北海道・札幌の名店の、濃厚味噌まみれ太麺による旨味の洪水に降参! 『けやき 札幌味噌』

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1999年の開店以来、行列の絶えない名店として知られているのが、北海道・札幌に本店を置く人気店「けやき」。同店の監修のもと、生まれたのが『けやき 札幌味噌』。濃厚味噌スープと太麺が人気の味わいをどう再現しているのか、食べて検証してみたい。

 

太くてプリプリな麺をしっかり再現、生姜の効いた味噌スープの味わいに感動!

古くは全国に味噌ラーメンの美味しさを広めた札幌ラーメン。その味わいは今や国境をこえて愛されるまでになっている。そんな土地に1999年に生まれたのが北海道・札幌の人気店「けやき」。現代的に濃厚味にアップデートしたその新札幌ラーメンともいうべき味わいは、札幌名物として大人気だ。

日清食品『けやき 札幌味噌』(135gうち麺70g・希望小売価格 税抜276円・2019年1月29日発売)はその味わいを再現した名店監修カップ麺。さて、再現のほどはどうだろう。

麺は太麺のノンフライ麺。湯戻し時間は4分。ノンフライ麺のお約束ではあるが、湯入れ時に先にスープなどの油モノを入れてしまわないように注意。麺がほぐれなくなってしまうからだ。なので事前に入れるのはかやく2種のみ。はキャベツ、味付肉そぼろ、人参、ネギ、キクラゲだ。

時間が経ったらフタをめくり、何も入れずにまずかき回して麺をほぐすべし。実際けっこうほぐれにくかった。何度かかき回してしっかりほぐれたところでスープ2種を投入。液体スープの方はかなりドロドロ。

それではスープからいただこう。スープはポークベースだが、魚醤が入っているせいか、海の香りもする。一口飲むと、もう旨味の大洪水。これはすごい、濃厚な味噌の味わいにポークの旨味が合体して、非常にうまい。

問題の麺にいく。こうした太麺はカップ麺の苦手とするところ。ノンフライ麺は果たして吉と出るか、凶と出るか。

ツルツル、プリプリ、プチっという小気味いい食感に感動。生麺のような太さで、しっかり中まで湯戻しされており、黄色い麺が実にうまい。これは弾力、コシともに申し分ない。そしてこの太麺が力強くスープを絡め取り、口の中に運んでくれる。

かやくのキャベツも大きくて、生感がある。チャーシューは細切れ謎肉タイプだが、ひき肉のような食感でこれも旨味追加に一役買っている。税込でおよそ300円はカップ麺としては高いが、この味わいなら十分納得するはずだ。

入手は全国のファミリーマートで数量限定で可能だ。

 

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