「カルピス」ブランド初の機能性表示食品として2017年の登場以来、メタボ世代の心強い味方として君臨している『カラダカルピス 500(機能性表示食品)』(消費者庁届出 届出番号:D278)。ただその認知度は”体脂肪を減らす”けれど甘くて美味しいという画期性ながら、あまり高いとは言えなかった。そこでパッケージをリニューアルし、重要な機能説明動画を著名な映画監督に撮らせるというアクションを起こした。
機能性をしっかりわかれば、この美味しさは果てしなくありがたくなる!
これまでカルピスなどの乳性飲料は砂糖を多く使うため、ダイエットの敵とみなされることが多かった。しかし近年乳酸菌は腸内環境を改善し、人間の体にさまざまな好影響を与えることから、必ずしも100%敵ではないという風潮になってきた。
とは言え、やはり糖質やカロリーが高いと、メタボ人にとってはなかなか抵抗がある。今までも少なからずカロリーオフ製品はあったが、味の面ではどうしても我慢しなくてはならない部分があり、継続するのが困難だったのが現実だ。
そんな中登場してくれたのが、アサヒ飲料の『カラダカルピス 500(機能性表示食品)』(500mlPET・希望小売価格 税抜160円・発売中)。2017年に登場したこの製品は、「カロリーゼロ」であり、糖質(炭水化物)も1本で4gというダイエット者にとっては画期的なもの。
しかしあまり店頭で見かけない、ただ最近たまに見かけるようになった、というのが世間の温度感だと思う。しかし必ずしも”体脂肪を減らす”機能性表示食品であり、美味しさは酸味を控えた懐かしのふんわり甘いカルピス味で、のどに何かが少しだけ残るというメリットはあまり伝わっていないように思える。
そこで改めて、アサヒ飲料は「メカニズム映画祭」と銘打って、名だたる鬼才映画監督に依頼して、機能説明動画を映画化させるという奇策に打って出た。
それでは映画作品を楽しみながら、『カラダカルピス 500(機能性表示食品)』の革新性をおさらいしていきたい。
第1弾「idle time(アイドルタイム)」(監督:山下敦弘)
“1日1本「継続」することで体脂肪に変化が見られる”をテーマに「リンダ リンダ リンダ」、「ハード・コア」を生んだ娯楽性と作家性を感じさせる映画監督、山下敦弘がメガホンを取った。
体脂肪を減らすというメリットを得るためには継続が必要なのはよくわかる。
そこで一番問題になるのは味だと思うが、カルピス好きの記者にとってもかなり優秀な味に仕立てたと思う。酸味を強くしすぎず、昭和の夏休み感のある甘みをしっかりと出し、ゼロカロリーなのにカルピスとしての美味しさを追求した姿勢に拍手を送りたい。
第2弾「カントリー ライフ」(監督:瀬田なつき)
ボトルに「よく振ってお飲みください」という表記があるのは、底に沈殿物があるから。それは乳酸菌。
なので振って飲まないとありがたみが半減してしまう。
使用されているのは独自の乳酸菌CP1563株。それ由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)が、体脂肪を減らす機能があるのだそう。
そうした「沈殿物」をテーマに、映画監督・黒沢清に師事、「PARKS パークス」やSKE48、いきものがかりのMVも手がけたことで知られる女流監督が制作した。
第3弾「ROCK ‘N ROLL」(監督:片山慎三)
ポン・ジュノや山下敦弘作品の助監督を経て、監督として作り上げた長編映画「岬の兄妹」をスマッシュヒットさせた片山慎三が、「粉砕」をテーマに描いたラブストーリー。
粉砕した乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10‐HOA)が体内の脂肪燃焼工場に働きかけることで、『カラダカルピス 500(機能性表示食品)』は肥満の体に良い影響を与えるという特徴がある。
第4弾「ファミリータイプ」(監督:沖田修一)
脂質代謝の活性化することで”脂肪が燃焼する”という『カラダカルピス 500(機能性表示食品)』の特徴「燃焼」をテーマにメガホンを取ったのは、「南極料理人」、大ヒット作「モリのいる場所」を手がけた沖田修一監督。
活性化の実感というものは飲んですぐ訪れるものではないし、そもそもダイエット自体を『カラダカルピス 500(機能性表示食品)』に全面的にお任せというのは無理のある話。
普段から自分で燃焼する生活をした上で、この『カラダカルピス 500(機能性表示食品)』に助けてもらうというのが正しい使い方だろう。
上記の映画作品で改めて機能について考えることによって、よりこの美味しさがありがたくなることは確実だと思う。入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。