2012年の「ミス・インターナショナル」グランプリ授賞者の吉松育美さん(26)が、芸能プロ幹部氏から嫌がらせを受けていたと告発した事件に、水面下であらたな展開があったと言われている。しかものそれは彼女たちが逆転されてしまうのではないか、という事態だという。
「吉松さんサイドのマット・テイラー氏にはある大物の後見人がいたと言われています。警察やアウトロー界でも有名な紳士だったんですが、この人が病で倒れたんです。彼はさまざまな業界からの“防波堤”になる人でしたから、この人物の影響力が弱くなったのはマット氏にとっては痛手。ひいては吉松さんにとってもそうでしょう」(実話誌記者)
先日は、この事件で芸能プロ幹部氏側と言われる、石井和義(現・教義)館長が、ブログで反論をくりひろげた。そもそもはマット氏が芸能プロ幹部氏に債権1000万円を払わなかったために生じた誤解だという。
「吉松さんは、この(芸能事務所)幹部から『ストーカーに遭っている』と主張されていますが、事実と異なります。彼が追いかけているのは、東京地裁での裁判で債権1000万円が確定したにも関わらず、支払わずに逃げ隠れしている債務者M氏です。彼がM氏の居所を探し回ったことが、M氏と日夜行動を共にしている吉松さんへのストーカー行為にすり替わったのです」(石井館長ブログより)
事件はますます混迷を深めているようだ。
文/原田大