海外セレブがダイエットのために活用しがちなのが、カリフラワーやブロッコリーを刻んでライスの代わりにするというカリフラワーライス、ブロッコリーライス。記者も以前から体重に難があるので試していたが、作るのがとにかく面倒。そんな時救世主のように現れたのが刻んだ状態の冷凍食品として登場した『トップバリュ お米のかわりに食べる カリフラワー/ブロッコリー』だ。糖質量はお米の1/25〜1/22って凄すぎないか!?
ライスの1/25〜1/22の糖質となる驚異のライス代替食材。さて、問題の味はどうなのか?
糖質制限ダイエット/ロカボ食などではとにかく目の敵にされがちなライス。糖質を減らそうと思ったら、ご飯を減らさないというのは非常に難しい。そんな中、海外では普通に冷凍食品にカリフラワーライス、ブロッコリーライスという形でヘルシーなダイエット食材として米粒サイズに刻んだ状態のそれらが売られているのだという。
ところが日本では…。実はこの今回紹介する『トップバリュ お米のかわりに食べる カリフラワー/ブロッコリー』も去年の11月に発売されていたのだが、全然店頭で見かけなくてどうなっているの? と思っていた。ところが最近近所で見つけて、改めて購入したところ、実に使いやすい。これは紹介しなければと遅まきながら今回の記事となったわけだ。
実は記者は夫婦揃って体重に問題を抱えているので、すでにこのブロッコリーライスおよびカリフラワーライスは実践していた。普通に青果店で購入して、「ぶんぶんチョッパー」という紐を引いて切り刻むタイプのフードプロセッサーを使って。
実際に食べてみると、これが結構美味しい。もちろんライスとは別物なのだが、特にブロッコリーは食感がいいので、食べやすい。最初のうちはやはり青臭さが気になったので、軽くバターなどで炒めるとまた食べやすい、というか美味しい。
そのため、我が家ではけっこうな確率でブロッコリーライスは登場する(カリフラワーより安いし)。とはいえ100%ではなく、通常ライスと半々にすることが多い。ライスも玄米や穀物多めにしてみたり。もともと1/22の糖質量なので、それが半分にしたとしてもかなりの糖質オフだからだ。実際に低カロリーをうたっているライス用食品もあるが、意外と1/4をカットする程度なのが現実なので、この数字は奇跡的と考えていい。
ただこれ、とにかく刻む手間がけっこう面倒。手で切り刻んで妻がキレそうになったので「ぶんぶんチョッパー」を導入したが、それでもけっこうな手間なのだ。普段は固茹でして冷凍して、必要な分だけ解凍・カットして使用している。
それでは実際に調理して『トップバリュ お米のかわりに食べるカリフラワー/ブロッコリー』を食べてみる!
今回はカリフラワー/ブロッコリーライス入門に最適なカレーライスで試してみた。これは我が家でもなんども登場しているが、鉄板である。糖質オフ的にはラーメンなどと同様、カレーライスはなかなかにアウトメニューだが、ルーを少量にして、市販のカレー粉を使うことで糖質オフ化は実現できる。その上でカリフラワー、ブロッコリーとくれば、かなりの好成績低糖質メニューとなるのだ(ジャガイモは控えめに)。
イオン『トップバリュ お米のかわりに食べるカリフラワー』
まずは見た目で入門しやすいカリフラワーライスからスタート。なぜなら見た目が白いから。ライスに近いビジュアルなので、とっつきやすい。そしてメニューをカレーライスにしたのは、スパイシーで風味のごまかしがききやすいから。本当は半分を本物のライスにすればもっと完璧なのだが、今回はせっかくなのでフルカリフラワーで挑戦だ。
使用するにはレンジでチンする必要がある。600Wで3分10秒。ただこれ、1/2量での時間なので注意。1袋使うなら倍にする必要がある。写真はあまり手本的とはいえないが、なるべく平らにならしてレンチンしたい。やりながらコツを覚えたが、袋の状態で軽く揉むと冷凍フレーク状態なので扱いやすいことが分かった。
見た目は一瞬白米。
よく見れば違う。カレーをかけると一瞬カレーライスに見えなくもない、遠目で見れば。食べてみると、少し柔らかめのご飯で作ってしまったカレーライスという感覚だが、明らかにまずいというものでなく、さほど抵抗感なく食べられる。
イオン『トップバリュ お米のかわりに食べる ブロッコリー』
実は個人的にオススメなのはこちら。自力で作るときも見た目は緑色だけれど、食感が良くて食べた時に美味しく感じたのがブロッコリーだった。
こちらの使い勝手は非常に良く、カレーライスにすると見た目はかなりエスニックなものになるが、慣れると普通に美味しい。通常ライスと混ぜると、野菜多めのカレーだなあと感じて食が進む。
バターやごま油などとの相性も良く、ピラフ、チャーハンはかなり美味しくて驚くと思う。見た目はグリーンなのだけれど、しっかりコリッとする食感が満足感をアップさせてくれるからだ。目を閉じて食べて美味しいのは、明らかにこっち。見た目が緑っぽくない風味なのは緑色のブロッコリーの方なのだ。
基本的にはそのまま食べるよりも、油を使った料理の付け合わせなら、数回食べれば慣れられるし、美味しく感じるようにもなったので、まずはシンプルすぎないメニューからチャレンジしていくのがおすすめだ。
入手は全国の 「イオン」「イオンスタイル」「ダイエー」等イオングループの店舗で可能だ(※ 一部地域、店舗によって取扱いがない場合あり)。