新型コロナウィルスに負けないためには良質の睡眠 良い眠りが体験できる話題の「睡眠カフェ」に行ってみた!

0

「睡眠カフェ」といえばテレビやWEBメディアでも盛んに取りあげられる人気スポット。良質な睡眠は免疫力を向上させるとも言われており、このカフェに大きな注目が集まっている。

「ネスカフェ 睡眠カフェ」は、2019年3月に東京・大井町にオープン。施設内にはベッド6部屋とリクライニングチェア4部屋があり、近隣の企業のサラリーマン、羽田空港からの旅行帰りの人、地元の年配客など幅広いファンに利用されてきた。東京都の緊急事態宣言下では営業を自粛していたが、6月1日より完全予約制、衛生管理の徹底、滞在時間短縮のため部屋を少なくして「チェアーでの30分のナップコース」のみとなったが、そんな営業体制変更のもとで再開にこぎつけた。

良い睡眠と良い寝起きがセットに

待望の再開となった同カフェで人気コースの「ナップコース」(30分の仮眠体験+コーヒー1杯 750円 ※税抜)を体験してきたのだが、まさかこんなにもぐっすりスッキリ眠れるとは!

この日体験した部屋は、人間工学に基づいて作られたフランスベッドの「レザーリクライニングチェア」の部屋。受付は明るいのだが、睡眠するスペースに入ると、ラグジュアリーなレストランのような雰囲気で、心地よく暗い。そしてかすかな水の流れる音がする。これは森や川の自然音で眠りを誘うハイレゾ音源対応スピーカーによるもの。

案内された「レザーリクライニングチェア」だが、背もたれを倒し、足元をあげることで、フラットにも近い状態にすることができる。こういった椅子でありがちな腰にだけ負荷がかかり、長時間寝ていると痛い、といったこともない。体重を均等に分散してくれるのか、座っただけでリラックスできそうだ。

と、ここまでは心地の良い眠りのための仕掛けなのだが、睡眠カフェが素晴らしいのは起床のための仕掛けもある点だ。各コースのシーンに応じて、カフェインレスコーヒーもしくはカフェインを含むコーヒーを提供し、コーヒーを飲み分けることによる良質な睡眠・仮眠へのアプローチが可能になっている。

今回の「ナップコース」では、仮眠を取る前にカフェイン入りのコーヒーが提供される。はじめにそのコーヒーを飲んでおくことで、15~20分の仮眠をとり終わった頃に、ちょうどカフェインが体内に吸収され交感神経が優位にくるために、シャッキリと起きることができるのだ。

当日筆者は疲れ切っていたので、ぐっすりと眠れたのだが、起きられるかだけが心配だった。しかし、変に頭が重い、ボーッとするといったことなく、起きることができたのだ。こんなカフェ、職場の近所にも欲しいなぁ。

お得な定額チケットも

スタッフに話を聞いてみると、近隣のサラリーマンなどの間で口コミで広がり、常連となるお客も多いそうだ。また、意外なのはこれまで羽田空港からの海外旅行客といった需要もあったそうだ。時差ボケになった頭をここでしゃっきりさせて帰路についていたという。他にも眠りの浅いお年寄りや主婦の方といった地元客も多いとのこと。今は席数を制限した再開になっているが、家よりも上質な睡眠がとれる、そのため様々な“眠り”を求める客が来るというわけだ。

特におすすめなのだが、定額チケットや、品川区内にお住まいの方や勤めている方向けの品川区割。定期的に来られる距離にいる方なら、絶対にオトクな価格設定となっている。

ちょっと遠くてなかなか行けないという方は、睡眠カフェのスタイルにならって昼寝の前にコーヒーを飲むだけで、目覚めが良くなるということだけでも覚えておくのがおすすめ!

<ネスカフェ 睡眠カフェ 大井町店>
【住所】  〒140-0014 東京都品川区大井1丁目7−7 K-2ビル5階
【定休日】 年末年始及び土日祝
【営業時間】9:00~18:00です。
【HP】 https://suimin-cafe.jp/
※完全予約制

<新型コロナウィルスへの衛生管理と対策>
・店内での滞在時間短縮のため【チェア30分コース】のみ同時間帯2名様までの利用となっている。
(店舗の衛生管理)
・数時間毎の窓換気30分以上の実施
・従業員の勤務前の体調管理チェック
・従業員のマスク着用
・睡眠サービス前後の従業員のアルコール消毒ならびに店内共用スペース
(入り口の扉、お手洗い等)のアルコール消毒
・お客様用アルコール消毒液の設置
・空気清浄機の常時運転
・ウィルス除去スプレーの使用
・チェアブースの不織布交換