元祖ブラック無糖の25周年記念缶『UCC BLACK無糖 ブルーマウンテンブレンド リキャップ缶』の特別感!

 

かつてコーヒーは砂糖とミルクを入れて飲むものだった。缶コーヒーも同様。カフェなどでブラックを頼む人でも、それを缶でとは思わなかったのだ。その流れを変えたのは25年前で、「UCC BLACK無糖」だった。あの時の衝撃、今でも覚えている。そして今回紹介するのが25周年記念でブルマン採用の『UCC BLACK無糖 ブルーマウンテンブレンド リキャップ缶』だ。

 

酸味と苦味のバランスと絶妙なコクに、高貴なブルーマウンテンの香りが加わって感じる、コーヒー味の王道和音

UCCブランドは昭和の時代から愛される、喫茶店のコーヒーに近い味仕立てが特徴だ。苦味はあるが酸味もあり、そのバランス感で美味しく飲ませるという手法は、王道で、本来のコーヒーの美味しさを思い出させてくれる古くて新しい味。

今では無糖ブラックの缶コーヒーなど珍しくもなんともないが、その文化を日本に生み出したのが「UCC BLACK無糖」である。自販機で購入して味わえるブラックコーヒー。かつてブラックに目覚めたばかりの記者は、その現実にしびれてしまったのである。

原材料名がシンプルの極み

そんな「UCC BLACK無糖」登場から四半世紀、人間でいえば25歳。その長年の愛顧に答えて登場したのが、UCC上島珈琲『UCC BLACK無糖 ブルーマウンテンブレンド リキャップ缶』(275g・希望小売価格 税抜168円・2019年9月2日発売※数量限定)である。

ミルクで汚されていないコーヒーの美しい水色

無糖で美味しければ、それに越したことはない。カロリーはゼロだし、糖分の心配もしなくていい。ダイエット実践者にとっては願ってもないことである。

 

 

そんなブラック缶の新製品は高級希少品種のブルーマウンテンを主軸にブレンドされた。しかもその豆はただ輸入したものではない。1981年に日本のコーヒー業界で初めてジャマイカ・ブルーマウンテンエリアに直営農園を開設し、40余年、ブルーマウンテンコーヒーの品質を栽培段階から追求し、日本市場への安定供給に邁進した成果のブルーマウンテンコーヒー豆なのである。

 

 

ただでさえある歴史に、さらにストーリーのあるプロフィール。これはもう期待値はマックスである。それでは飲んでみよう。

リキャップ可能なスクリューキャップをひねると漂ってくる優雅な香り。シンプルだが確実に上質なコーヒー感を感じるこの香り。明らかに普通のブルマンと違う! そのまま口に持っていって、グビリ。これはスキッとした美味しさ。キレが際立つシャープな味わい、キリッとした強すぎない苦味にボディーを構成する酸味が加わり、ナイスバランス。

天然水を使用し、高温と低温、二つの温度で焙煎するという面倒をわざわざ実践している理由がわかる、特別な香りだちと味、コクの絶妙バランスである。スーッと喉奥までスムーズに入っていき、五臓六腑に染み渡るのがいい。そう、実に飲みやすい濃度でもあるのだ。

原材料はコーヒー、以上。潔い。香料の雑味もないから、すごくクリア。そしてリキャップ可能ではあるけれど、開けたてのこの美味しさを失いたくなくて、ついつい全部飲み干してしまった。やはり「UCC BLACK無糖」で長年培った技術のすいが、ここに込められているのだろう。

入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。

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清水 りょういち: