ガンバレルーヤまひるが県知事にギャグで反撃! とっとり・おかやま新橋館リニューアルイベントで

2県によるコラボアンテナショップとして注目を集める「とっとり・おかやま新橋館」が4月25日リニューアル。鳥取県と岡山県が共同で開設したもので、2014年に東京・新橋駅前にオープンするやいなや人気を博し、昨年度は42万人の来客を記録している。

そんな同ショップがオープンから10周年を迎えたことによるリニューアルで、店舗の運営には、岡山県のデパート「天満屋」が参加。岡山では世界的なブランド品から地元の果物まで、最高の品ぞろえを誇っており、そんな百貨店のノウハウを生かし、鳥取・岡山の魅力を首都圏に売り込んでいくという。

今回のリニューアルでは、汐留に近く新橋の中心街であるという立地を活かし、歩道に面する部分にウィンドウディスプレイを設置。また店内には両県の映像を流す大型モニターも備え付けられている。商談や移住などに関する相談、オンライン会議等に活用できるオンライン対応の多目的スペースがあるなど、鳥取・岡山の自慢の特産品だけではなく、両県の魅力を効果的にPRできるようになった。

実際に店内の商品を見てみると、農産物、海産物、乳製品、お酒、岡山県の名産のデニムなどどれも目をひくような魅力的な品物ばかり。調味料コーナーには、温暖な気候により良質の大豆、小麦がとれることから、名品として知られる岡山県のローカル醤油も揃っている。さすが天満屋という商品もあり、ノンアル・ローアルコールクラフトビール専門の醸造所で、国内外から注目を集めているが、なかなか手に入りにくい「シラフティ」のサワーエールなどもある。




今回のリニューアルオープンのセレモニーでは、弓浜絣のゆかた姿の鳥取県の平井伸治知事、デニムのスーツに身を包んだ岡山県の岡山県の伊原木隆太知事が登壇し、リニューアルを記念したテープカットを行った。また、お笑いタレント・ガンバレルーヤ、フィギュアスケーター・高橋大輔さんも登場。ガンバレルーヤのまひるさんが鳥取県大山町出身で、高橋さんは岡山県倉敷市出身だ。

そんな両者がリニューアルを記念し、お互いの県のイメージを基に考えた、架空の“ご当地丼”を実食。岡山県側から鳥取県をイメージしたご当地丼は「砂丘沿いの食堂のテラス席で食べるので心なしかジャリジャリした食感だけど、それがなぜかクセになる通称『砂丼』」。鳥取県川から岡山県をイメージしたご当地丼は、「桃太郎が鬼退治に出かけた後おじいさん・おばあさんがこっそり食べた、子どもにはまだ早い『大人のどんぶり』。

鳥取県の「砂丼」の“砂”は桜エビとパン粉で作ることによりジャリジャリとした食感を活かしたものになっており、ベニズワイガニでインパクトを出しつつ、鳥取和牛のローストビーフも加えた豪華な逸品だ。この丼を食べた平井知事「押すな、押すな丼ですね…」とダジャレを披露(「砂」「押すな」の“すな”がかかっている)。

岡山県の『大人のどんぶり』は特産・千両ナスの蒲焼丼に見せかけて、和牛のローストビーフやサワラ、ウニ、イクラといった豪華な食材を隠したもの。ガンバレルーヤ・まひるさんも「食べ進めると宝も見つけたような気分になる、本当のぜいたくの宝箱という感じがします」とコメント。

平井知事と伊原木知事はイベント中、ガンバレルーヤも爆笑するほどの、ギャグを交えたトークで会場をわかせた。またトークセッションのラストでは、平井知事がゲストに謎かけをする場面も。

平井知事が「高橋大輔さんとかけまして、とっとり・おかやま新橋館ととく。その心は開店(回転)して飛躍します!」と言うと、まひるさんは「私からもひとつ!平井知事とかけまして高橋大輔のスケートとく。その心は…」と逆襲。平井知事は「2人ともスベるでしょう!」と見事に返して笑いを誘った。

今回のご当地丼は5月6日(月)までの期間限定で、とっとり・おかやま新橋館のレストラン「ももてなし家」にて販売するという。限定丼だけではなく、シーズンごとに両県の魅力のつまった商品がそろうこのアンテナショップ、リニューアルを期に、さらなる注目を集めそうだ。

  • 【参考】
    とっとり・おかやま新橋館

    所在地:東京都港区新橋1-11-7新橋センタープレイス
    営業時間:
    1階ショップ:10〜21時
    2階ビストロカフェももてなし家:11〜22時(ラストオーダーは21時)
    2階の情報コーナーと相談コーナー:10〜18時
    定休日:12月31日〜1月3日

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    編集部: