タテ読みマンガアワード2025 国内1位は「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」、佐野雄大は推し作の単行本発表にガッツポーズ

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「今までいろんな場所で数々のパフォーマンスをしてきましたが、今日は過去イチといっても過言ではないくらい緊張しています」
INIの佐野雄大はステージに立つなり、そう打ち明けた。2月18日、東京・KONAMI esports 銀座 studioで開催された「タテ読みマンガアワード 2025」授賞式。審査される側として幾多のオーディションをくぐり抜けてきた彼が今回立ったのは、審査する側の席だった。

スマホで縦スクロールして楽しむタテ読みマンガのNo.1を決めるこのアワードは、コミックナタリー(株式会社ナターシャ)が主催するユーザー参加型のマンガ賞で、今回が第2回の開催となる。12月1日から22日にかけて行われた本投票には約12万票が集まり、「国内作品部門」「海外作品部門」それぞれのランキングが決定した。

国内作品部門の1位に輝いたのは、天壱・STRAIGHT EDGE・SORAJIMAによる「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」。海外作品部門の1位は、Mon・Antstudio・Kim Roahによる「今世は当主になります」だった。


ゲスト審査員として登壇した佐野とぱーてぃーちゃんは、ノミネート作品からそれぞれ特別賞を選出。「INI佐野雄大賞」にはGaeの「枯れた花に涙を」が選ばれた。授賞式の場でこの作品の単行本発売が発表されると、佐野はガッツポーズを見せ、「モノトーンで落ち着いた感じで、あまりないような作画。単行本でも楽しめるということで、今年一番うれしいお知らせですね」と声を弾ませた。推しポイントを問われると堰を切ったように語りだし、「苦悩のあるラブストーリーってリアルな心情に訴えかけられている感じがして、場面ごとの心情を考えるのがすごく好き」と、まくしたてるように熱弁した。
一方の「ぱーてぃーちゃん賞」に輝いたのは、江藤俊司・フウワイ・土田健太ほかによる「俺だけ最強超越者〜全世界のチート師匠に認められた〜」。トロフィーを原作者の江藤俊司氏に手渡したぱーてぃーちゃんの3人は、そのまま今後の展開について江藤氏に質問攻めを繰り広げた。「普通こういう話って師匠が一人しかいないけど、この話は始祖が106人もいて、導入から心奪われちゃいました」(すがちゃん最高No.1)、「兄弟愛、師弟愛みたいな絆が私たちにも通じるところがある」(金子きょんちぃ)と、ガチファンぶりを惜しみなく披露した。

今年度から新設された事務局特別賞は、ストーリー賞に緒之「コータロー君は嘘つき」、キャラクター賞に岸馬きらく・酒ヶ峰ある「ラスボス少女アカリ〜ワタシより強いやつに会いに現代に行く〜」、演出賞に明生チナミ「四度目の夫」がそれぞれ選ばれた。

授賞式の終盤には、佐野とぱーてぃーちゃんが4人でパーツを分担し、一人のキャラクターを完成させる「みんなで描け!縦割りドローイングゲーム」企画も実施された。くじ引きで「天才の魔王」というテーマが決まり、佐野が描いた目に信子が「メガネダサすぎんだろ!」とクレームをつける一幕も。佐野が「マガーリン」と命名すると、「ほぼガガーリンじゃん」と突っ込まれ、会場は笑いに包まれた。
主催のコミックナタリー・坂本恵編集長は「各サービスの垣根を越えて新たな作品に出会える場を作りたいという思いからアワードを創設した。タテ読みマンガに詳しくない方にも、ランキングがガイドとなれば幸いです」と話した。

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