8月1日、お笑いコンビのU字工事が首都圏のスーパー「オーケー」4店舗を1日かけて巡回した。JA全農とちぎによる栃木県産米「とちぎの星」のPRイベントで、2人は栃木米のアンバサダーを務めている。港北店を皮切りに北山田店、新用賀店と回り、最後にたどり着いたのが横浜のみなとみらい店だった。全日程を終えた2人の表情には、大きな満足感が浮かんでいた。
整理券は朝のうちに終わっていた
写真撮影会の整理券は「とちぎの星」の購入者が対象で、各店先着50名。ところが最初の店舗に着いた朝の時点で、すでに配り終わっていた。「もう整理券が全部終わっていたので、皆さん買ってくれたんだろうと思いました」と2人は振り返る。
売り場には「キラリと光る美味しいお米」と書かれた紺色のぼりが立ち、その足元に5キロ袋が積み上げられていた。精肉や総菜のケースに挟まれた通路に青いパッケージがまとまって置かれ、それだけで買い物客の視線を集める。
会場で目についたのは子どもの多さだった。「今日は小学生くらいの人が多くて」と益子さん。別の店舗では2人と写真を撮り、感動のあまり泣き出してしまう子もいたという。
試食の反応もよかった。「みんな美味しいって言ってくれて、一人のおじさんは、おかずいらないって言ってくれた」。米だけで満足できるという評価は、2人にとっても印象に残ったようだ。家族連れを中心に、小さな子どもから年配の客まで年齢層は幅広かった。
「俺も栃木なんです」 横浜で聞こえた地元の声
会場は神奈川と東京。それでも声をかけてくる客の口から、栃木の地名が何度も飛び出した。「俺も栃木なんですよ」「僕は宇都宮です」。U字工事に宇都宮の細かい住所まで教えてくれる人もいたという。
前日の反響も届いた。2人が出演するとちぎテレビの旅番組「U字工事の旅!発見」は毎週木曜夜の放送で、イベント前日の7月31日がその放送日にあたる。「昨日テレビ見たよ」「面白かったよ」と感想を伝える人たちや、RADIO BERRYの冠番組「U字工事のSORRY SORRY」を挙げる人もいた。栃木のローカル局の番組名が、横浜のスーパーで次々と口にされる。「こっちで見て、聴いていてくれて嬉しかった」と福田さんは話す。
ライブの話題も相次いだ。少し前に横浜で公演があったばかりで、「横浜のライブ行きましたよ」「今度あるライブ行きますよ」と伝えてくる客も多かったという。「浜っ子でもいけるなと思いましたね」と嬉しそうに語った。
冷めてもうまい 2人が推すご飯のお供
肝心の米については、2人とも同じ点を挙げた。粒が大きく、冷めても味が落ちない。「炊きたてが美味しいのはもちろんなんですけど、お弁当でも美味しい。それがすごくいいポイントだと思います」と益子さんは説明する。
「とちぎの星」に合うご飯のお供について、2人におすすめを尋ねると、益子さんがまず挙げたのは梅干しだった。「熱中症予防にもなるし、今は梅干しの季節かもしれない」。次点はふき味噌。道の駅や物産センターに立ち寄ると瓶を買って帰るほどの好物で、全国を回る仕事柄、産地ごとの違いにも詳しい。「味噌が強いところとか、ふきが強いところとか、地域によって結構違うんです」、それがこの米によく合うという。
福田さんが挙げたのは、生卵と各地のふりかけだ。卵かけご飯にその土地のふりかけをかけると、行った先ごとに味が変わる。「そうすると、いろんな土地の味になるんで、いろんなところを楽しめます」とのこと。
ガラポンはハズレなし
他にも、イベントでは4店舗で店頭販売と写真撮影会が行われ、「とちぎの星」5キロごとにハズレなしのガラポン抽選会も実施された。景品はU字工事のオリジナルマグカップやエコバッグ、「とちぎの星」のノートやコースターなど。買い物客の足を止める仕掛けが並び、多くの人が参加していた。