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梅雨が明けるとビールが美味しい夏シーズン到来! しかし、連日猛暑の中過ごしていると体力の低下から食欲も落ちてしまうことも…。毎日台所に立つものとしては、時間をかけずサッと作れる時短メニューは強い味方。サンサス商事の『きねうち麺 冷麺』は、わずが50秒で生麺が茹で上がる、極細なのにコシが強いという独特な食感の麺らしい。しかも、100日の常温保存ができるので冷蔵庫スペースの心配も必要ない商品とは…? 大きな期待で胸を膨らましながら、さっそくためしてみよう。
こだわり生麺の命は秩父市の銘水! そば粉を使用した美しい極細麺はわずか50秒で茹であがる
サンサス商事株式会社(東京都港区)は1973年創業、小さな古い工場のスペースを借り独自の麺を作れる機械を開発し常温保存ができる“きねうち製法”を発明。その後麺の製法特許を取得した。1981年、美味しい水と定評のある秩父市に工場を建設し、昔も今も変わらず添加物を使用しない麺づくりを続けている。
facebookでは、うどん・きしめん・そば・冷麺の中から直感で1つ選ぶサンサス占いが登場し、麺のこだわりが半端ないのも頷ける。
冷麺は、19世紀初頭から朝鮮半島で誕生。鈴薯でんぷんや緑豆粉など配合して麺が作られ、本場の韓国冷麺は麺が細いほど高級で美味しいと言われている。今回紹介する『きねうち麺 冷麺』(2食入りスープ付6パック・希望小売価格 税込2,592円・発売中)も約2~3㎜の極細麺タイプ。
原材料は小麦粉とそば粉を使用しているため、盛岡冷麺のような麺の白さはなく少し黒味がかった色が特徴だ。
ご対面の次は、早速調理に取り掛かろう。
酒粕保存された麺を沸騰したお湯に入れ、50秒ほどで茹でた後、湯切りをし冷水で素早く洗う。ぬめりもなく、麺が水の中で泳いでいるようだ。
真夏は水道水がぬるくなるので、氷水でしめると一層美味しくなるらしい。
具材は冷麺に合う水キムチ(大根白キムチなど)やりんご、きゅうりなどをトッピングし、冷水230㏄の水に添付されているスープと辛みの素を好みで溶かしてかけたら完成。
きねうち麺シリーズは、ゆでてから時間が経過しても伸びない製法だから料理する気持ちに余裕が生まれるのもうれしい。
気になるお味はいかに…さっそくいただきます!
鶏ガラのあっさりとしたスープは、これだけでも十分美味しい。しかし、今回の最大ポイントはコチュジャン入りの「辛味の素」。実は、辛いのが苦手な記者… 少量ずつ混ぜながら辛すぎないかとヒヤヒヤしていたが、全部入れたほうがさらに美味しくなることがわかった。
スープ全体に醤油ベースの旨味と濃厚な魚介エキスが広がり、りんごや梨の甘みやリンゴ酢の酸味が一口飲んだ後のさっぱり感を引き出してくれる。酢独特のきつ過ぎない酸味もちょうどいい。
極細麺は手で伸ばしても切れにくく、口の中でかみ切れる程よい弾力さ。細麺はスープによく絡み合いとても食べやすかった。辛味の素を全部入れると舌にピリピリとした感覚が長めに続く強さだったので、苦手な人は半量でいいかも。
一般的な盛岡冷麺のような力強い弾力さではなく、程よい歯ごたえやあっさり味が好きな人にはおすすめしたい。
夏だから食べたい! 食材を生かしたアレンジ冷麺
シンプルに食べがちな冷麺だが、少し気分を変えたい人は同社の公式サイトに公開されている“おすすめレシピ”をご覧あれ。極細麺のみを使用した「トマトゼリースープの冷麺」はトマトジュースをゼリー状にしたアレンジメニュー。暑い夏だからこそ食べてみたい一品である。
購入はオンラインショップから。また、全国KALDI店舗では、夏季限定で麺(スープ別売りタイプ)も販売中。
こちらの麺は少し太めタイプ、この夏食べ比べてみるのも面白いかも。