説のハラが釈明「イ・スヒョクと食事した理由は…」(中央日報)
日本でも知られる韓国の女性アイドルグループKARAが、先月30日に報じられた、俳優との食事デートについて事務所が釈明のコメント。なんでも、スクープされた相手の俳優イ・スヒョクは、熱愛ではないと釈明するのもおかしいほど親しい兄と妹の関係、とのこと。韓国のネットユーザーは「信じていいのか?」「釈明したことが怪しい」「釈明が真実ならいいのだが」などと複雑な気持ちを顕にしている様子。
石巻で水産復興特区始まる 漁協に入らず企業が漁業参入(朝日新聞)
漁協に入らなくても企業が漁業に参入できる水産復興特区が昨日より石巻でスタート。漁の効率化や漁師の高齢化問題解決の切り札として期待の声がある一方、自営の漁師の仕事が奪われる、伝統的な漁の文化が失われるなど、懸念の声もあり、紛糾の上に決まった制度。スタートで、地域にどのような変化が生まれるのか。
山形で「日本一の芋煮会」(NHKニュース)
直径6メートルの巨大鉄鍋やショベルカーを使って調理する恒例の「日本一の芋煮会」が山形で開かれた。具について隣県と小競り合いになりがちな芋煮、みなさんごぞんじの芋煮の具は何でしょう? それ以前に全国でみれば芋煮自体を知らない人の方が多いという話も。
(文/編集部)
生け簀居酒屋の危なすぎる実態!? 抗生物質漬けの魚に気をつけろ!
「あくまで一部なんですが、生きた魚なんかを泳がせている生け簀居酒屋に気をつけた方がいいです」
そう語るのは、消費者団体のスタッフだ。それにしても、なぜ生け簀居酒屋に問題があるのか。
「当然ながら商売としては、コストを下げなきゃいけない。でも生きた海水魚を飼っておくには、ダミーの海水などの確保が必要で、それにけっこうコストがかかるんです。それをいかに下げるかが問題なんですよ」(前出・スタッフ)
たしかに一部の生け簀居酒屋では、けっこうどんよりした水の中を魚が泳いでいたりするわけだが…。
「だから汚い水で魚介が病気になったりしないように、エサなんかは抗生物質をまぜたり“企業努力”をしているんですよ。その方がコストが断然下がりますから。ただ、それが消費者にとって本当にいいかはわからないですけどね…。おまけに病死した魚を冷蔵庫に入れておいて、客に出す店があるんですよ」(同前)
海のそばの生け簀のある飲食店と違って、都心にあるそういったお店にはそういった対策が必要だし、商売としてそういうことをする可能性はあるのかも。とはいえ、“薬漬け”の魚じゃあそそられないし、死んだ魚を食わされちゃこちらとしてはたまらない。
まあ一部の飲食店の話だけれど、それでちゃんとやってる生け簀居酒屋が、そういう目で見られちゃかわいそうですよね。
(文/柿田牡蠣)