とどまる所を知らない、無糖炭酸ブーム。その火付け役となった老舗炭酸ブランド「ウィルキンソン」から、このたび無糖フレーバーウォーター『ウィルキンソン タンサン ティー』が登場! カロリーゼロの強炭酸×紅茶はどのようなハーモニーを奏でるのだろうか?
キンキンに冷やして飲みたい無糖紅茶のフレーバーウォーターは後味がいいね!
無糖炭酸水の戦国時代とも呼べる昨今。しかし、炭酸水といえばちょっと前まではウイスキーなどアルコールの割り材として存在し、直飲みするということは珍しかった。そんな中で、2009年頃よりハイボールブームが到来しはじめると、ハイボールの割り材として需要が拡大。その結果「ウィルキンソン」ブランドの認知度も高まり、炭酸水の販売がアップして家飲みをする際に余った割り材を飲んで「そのまま飲んでも、意外といける」という声が増えた。
そこに、それまで瓶のみの販売だったアサヒ飲料「ウィルキンソン」が2011年に「ウィルキンソン タンサン」をペットボトルで発売したことで炭酸水がより身近なものとなり、一気に炭酸水ブームを加速させたのだ。「ウィルキンソン」ブランドは、2008年から11年連続で伸長を続けているというからすごい。
王道のプレーンから、グレープフルーツやレモンなど様々なフレーバーが発売されている「ウィルキンソン」ブランドに、今回仲間入りしたのが『ウィルキンソン タンサン ティー』(500mlPET・希望小売価格 税抜 95円・2019年4月16日発売)。「ウィルキンソン」ブランドの特徴でもあるパワフルなシュワシュワとした強炭酸に、メインターゲットとしている20代女性に向けて、華やかな紅茶のフレーバーを掛け合わせた。
えんじ色で、なんとなく紅茶を連想させるパッケージ。無糖なのでもちろんカロリー、カフェインともにゼロ。ただ、紅茶の香りを出すために香料は入っている。
見た目はサラサラした無味無臭の水のようだが、キャップを開けるとやさしい紅茶の香りがしてくるのでなんだか不思議。そしてコップに注ぐと急に暴れだすパチパチとした炭酸の泡、これぞ「ウィルキンソン」の醍醐味という感じだ。このような見た目と味のギャップもまた透明飲料が世間にウケている要因の一つだろう。
まずは口の中で力強く弾け飛ぶ強炭酸に口の中を支配されるが、後味で無糖紅茶の味わいがかすかに追いかけてくる。コップの中同様、口の中でもシュワシュワと強炭酸が暴れ回る。
最初のうちは無糖スパークリングウォーターの味がメインだったが、飲んでいくごとにふわっと紅茶の風味を感じるようになったという感じ。しかし、紅茶は味覚としてというよりは香りのフレーバーという役割を担っているように思う。
どちらかというと無糖炭酸水上級者向けの味わいかもしれないが、口の中がさっぱりする後味や無糖炭酸界の王者ともいえる「ウィルキンソン」と華やかな紅茶の香りとのコラボが気になる人はぜひ試してみてほしい。
全国のスーパーやコンビニで発売中。