英国のリンカンシャー野生動物公園では、寄贈されたオウム目のヨウム8羽が、下品な言葉の悪態を連発する問題を抱えている。このヨウムたちは、来園者や職員に向かって大人も顔をしかめるようなを吐き、子どもたちに悪影響を及ぼす恐れがある。そのため、一般公開から外されたり、群れから隔離されたりする措置がとられている。
同園の責任者スティーブ・ニコルズ氏は、ヨウムたちが悪態をやめるようにリハビリを試みていると語る。その方法として、悪態をつくヨウムを暴言を吐かないヨウムの群れに戻すというものがある。ニコルズ氏は、この作戦がうまくいけば、悪態をつくヨウムは群れの仲間たちのように、「電子レンジの音や車のバック音のようないい音」を学習してくれるかもしれないと期待する。しかし、もしも暴言を吐かないヨウムが下品な言葉を覚えれば、「アダルト鳥園と化すだろう」とも述べる。
ヨウムは人間の言葉や物音を聞こえた通りにまねる能力があり、知能の高さは霊長類やクジラ、イルカにほぼ匹敵すると考えられている。ニコルズ氏によると、悪態はいつもほぼ同じ口調や状況で発せられ、前後の言葉を伴わないことから、ヨウムにとって特にまねしやすいという。また、悪態をついた後に高笑いすることもあるという。
同園では、来園者には大きな警告の看板でヨウムの言葉に注意するよう呼びかけているが、これまでのところ苦情は1件もないという。実際のところ、過去の実態は「オウムをののしる来園客の方が、客をののしるオウムよりもずっと多かった」とニコルズ氏は言う。
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