多くの観光客が訪れる「観光立国」長野県。しかし、訪れた人の意見を総括すると食べ物やお土産に関する満足度があまり高くないことが判明した。そこで、長野県愛が強く移住も計画している柔道家の篠原信一氏の呼びかけの下、「信州のお土産開発」プロジェクトが始動。試行錯誤の末開発されたのが、きのこのオリーブオイル漬『Oli-noko(オリノコ)』である。
オリーブオイルはマイルド系。そのまま食べられるきのこの味わいと食感が魅力的
長野県の魅力は観光だけでなく、きのこの生産・消費量全国1位、全国長寿ランキング男性2位、女性1位などの健康面が挙げられる。
「信州のお土産開発」プロジェクトはこれらの関連性に注目し、長寿の秘訣はきのこにあり! と分析。長野県の新たな魅力発信のため、きのこを使った新商品を開発した。
それが『Oli-noko(オリノコ)』(160g・税別600円)だ。長野県立大学の小木曽ゼミ※や長野県内各企業が3か月にもわたる試行錯誤を繰り返し、このたびついに発売に至った。
※「食と健康」をテーマに信州の食資源の活用方法を研究し、信州の食や栄養学に関心の高い学生が集まる
コンセプトは「健康」。低カロリーかつ食物繊維が豊富なきのこは、体を内側からキレイにしてくれるだけでなく、ビタミンやミネラルなどの栄養素も多く含んでいる。そこに、抗酸化作用がありアンチエイジングに効果的なオリーブオイルを合わせることで、まさに健康に嬉しい商品に仕上がっているのだ。
オリーブオイルに漬けたことできのこの旨味や香りが引き立ち、味わいは洋風な仕上りに。そのまま食べてもおいしいが、サラダやパン、パスタなどと合わせても美味しく食べられる。瓶から取り出せばすぐに使えるのが嬉しい。
オリーブオイルの風味・香りときのこの旨味でおつまみとしてそのまま食べてもおいしいし、アレンジメニューも楽しめる。
しかも食べる人の健康を気遣う思いやりまで込められているので、まさにお土産にはぴったりだ。
使われているきのこは、エリンギとブナシメジ。今回はパンの上に乗せて食べてみた。
ポピュラーながらも、オリーブオイルに漬けたことで、きのこのしんなりとした食感とコリコリとした食感が共存しており、普段口にする味わいと違う魅力を楽しむことができる。更にニンニクの香りが食欲をそそり、ピンクペッパーの爽やかな風味も合わさり…これは美味しい!お好みで魚介や野菜などを加え、アヒージョのように火を入れても美味しく食べられそうだ。
家庭用はもちろん、県外の知り合いへのお土産用にもありがたい一品。長野県内のお土産屋さんや、『銀座NAGANO』(中央区銀座)で発売中。