もはや全国区になったラーメン二郎、安くてボリュームいっぱいで美味しくて…みんなを幸せにしてくれるラーメン二郎。しかし新社会人、新入生が入ったばかりの場所では、イビリなどに使われるラーメン二郎ハラスメント、通称「ジロハラ」も報告されている。絶対に許せない!
■先輩に二郎ばかり食べさせられる毎日
「自己紹介の時に好きな食べ物はラーメン二郎ですって言ったら、先輩たちがおごってくれるのが二郎やインスパイア系ばかりに。しかも大ブタで全マシにしろって言うんです、ただうちは営業職なのでニンニクだけは抜きなんですが…。食べた後はトイレにも行きたくなるし辛い」(営業職 男性 23歳)
この男性の会社は歌舞伎町近くにあるために、ラーメン二郎歌舞伎町店が近く、それが“悪用”された形だ。たしかに二郎は、量が多いことからチャレンジの遊びに使われることもあるが、あくまで美味しく食べてほしいというのがお店側の願い。それを無碍にする行為なのは間違いない。
■会社ではジロリアンとしてしか扱われない…
「会社の飲み会で先輩たちに『こいつジロリアンなんですよ〜』とかよくネタにされますね。会社の年配の方だと『ラーメンっていうのはな、細麺で澄んだスープが』とかそういう話されるし、二郎好だって言わなきゃよかったですよ(笑)」(銀行員 男性 25歳)
これぐらいならジロハラとは言えないまでも、「ジロリアン」としてイジられまくるのは、ちょっと辛いかも。
■二郎を食べさせて、飲み代をやすくあげるセコい先輩も
また4月24日、ラーメン二郎仙台店店主が公式のメルマガで「学生さん達! 私が大学生の頃所属していたサークルみたいに、二郎食わせてから、新入生を新歓コンパに連れて行き、ブヒを浮かせる卑劣な行為やめましょう。楽しく、美味しく、気持よく奢ってあげてください。先輩の力の見せ所です!」と配信。
まさにその通り。二郎は人々の口を幸せにするためのものであり、誰かの悪意やマウンティングに使うものではないのだ! 三田本店の格言のとおり、二郎を食べるときは「LOVE&PEACE」で!
文/鷹村優