Facebookやツイッターで絶対やりますよね、元恋人の近況チェック。でもあれに、うつ傾向へのリスクを高めるという恐ろしい研究結果が…。
■700人の学生への調査で判明!
米国ミズーリ大学のマーガレット・ダッフー教授らが7調べたところによれば、Facebookで古い友人や元カレ元カノがなにをしているか見ることにより、嫉妬が喚起され、うつなどの悪い影響を引き起こすとのこと。
700人超の学生を対象にして、彼らがどのようにFacebookを使い、どう感じているのか調査を行ったもの。『Computers in Human Behavior』誌上で報告を行った。
■SNSストーカー行為は精神的逆襲を
さて当然、ふつうにFacebook見ているだけならば問題ない。あくまで、昔の思い出に固執してのSNSストーキング行為が、かえって我々に大きなダメージを与えるということなのだ。
ダッフィ教授によれば「Facebookは多くの人にとってはポジティブなものですが、もしも他人と自分をくらべるような使い方であれば、ネガティブな効果を持つかもしれません。Facebookユーザーはその危険性に注意して、そういった行為は避けるべきです」と語っている。
■昔の知人の活躍や幸せぶりは嫉妬を引き起こす
いまでは距離が離れてしまった人が幸せだったり、バリバリ働いている様子を見ると嫉妬が生まれてしまうというわけ。嫉妬は自分に跳ね返り、うつっぽくなるんだったらたまらない。
研究結果を見なくとも「あるある」な話だけど、筆者も元カレのSNSストーキングはやめようと思った次第です。くそーアイツ勝手に幸せになりやがって! あ、この気持がダメなんですね。
参照/ミズーリ大学
文/高野景子